月次報告書 2019-12
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
留学期間
2019-02-01 ~ 2021-01-31
留学種別
推薦
生活編
12月目

慶熙大学での四回目の試験。二回目の期末試験がありました。一学期も決して手を抜いたという訳ではありませんでしたが、結果は神田外語大学に通っていた時より落ちていたため、勉強不足を痛感しました。十二月の期末試験では最後まで勉強することを目標としていました。テスト期間の週は一度家に戻り、シャワーを浴び、夕飯を食べた後で再び夜の九時過ぎに大学に向かい、十一時ぐらいに到着し、そこから自習室に篭り、家に帰れない状況を作ることにしていました。どうしても眠い時は仮眠室に向かいましたが、同じように自習室で朝まで勉強をしている韓国人の学生達を見ていると、勝手に仲間意識を感じていました。いい成績をとりたいというより、一学期の成績より下がることは絶対したくないと思いながら勉強をしていました。自習室で勉強をしながら、韓国で長く暮らしている日本人女性の方が、「韓国は学ぶことにとても寛大」と言っていたことをよく思い出しました。テスト前は自習室、教室、図書館を二十四時間解放し、二重学部制度を推奨し、海外の留学生も積極的に受け入れていく。学びに対する姿勢が、本当に素敵だと思っています。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 100,000 10,000円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 600,000 60,000円
合計 700,000 70,000円
授業編
Introduction to Korean Language Education
韓国語教育学概論
講義(地域言語)
600分
言語教育方法への理解、言語の機能と教育論の理解について学んだ。各国の言語教育を参考にしつつ、言語教育の具体例を考えながら普遍的な言語教育方法について学んだ。言語の機能では初月と同じように、言語の役割を中心に言語の機能を各チームごとに割り出し、全体発表を通して意見交換を行った。言語機能を生かすためにどういった今日行き方法が求められるか、言語機能を正常に育てるためにはどういった教育方法がベストか、などについても学んだ。
Understanding Culture
文化の理解
講義(地域言語)
600分
各チームの考える韓国文化についての発表を行った。韓国の占い文化について韓国で行われている占い方法、占いの世間的な立ち位置について学び、日中韓で比較をした。韓国のチムジルバン文化に関しては、チムジルバンについての紹介、韓国でのチムジルバンの立ち位置、外国人からの視点などに関して触れ、ウェブ漫画文化では韓国のウェブ漫画の特徴、好まれる漫画、派生した流行語などについて学んだ。韓国の配達文化では外国と比較をしながら韓国の食べ物配達に関する変遷、現状について学んだ。
Discourse and Conversation
談話と会話
語学(地域言語)
600分
家の管理、健康、外見、性格に関する単語を学び、書く話題で一緒に使われることの多い文法も一緒に学んだ。また、各テーマごとにグループワークを行い、ロールプレイングを行った。対話文の作文をペアワークとして行い、それを紙で提出した上でフィードバックをもらった。
Korean History and Culture
韓国の歴史と文化
講義(地域言語)
600分
妓生を中心に授業を行いました。妓生になる方法、地方妓生と都市妓生での違いから妓生のする仕事に関して取り上げました。時代ともに変化する妓生の身分から妓生に対するイメージの違い、妓生に必要であった教養、そしてなるためにどれほど教育が厳しかったかなどを深く取り上げました。時代ごとに有名だった妓生と、彼女たちのいた場所、特技などにも触れました。また、韓国を代表するファン・ジニという妓生に関して、彼女の生い立ちから性格、そして出会ってきた男性一人一人を取り上げ、その男性の性格や身分そして、出会った後の彼女の変化まで触れました。
Leadership in Japan
日本人リーダーシップ論
講義(地域言語)
600分
日本のリーダーシップを持った人物はヤンキー的な人物である、という主張を元に具体的な人物として戦国時代の戦国武将、義家弘介、小泉純一郎、安倍晋三らを取り上げ、彼らの生い立ちから政治家としての活動などに触れた。斎藤環の「世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析」、「ヤンキー化する日本」を取り上げながら安倍政権についてヤンキー化していく過程について学びながら、日本人のリーダーシップを持った人物はヤンキーである、という理論を学んだ。
Theories in Korean Language Assessment
韓国語評価論
講義(地域言語)
600分
韓国語の評価論として、韓国語のライティングの評価を学んだ。評価の対象者をTOPIKの上級者とし、適切な単語や文法レベルを教科書や外国人授業向けの教科書を使用しながら語彙や文法を確認し、問題の出題形式、誤解のない問題の作成方法、適切な採点配分などに関して授業を受け、ペアワークとして、単語と文法に関する中間テストを作成した。