いよいよMalangでの生活が本格的に始まりました。 最初の1週間は友達やチューターとMalang市内を観光して遊んだり、オリエンテーション、クラス分けのテストなどがありました。この大学には日本語のクラスもあり、日本語を勉強している生徒が多い為、お土産として持って行ったかるたはとても好評でした。簡単なレクリエーションをする日も3日ほどあり、ゲーム感覚でインドネシア語の簡単なスピーチをしあったり、インドネシアの伝統的な遊び体験、各国の折り紙を教えあったりなど、留学生間の仲を深めるいい機会になりました。インドネシア人以外が話すインドネシア語をはじめて耳にしたので、独特な訛りなどがあり、聞きなれるのに少し時間がかかりました。 2週目、現地の新大学1年生のための入学式、オリエンテーション等に一緒に参加したり、住民票のようなものを取得するために役所に行ったり、授業予定の説明があったりと、事務的な予定が多い1週間でした。入学式は日本と雰囲気が全く違い、軍事国家を感じられました。そして役所や様々な機関をはじめて訪れ、インドネシアの社会構造がなんとなく分かり始めた気がします。 3週目からいよいよ授業が始まりました。授業の内容は詳しくは授業編の欄に書きますが、ざっくり言うと、1ヶ月の語学研修の延長線のような感じです。ただ授業は分野ごとに細かく分かれ、より時間をかけて丁寧に進めている感じです。そのおかげで言語以外に学べる事も多く、インドネシアに関しての知識がますます増えて、充実した授業を受けられています。他国の大学生と同じ授業を受けるのははじめてだったので、緊張と不安が大きかったですが、インドネシアについてのテーマで授業を進めると同時に、各留学生の国々についても話し、比較しながら進めるので、文化の違いも知れてとても興味深いです。インドネシア人が受ける普通の授業にも参加することで友達もさらに増えました。基本午前中で授業は終わるので、午後は友達と宿題をやったり、出かけたり、遊んだり、自由に過ごせますが、すべてインドネシア語なので、授業以外でも常に勉強している気分です。現地の人はよくジャワ語を使うので、インドネシア人同士で話すとまるでほかの国の人のように感じます。会話についていけるように、ジャワ語も少し勉強してみようと思います。 Kosには食事はついていないので、毎回友達と外で食事をしています。そのたびにインドネシアならではの屋台や、地面に座って食べるような小さなお店?に連れて行ってくれて、本場のインドネシア料理を堪能しています。休日は家で課題を進めたり、インドネシア人の友達と遊んだり、チューター活動で観光名所に連れて行ってもらうこともありました。また、1人で買い物に行ってみたり、日本人2人で市場に行って果物を値切ってみたりと、1ヶ月では体験できなかったことを、ここではじめて体験することもあります。ですがまだまだ友達の手を借りながらで、手探り状態の生活なので、来月からはもっと自立して色々なことに挑戦してみようと思います。月額費用の内訳の、食費・その他の部分の補足説明で、今月は到着してすぐに生活用品を買いそろえたり、Malangに来る時の荷物超過料金を支払ったり、歓迎してくれる友達が色々な観光地に連れて行ってくれた為、出費が重なりました。食事は基本、毎回外食です。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 1,000,000 | 7,300円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 184,500 | 1,347円 |
通信費 | 100,000 | 730円 |
食費・その他 | 2,296,200 | 16,762円 |
合計 | 3,580,700 | 26,139円 |