11月といえば、メキシコではDía de los muertos、死者の日が開催されます。メキシコ留学の中でも私が楽しみにしていた行事の一つでした。私の学校ではチューターの人たちが度々留学生向けにパーティーや旅行の企画を立ててくれます。今回は、死者の日の観光で有名である、 Michoacánへの旅行で、宿泊するプランと日帰りのプランがあり、私は日帰りのプランに参加しました。参加費は500ペソでした。 1日の朝に学校に集合しバスで向かいました。途中私たちの乗るバスが故障してしまうというアクシデントが起こり到着がかなり遅れてしまいましたが、無事に最初の目的地であるPátzcuaroという街に着きました。ここには大きな教会や広場があり、普段生活しているGuadalajaraとはまた雰囲気が違く、夜には薄暗い中オレンジ色のライトで照らされとても綺麗でした。 次に、Janitzioという島に移動しました。小さな島でしたが有名なだけあり、たくさん人がいました。島の頂上に行くまでにはお土産やご飯がたくさん売っていました。あまり時間がなく頂上まではいけませんでしたが、頂上付近にお墓がたくさんある場所がありそこに向かって登りました。日本のお墓とは正反対で、想像以上に綺麗でした。(写真1枚目) 予定ではこの後にもう一ヵ所行く予定だったのですが、夜も遅く気温も低かったため、同じバスに乗っていた参加者のほとんどが疲れていたため、行くのを断念し2日の朝、学校に到着しました。 2日は、家の近くのTlaquepaqueでも死者の日のイベントをやっていたので、同じホームステイ先の友人と出かけました。死者の日では顔を骸骨のように化粧をするのですが、旅行中はできなかったのでメイクをしてもらってからTlaquepaqueを回りました。普段もとても綺麗ですが、いつも以上にカラフルで、死者の日用の飾りや祭壇もたくさんあり、とても綺麗でした。(写真2枚目は昼間のTlaquepaqueです) 私たち以外にもメイクをしている人やCatrinaと呼ばれる骸骨の婦人の仮装をした人や骸骨の花嫁に仮装した人など色んな仮装をした人がいて賑わっていました。 そして、今月はホームステイ先からシェアハウスへ引っ越しをしました。家の環境もホストファミリーもよくしてくれ、生活には大満足だったのですが、家から学校まで毎日バスで30~40分かけないといけないのが私には少し大変で大学の近くにある家に変えました。今の家には私以外にメキシコ人が9人住んでおり、シャワー・トイレは三ケ所、キッチン・洗濯機を共用しています。最初はホームステイ先だった家やホストマザーの料理が恋しかったのですが、ルームメイトの人たちは優しくしてくれ、ご飯にも誘ってくれたりしました。不満といえば近所に犬がたくさんいて毎朝犬の鳴き声で起きるのと、ルームメイトが大音量で音楽を流すので静かにしたいときに少し困るな、と思うくらいです。これもまたメキシコらしいのかな、と思いながらあまり気にせず生活しています。 家を変えたことにより必要になったものや、食材などを自分で用意しなくてはならなくなったので少し大変ですが、日本で一人暮らしをするのとはまた少し違うのでいい経験だと思っています。せっかく家にたくさんメキシコ人がいて、スペイン語を話せる環境にいるので、もっと積極的に話すようにしたいと思っています。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 2,350 | 18,471円 |
水道光熱費 | 0円 | |
学費・教材費 | 0円 | |
交通費 | 200 | 1,572円 |
通信費 | 200 | 1,572円 |
食費・その他 | 8,000 | 62,880円 |
合計 | 10,750 | 84,495円 |