月次報告書 2019-09
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
留学期間
2019-02-01 ~ 2021-01-31
留学種別
推薦
生活編
9月目

今月も不定期に開催している、日本人の書籍好きによる読書会を開いていました。韓国でも日本の書籍を読みたいと考え、同じように日本の書籍を読みたい人達だけで開く会です。韓国に入学してから、毎週、毎週、日本の紙の書籍が読みたい衝動に駆られます。日本から韓国に来る際に毎回スーツケースの半分書籍で埋め、日本から定期的に送ってもらったり、電子書籍を読んでも、日本の紙の書籍を自由に読める環境出ないことが大きな悩みになります。そこで書籍好きが、お互いの日本の書籍を交換する会を開くようにしましたが、思わぬ収穫がありました。たくさんの本を読めるようになるのはもちろんですが、自分が買わないような本を読む機会に巡り会えるようになりました。例えば、自分だったら読まなかっただろうなというジャンルの小説を借りて、読んだら思った以上に面白く、はまってしまったり。今まで興味のなかった経済の書籍を借りたら、新たに経済学についてもう少し学んでみたいと思い始めたり。人と交流することの意義を考えさせる機会が増えたように思います。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 100,000 10,000円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 550,000 55,000円
合計 650,000 65,000円
授業編
Introduction to Korean Language Education
韓国語教育学概論
講義(地域言語)
600分
言語とは何か、母国語とは何を持って母国語と呼ぶか。その人にとっての母国語とはどう言った言葉に当たるのか。教育とは何か、何を教えることが教育につながるのか。 などどいった教育に関する概念を一つ一つチーム別に考え、各チームごとで言葉の意味合いを洗い出したり、韓国人以外の外国人に韓国語を教育するとした上で、 問題になると想定できる部分、予測できる部分を出しながら、その場合はどう対処していくかについてチームで答えを出した上で、各チームの代表者が一人前に出て発表をするという授業を行いました。
Understanding Culture
文化の理解
講義(地域言語)
600分
文化とは何を指しているのか。大衆文化とは何か。文化に関する定義づけから文化に関する条件ずけを文化の定義者の定義文を確認しながら一つずつ確認をとっていった。 また、韓国の文化と外国の文化を比較しながら、留学生の考える韓国文化のイメージ。例えば食文化ではスプーンと箸を使用する、辛い食べ物を好んで食べるなど。 また、留学生の考える韓国文化に関して不思議に感じること。韓国ではチーズをトッピングすることが多いが、それは何故か。また、生の食べ物を食べることはあまり好む人がいないが、 ユッケなどでは違うのはどうしてか、などを授業で取り上げた。
Discourse and Conversation
談話と会話
語学(地域言語)
600分
天気、音楽、家事、趣味、故障と修理、電話、健康、外見、性格、化粧、ダイエット、理想、ドラマと歌謡、理想形に関する単語を学び、書く話題で一緒に使われることの多い文法も一緒に学んだ。また、各テーマごとにグループワークを行い、ロールプレイングを行った。
Korean History and Culture
韓国の歴史と文化
講義(地域言語)
600分
韓国の文化を中心に、同じテーマから中国の文化、日本の文化を比較し、参加国の文化を同一のテーマから比べた上で各国の違いと考え方の違いを見つけるという授業内容であった。 食文化では、韓国でなぜ箸とスプーンを使用するか、韓国でよく食べられる代表的なキムチに関して、韓国のお酒に関してなどを誕生方法から作り方までを学んだ。三ヶ国比較としては、 中国や日本で食事をする際に使用するもの、中国や日本で作られるお酒について特徴と製造方法も学んだ。 また結婚文化に関しては、韓国での結婚式の方法、伝統的な結婚式の衣装、結婚式で出される食べ物などについて授業で取り上げた。中国、日本の観点でも同様の部分を比較した。
Leadership in Japan
日本人リーダーシップ論
講義(地域言語)
600分
日本人リーダーシップ論に関しての概要から、Vtuberのキズナアイが外国での知名度、及ぼす経済効果、他の日本のVtuber、世界のVtuberについて学び、漫画「ナルト疾風伝」のうずまきナルトのリーダーとしての素質、日本人と定義する理由。ラグビー選手リーチマイケルの日本人と定義する理由、名言。小渕恵三の政治のやり方、リーダーとしての素質、嵐の大野智が持つ他と異なるリーダーシップに関して学んだ。
Theories in Korean Language Assessment
韓国語評価論
講義(地域言語)
600分
言語評価の基礎として、絶対評価や相対評価などの評価方式について各評価方式の特徴、短所、長所を通してどういった場面で有効であるか、また短所を補うためにどういったことを取り入れるかを学んだ。言語評価の道具と開発と活用の観点からはテストに中間テスト、期末テストなどから検定試験などの言語に関する試験としての評価方法をスピーキング、ライティング、リスニング、リーディングの方法に分類して詳細を学んだ。韓国語評価の基礎に関しても、主にスピーキング、ライティング、リスニング、リーディングの観点から学んだ。