オンライン授業、新しい場所での生活にも慣れてきました。時間があるときは新しい滞在先のルームメイトと公園に出かけ、体を動かすようにしていました。月の中旬に帰ることになったので、ソーシャルディスタンスを守りながら、大学で知り合った複数の友人に最後のお別れをしました。公園で友人と会ったり、ファストフード店の駐車場などで離れて一緒に昼食を食べたりしました。イリノイ州ではダウンタウンの公園や子供の遊具などは閉鎖されているものの、散歩などの外出は許されていました。多くの友人は別の州や離れた場所の実家に帰っており、直接お別れはできませんでした。しかしひとりひとり思い出すとこの8ヶ月間で多くの友人関係を気づくことができ、留学の目的の一つでもあった新しい場所で人脈を広げることが達成できました。また、アメリカ人の習慣の変化も感じました。日本と違いマスクをしたり手洗いとうがいの習慣がない中でも、一人一人が人との距離を守り過度な接触を避けていました。スーパーなどでもレジに並ぶ際に人数が決まっていたり、カートの持ち手部分を消毒する店員が入り口に立っているなど、人々の意識の変化を感じました。また、お世話になっていたホストファミリーが手作りのマスクを郵送してくれました。その家族にも最後にお礼を言いに家に招待されましたが、家には入らず庭で最後の時間を楽しみました。4月になり半袖で過ごせる日も増えてきましたが、季節の変わり目ということで雪がふる日もあり寒暖差が激しい月でした。しかし、春に近づき公園で過ごせるようになりやっと厳しいシカゴの冬が終わったんだなという気持ちでした。 日本に帰国する際に利用したORDにはほとんど人がいない一方で、到着した成田空港は帰国者であふれていました。飛行機を一度に降りる人数が決まっており、飛行機の中で一時間ほど待機しました。飛行機で記入した同意書を持ち、空港内では同意書の確認や別の紙の記入をしPCR検査を受けました。空港内のトイレは封鎖されており、カートやサービスを行っているお店なども閉まっていました。常に監視員に従って行動しなければならない状況で、帰りの交通手段も念密に確認されました。親が迎えにきてからも車に乗るまで監視員に見守られ、水際対策の徹底ぶりを実感しました。数日後の検査で陰性とわかり安心しました。アメリカのホストファミリーや一緒に一ヶ月過ごしたルームメイトにも良い報告ができてよかったです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 0 | 0円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 0 | 0円 |
通信費 | 35 | 3,572円 |
食費・その他 | 250 | 25,518円 |
合計 | 285 | 29,090円 |