月次報告書 2018-11
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-04-30
留学種別
推薦
生活編
カナダ留学四ヶ月目

カナダに滞在して約四ヶ月が過ぎました。ようやく生活と授業、周りの環境に慣れたと感じています。カナダに来たばかりの頃をよく思い出します。授業に対する大きな心配や不安はありませんでした。センテニアルカレッジの語学コースELLの授業は、神田外語大学でのALTの先生方による、FreshmanEnglish、AcademicWritingやReadingの授業と難易度は異なるものの、雰囲気等に大きな差はありません。カナダの文化、イベント、マナーなどを授業を通して教えてもらえるのでとても楽しいです。しかし、人とのコミュニケーションを取ることが苦手な私にとっては、授業以外の全ての方がより授業のようでした。スーパーに行っても、レストランに行っても、ルームメイトとご飯を作っても、SNSで連絡を取り合っても、常に英語を介して行うことに異常なほど緊張していました。寮の部屋に帰っても私に話しかけないで欲しいとさえ思ったこともありました。今でも英語を話す前や話している時には、頭の中はフル回転で英単語や文法のことを一番に考えています。そこで、慣れたと感じたのは、失敗することに慣れたのだと気がつきました。自分から英語で話しかける度胸も付いてきました。私自身が変わりつつあるのかもしれません。他の人には何気なくできることでも、頑張らないとできないことが多い私にとって、この四ヶ月という時間をかけたおかげでまた次のステップに進めそうな私と、私のコミュニケーションスキルは、向上していると確信できます。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
カナダ ドル
94.89円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,046 99,255円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 5,200 493,428円
交通費 0 0円
通信費 45 4,270円
食費・その他 554.65 52,631円
合計 6,845.65 649,584円
授業編
Integrated Core Skills Inter 4
総合的な英語技能
語学(英語)
2420分
主にリーディングスキルとライティングスキルの向上を目的とした授業ではありますが、クラスメイトと話す機会が最も多い授業でもあります。課題として行った問題の答えについて、話し合いを求められますが、何を話し合ったらいいのか全くわかりませんでした。英語を話すことが不得意だからなのではなく、意見が全く出てこないからです。このようなことは、他の授業を通しても常に感じていたことでした。それが最近、少しずつではありますが、何気ない感想を口にすることが出来てきたのではないかと思えるようになってきました。会話をする時間が長くなってきたように感じます。考えてみると中学、高校、大学の授業の中でも意見が無いことに困った経験があったことを思い出しました。自分の中に新しい発見をしました。
Communication Skills Intermediate ELL 407
コミュニケーション技能
語学(英語)
1430分
今月は課外授業として消防署を訪れました。その日はカナダに来て初めて雪が積もった日でした。そのせいか、消防士の方から説明を受けている間、何度も出動要請がありました。日本の消防署を訪れたこともありましたが、特別異なるところはありませんでした。私たち生徒は事前に用意してきた質問をしてそれにより得た情報を元に、後日グループごとに先生の前で感想や意見を交換しました。プレゼンテーションとは異なり、事前に話す内容を決めたり、丸々暗記することは出来ません。そして、グループの全員が同じぐらいの量を話すことが求められます。私は事前に準備をすることが出来ないディスカッションがとても苦手で、授業中に行われるディスカッションでさえも毎回緊張してしまいます。イメージトレーニングなどしてみたものの、やはり自分から話し始めることはとても勇気のいることで、話を振ってもらうまで話すことは出来ませんでした。また一つ、自分の向上できるところを見つけることが出来ました。
Enhanced Academic Skills Intermediate ELL 504
専門的な英語技能
語学(英語)
990分
主に、モジュールごとに新しい単語を学んでいくという授業ですが、十一月にもなり回数を重ねると、どのようなジャンルの単語が私にとって覚えにくいかわかるようになってきました。また、英語の本を読むことは英語力の向上に対して非常に良いと気づきました。本には知らない単語だけでなく、表現、難しい文法等がたくさん載っています。読解力に加えて、小論文を書く力の向上にもなります。英語学習に適する本を尋ねると、先生は親身になって教えてくれました。語学力を身につけようと取り組むと、まず単語を覚えて、問題を解いて、と考える人が多いのではないかと思います。私もそのうちの一人です。しかし、日常生活の中で当たり前に行なっていることを英語に変えて行うだけで、異なる側面から英語を学ぶことができるのだと感じました。私の場合、本をよく読むので英語の本を読むように変えてみようと思います。
Lab
コンピュータ
語学(英語)
550分
今月は、全ての授業を通して関係代名詞の活用法を学びました。そして、LABで課される課題も他の授業で学んだ関係代名詞の活用法を反復練習することができる内容のため、徹底して関係代名詞の活用法を定着させることが出来ました。毎時間が個人作業のため、授業に出席しなくても課題を行うことができると考え、だんだんと欠席するクラスメイトが増えてきました。地味な作業が多い授業ですが、決められた時間に決められた場所に訪れ、与えられた時間内に課題を終えるという能力は、社会の一員として働く時に求められる能力ではないかと考えられます。