月次報告書 2014-12
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学期間
2014-02-01 ~ 2015-01-31
留学種別
交換
生活編
台湾・高雄市~11ヶ月目~

12月の最初の週は中国語の授業がお休みで、大学の授業も空きがあったので、台東という台湾の東側へ旅行に行きました。台東は山と海に囲まれていて、自然豊かな場所でした。春や夏は熱気球を飛ばしたり、とても盛り上がるようですが、冬でも空気が澄んでいて、景色がとてもきれいでした。太平洋を見渡せる公園や、波や風の浸食で出来た変な形の岩や、台湾で一番最初に整備されたサイクリングロード、田んぼの風景など、台湾の違った一面を見ることが出来ました。 その他にも、華語中心が主催した半日旅行にも参加し、ライチ染めやパイナップル狩り、日本人が100年も前に建てた鉄橋などを見に行きました。 文藻大学はキリスト教の大学なので、校庭には大きなクリスマスツリーが飾られ、キャンパスの中もイルミネーションできれいに飾り付けられています。毎晩たくさんの人がツリーの前で記念撮影をしている様子が見られます。 12月でも気温は朝晩で15度くらいで、日本と比べるとそれほど寒くはありませんが、台湾は暖房がないところがほとんどなので、日が当たらないと結構寒く感じます。 年越しの瞬間は、寮の窓からも至る所で上がる花火を見ることが出来ました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
台湾 台湾ドル
3.4円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 1,191 4,049円
通信費 180 612円
食費・その他 7,110 24,174円
合計 8,481 28,835円
授業編
正規華語初階三級
中国語
語学(地域言語)
1800分
今月からまた新たな学期が始まり、クラスメートも少し変わりました。今学期は6人の日本人と、ポーランド人、カナダ人、フィリピン人、ベトナム人が1人ずつの10人のクラスです。 東南アジアの人の中国語を聞く機会がなかったので、少し新鮮な感じです。 今月は十二支と性格や適職の関係と、仕事中の事故についての記事を学びました。毎回の課の終わりに一人ずつプレゼンテーションを行います。今学期のプレゼンは原稿を見ないで行わないといけないので難しいですが、レベルアップになるいい機会に感じます。
口譯入門
翻訳入門
語学(地域言語)
500分
日本語のニュースを聞いて中国語に翻訳しました。一字一句をそのまま訳すのではなく、中国語でおかしくない文に直すのが大変でした。 そのほかには、N1程度の文を聞いたり、ことわざや慣用句の翻訳をしました。ことわざや慣用句は日本語と中国語が全く違うので難しかったですが、面白いです。
從平面媒介看日本大眾文化
マンガ概論
講義(日本語)
500分
萌えについてと、キャラクターのイメージカラーと役割、少女マンガとマンガ家大友克洋、浦沢直樹について学びました。イメージカラーと役割は前学期のアニメ概論でも学んだのですが、台湾の学生にも色と役割のイメージが結びついているんだな、と思いました。少女マンガの先駆けも手塚治虫で、少女マンガは独自に発達しただけではなく、少年マンガに与えた影響も少なくないということを学んだ。大友克洋という人は世界へ日本のアニメ進出の先駆けだったことや、浦沢直樹と手塚治虫の関係など、今まで全く知らなかったことを学んだ。
泰語(一)
タイ語(一)
語学(地域言語)
500分
スペルの規則と転調、母音の変形について学びました。 母音が無くなったり、変形したりするのを覚えるのが大変です。スペルの規則が何通りもあるので難しいです。また、発音も似ているのに違う字だったりして難しいです。 単語テストがたまにあるので、覚えることがどんどん増えていって大変です。 ただ中国語からタイ語になった単語や、英語からタイ語になった単語などがあり、とても面白いです。
日本文化
日本文化
講義(日本語)
500分
日本の衣食住について学びました。食では日本の給食と食育、大学の学食について学びました。私たちは給食を通して多くのことを学んでいたんだな、と改めて思いました。また大学の学食では、日本人留学生が自分の大学の学食を台湾人のクラスメートに紹介しました。 住では、日本の住宅ではアパート、マンション、一戸建てなど台湾と日本の違う所も学ぶことが出来ました。台湾の家にも畳の部屋があることが多いというのは意外でした。今でも台湾には日本の家屋が昔のまま残っているところが多いそうです。 衣では渋谷と原宿の世代や、昔の原宿と今の原宿の若者たちの違いを学びました。