月次報告書 2014-02
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
中国語専攻
留学先
留学期間
2014-02-01 ~ 2015-01-31
留学種別
交換
生活編
台湾留学1ヶ月目

2月11日から私の台湾での留学生活が始まりました。今まで海外に行ったことのなかった私にとって留学生活は想像もつかないことで、準備の段階から出発前までたくさんの人に心配と迷惑をかけました。出発当日、日本の気候は大雪で飛行機が飛ぶか心配でしたが、無事に出発することができました。台湾の桃園空港に到着すると、大学のサポートの先生や生徒が暖かく迎えてくれてとても安心しました。まず初めに買ったのは携帯のシムカードです。あらかじめシムなし携帯を日本で用意していたので現地の空港でシムカードを買いました。今はコンビニでチャージなどをして携帯を使用しています。桃園空港から静宜大学までは約3時間ほどかかりました。学校のまわりにはスーパーやコンビニもあり、次の日には日用品を揃えることが出来ました。毎日の食事は外食や学食ですましています。日本では考えられないくらい安いので食べ過ぎないように気を付けなければならないと思いました。もうひとつ日本と大きく違うことはトイレの使い方です。学校やレストランにはトイレットペーパーがありますが、寮にはありません。また使ったトイレットペーパーは流さずゴミ箱に捨てます。水道は飲むことは出来ません。寮には飲料水が常備されています。初めは慣れませんでしたが次第に生活にもなれています。交通手段はほとんどバス移動です。日本のパスモやスイカに似たようなカードがあり、8キロ以内であれば無料で乗ることが出来ます。初めの頃は町の名前を聞き取ることも行先を見ることも大変でした。しかし台湾の人々はほんとに暖かい人ばかりで親切な人が多く、様々な場面で助けてくれます。学校が始まってからはルームメイトと会話したり、オリエンテーションが行われことがる多く、すぐに友達ができました。色々な国からの留学生と関わってみて感じたことは日本人よりもみんなはるかに積極的であることです。そしてみんなとにかく会話を楽しんでいました。自信がなくても自分から会話を楽しみ、間違った中国語を使ったときは教えてくれる友達に出会えて毎日充実しています。そしてそんな友達と出会えたことでより中国語に対する意識を高めることが出来ました。気候は日本よりは暖かいですが2月中旬はコートを着ていました。湿気がすごく多いです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
台湾 台湾ドル
3.38円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0円
水道光熱費 0円
学費・教材費 4,850 16,393円
交通費 813 2,748円
通信費 450 1,521円
食費・その他 8,200 27,716円
合計 14,313 48,378円
授業編
台灣歷史和文化(一)
台湾の歴史と文化(一)
講義(地域言語)
200分
初回の授業では自己紹介や授業の進め方の説明があった。台湾の地形に沿ってその地域で有名な民族、言葉、植物、気候、地形などを学ぶことが出来る。また歴史や地理関係から他の国との関わりについても学ぶことが出来る。台湾には多くの日本人観光客が増えていることから、将来観光系の仕事に就きたい人にはとてもためになる授業である。
台灣語言語生活(一)
台湾語と生活(一)
語学(地域言語)
200分
授業は全て台湾語と中国語で行われている。中国語と台湾語の違いや、日本から伝わってきた台湾語などを知ることが出来る。台湾語は発音や声調がとても難しいが、一人ずつ発言する機会もあるので、先生から直接アドバイスを受けることが出来、正確な発音や声調を学ぶことが出来る。今は数字やあいさつ、簡単な会話文を練習している。韓国、ベトナム、日本など様々な国の生徒がいるので他の国と比べながらの授業はとても楽しい。
實用商務中國語(一)
ビジネス中国語(一)
語学(地域言語)
200分
授業は中国語で行われている。主にビジネス場面での中国語会話を練習している。会話文の中にはビジネス業界でしか使われないような単語がたくさん含まれているので新しい単語知識を身につけることができる。2月の授業では顧客に対する会話や製品案内の基本表現などを学んだ。
體育(初級排球)
体育(初級バレーボール)
体育・実技
200分
授業は全て中国語で行われている。準備体操や基礎練習をしてからバレーを行う。2月の授業では6人程度のチームを作り打ち合いなどを行った。チームにいる本科生と会話をしながら協力して練習する時間は語学勉強にもっとも役立つものだと感じた。
台日比較教育
台日比較教育
講義(日本語)
200分
授業は日本語と中国語で行われている。先生が毎回中国語で制作したパワーポイントに沿って日本と台湾の教育について比較しながら、教育の重要さや今と昔の教育制度の変化について考えさせられる授業である。2月の講義では国際教育の目的について学んだ。参加型の授業で自分の意見をクラスメートに知ってもらい、意見を交換しあうことが出来る。
日中翻譯研究(一)
日中翻訳研究(一)
語学(地域言語)
200分
中国語で書かれた絵本の短編集をテキストとして使用し、翻訳や音読をして理解する授業である。最初の授業は授業方法の説明と簡単な自己紹介を行った。毎週一人一つの物語を読解し、発表が行われる。本格的な授業は3月に入ってから行われる。