月次報告書 2014-08
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2014-08-01 ~ 2015-05-31
留学種別
交換
生活編
アメリカはすべてが規格外。

飛行機での長旅を経て、20日にようやく大学に到着した。 [オリエンテーション] 最初の一週間は世界各国から来たInternational studentと共に大学のシステムやアクティビティなど、オリエンテーションが行われた。一番多いのはノルウェー人と中国人、そしてカナダ人やドイツ人などいろんな国の学生がいる。 何よりもコンコーディアに着いて思ったのが、キャンパスがでかい。広い。 私の寮はキャンパスの中心に位置しているのでどこへ行くにもアクセスはいいものの、それでも迷う。 そして全ての建物の名前がなぜかノルウェー語なので読めない、発音が出来ないという事態が続いた。 「あなたの寮はどこ?」と毎日のように聞かれるが、自分でも合っているかわからない発音でなんとか乗り切っている。 アメリカの新入生歓迎会はかなり盛り上がる。在学生も相当な練習をしていていて、熱の入りようが日本とは桁違いだ。 コンコーディアでは一人づつにチーム番号が振り分けられていて、オリエンテーションの期間はそのチームで行動する。そして、各チームごとにチームの掛け声があり、他のチームとキャンパス内ですれ違う度に大声でそれを発声する。ちなみに私のチームの掛け声はスポンジボブからとった台詞にチーム名をつけた「Who lives in a pineapple under the sea, Club T3!」である。また、新入生全員にBeanieと呼ばれる帽子が配られ、それをその期間は被る。 [服装] 朝、夜は結構冷え込む。日中は半袖で過ごせるものの、常に1枚ジャケットや羽織るものを持って生活している。 こっちは半分以上の学生の普段着がコンコーディアのTシャツであったり帽子、ジャケット。日本でいういわゆる売店にもいっぱいグッズが売られている。KUISでもKUISグッズを販売したら売れるかな? [生活] ルームメイトはアメリカ人、音楽専攻で映画大好き。毎日ベッドの上でパソコンを開いて映画鑑賞をしている。他の人たちの部屋へ行ってみるとテレビやソファや冷蔵庫、そして電子レンジなどそろっているが自分たちの部屋には何にもない。なんせ彼はメールで I am going to bring nothing special.と言っていましたから。 なので基本的に必要なものは自分で調達。International Studentのオリエンテーションで職員がショッピングモールに連れていってくれたのでそこで日用品は揃えた。 [食事] さて、食べることが大好きな私にとって食事はもっとも至福の時である。 ダイニングサービスではビュッフェ式だ。パン、フルーツ、ヨーグルト、ハンバーガー、ピザ、サラダ、タコス等々いかにも体重を増やしてくれそうな食べ物が並んでいる。そして美味しい。食後には日本では考えられない甘さのデザートも食べられる。最近の私のお気に入りはワッフルを焼いてフルーツとバニラアイスと共に食べること。 [施設] 食べてばかりいると日本に帰ったときに誰だか分からなくなるので、運動は欠かせない。コンコーディアには大きな体育館が2つとトレーニングジム、そしてプールがあり基本的に朝から晩まで使える。プールへは何度か行っているが、建物内にはサウナもある。 [授業] そして、ついに授業初日を迎えたわけだが、難しい。とりあえず難しい。 英語をかなり勉強していったにもかかわらず英語がわからないという緊急事態。 それもそうだ、普段使う日常会話ならまだしも専門用語が出てくるのだから。 数日間いろんな授業を受講したが私の場合は社会学と歴史の課題が膨大な量なので、とりたいビジネスの授業は断念した。 そんなこんなで毎日課題に追われる日々ではあるが充実した生活を送っている。 授業のないときは基本的に課題だけれども、金曜の夜や休日は同じフロアのアメリカ人と雑談したり 車でキャンパス外へ連れて行ってもらったり、楽しいアメリカ生活を過ごしているので、みなさんご安心を。 来月、これを書くときには課題なんて慣れたよ。と言っていられたらいいな。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 387 39,501円
水道光熱費 0円
学費・教材費 401 40,930円
交通費 0円
通信費 0円
食費・その他 221.12 22,570円
合計 1,009.12 103,001円
授業編
Social Problems
社会学(社会問題への提議)
講義(英語)
100分
社会問題について社会学の観点から学ぶ週2回の授業。 初回の授業なので、社会学とはどういうものか?どういう分野で活躍できるのか?を学び、 生徒が思う社会問題をいくつか例取り上げ、それをもとに定義づけやディスカッションを行った。 毎回ReadingAssignmentが出され、約30ページほどの文献とテキストを授業までに読む。 2回目以降は生徒が振り分けられたChapterを10分程度のプレゼンをしながら授業が進められる。(各授業4人程度) また、毎週小テストがあるので気が抜けない。 講義の内容は大体理解できるものの、生徒が発言した内容を聞き取るのが難しく、 社会学の専門用語が飛び交うこともあるので予習が欠かせない。 講義を履修している学生は3年生が多い。
American English Language,Culture Ⅱ
ELLクラス
語学(英語)
70分
International Student(中国・ケニア・ベトナム・パキスタン・ナイジェリア・メキシコ・ベネズエラ)の学生と共にアメリカ英語や文化を学ぶ週3回の授業。 授業のカリキュラムはある程度決まっているものの、毎回話が広がり1つのトピックで1時間を費やすこともある。 生徒の英語力はかなり高く、アメリカの高校を出た生徒やアメリカ在住の人などもいる。 また、どの学生も発言力が高く、政治や教育の話になると議論が治まらないときもしばしば。 英語ネイティブではないので、英語のアクセントに癖があり、特に中東からの学生の英語は聞き取りにくい。
United States in Perspective since 1865
アメリカ近現代史
講義(英語)
70分
アメリカの近現代史について、南北戦争の終盤あたりからの内容を学ぶ週3回の授業。 授業内容としては毎回出されるReading Assignmentをもとにディスカッションや講義が進められる。 課題は毎回テキスト20ページほど。授業ではトピックに関連した法律やスピーチを中心に講義が行われる。