月次報告書 2019-11
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
留学期間
2019-02-01 ~ 2021-01-31
留学種別
推薦
生活編
11月目

慶熙大学での四回目の試験。二回目の期末試験がありました。一学期も決して手を抜いたという訳ではありませんでしたが、結果は神田外語大学に通っていた時より落ちていたため、勉強不足を痛感しました。十二月の期末試験では最後まで勉強することを目標としていました。テスト期間の週は一度家に戻り、シャワーを浴び、夕飯を食べた後で再び夜の九時過ぎに大学に向かい、十一時ぐらいに到着し、そこから自習室に篭り、家に帰れない状況を作ることにしていました。どうしても眠い時は仮眠室に向かいましたが、同じように自習室で朝まで勉強をしている韓国人の学生達を見ていると、勝手に仲間意識を感じていました。いい成績をとりたいというより、一学期の成績より下がることは絶対したくないと思いながら勉強をしていました。自習室で勉強をしながら、韓国で長く暮らしている日本人女性の方が、「韓国は学ぶことにとても寛大」と言っていたことをよく思い出しました。テスト前は自習室、教室、図書館を二十四時間解放し、二重学部制度を推奨し、海外の留学生も積極的に受け入れていく。学びに対する姿勢が、本当に素敵だと思っています。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.1円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0 0円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 100,000 10,000円
交通費 0 0円
通信費 0 0円
食費・その他 600,000 60,000円
合計 700,000 70,000円
授業編
Introduction to Korean Language Education
韓国語教育学概論
講義(地域言語)
600分
VRを使った学校教育の可能性に関する特別公演を授業内で聞き、現状でのVRを使った言語学習の運営、ストーリー性を使って勉強をゲームのように簡単にする仕組みや、 VRを利用して室内でも運動をできる方法などを学びました。VRの利点を取り上げつつも、難点に関しても学び、VRを使った学習での長所だけでなく短所についても意見を出し、 長所を生かしながらも短所を克服するためにどのようなことをしたらいいかに関して、授業で取り上げた。
Understanding Culture
文化の理解
講義(地域言語)
600分
脱植民地主義についての定義、生じた国、変遷について学び、フェミニズムの定義や、フェミニズムの変遷を学んだ。日常で生じる男女差別、男尊女卑についても触れた。また、黒人女性のフェミニズム運動にも触れた。また、韓国の現代の文化、大衆文化、そしてサイバー文化をKpopやウェブ漫画を使用しながら、成り立ちから、どの年代に人気があるか、どういったグループ、作品が人気があるか。またその人気のある年代はどこか、などに関して取り上げた。
Discourse and Conversation
談話と会話
語学(地域言語)
600分
悩みと相談、人生目標、価値観、挑戦、経験、体験、寄宿、一人暮らし、自宅購入、住居環境、引っ越しに関する単語を学び、書く話題で一緒に使われることの多い文法も一緒に学んだ。また、各テーマごとにグループワークを行い、ロールプレイングを行った。
Korean History and Culture
韓国の歴史と文化
講義(地域言語)
600分
韓国の絵画について、民衆の書いた絵画である民画を元に授業を進めました、民画を描いた作成者の身分、民画の描き方、色の特徴などから描かれている対象物の特徴、対象物が意味するものなどを詳しく勉強しました。 音楽に関してでは、上級貴族や王のための音楽である雅楽から、大衆文化のための大衆文化について詳しく勉強をしました。雅楽で使用した楽器について、楽器の種類から楽器の特性、大衆音楽で使用した楽器の種類から楽器の特性などを一つずつ勉強をしました。
Leadership in Japan
日本人リーダーシップ論
講義(地域言語)
600分
手塚治虫の成り立ち、日本の漫画界に与えた影響、人物としてのリーダーシップ性について学んだ。ヒロ・ムライに関して、グラミー賞の作品を元に彼の作品のアイディアの変遷、成り立ち、リーダーシップをどのように交渉の場で発揮しているかについて学んだ。また、日本のヤンキーに関して、言葉の定義と成り立ちについて、ヤンキーと呼ばれる人々の好みや言動などの一般的な内的特徴から、一般としての外的特徴について学んだ。
Theories in Korean Language Assessment
韓国語評価論
講義(地域言語)
600分
韓国語の評価論として、韓国語のリスニングの評価、スピーキングの評価、リーディングの評価を学んだ。評価の対象者をTOPIKの中級者とし、適切な単語や文法レベルを教科書や外国人授業向けの教科書を使用しながら語彙や文法を確認し、問題の出題形式、誤解のない問題の作成方法、適切な採点配分などに関して授業を受け、ペアワークとして、単語と文法に関する中間テストを作成した。