6月の前半は少し余裕があり、遊ぶ機会を多く持つことができた。DD組は学部の授業を受けるため他の留学先に行って語学堂の授業などを受けている友達とは休みが合わないこともあるが久しぶりに会って4人で서울숲でピクニックをした。6月ではあるもののまだ梅雨には入っておらず、5月に増して暑さが厳しい日が続いた。同じ学部や同じ授業をとっている韓国人の友達と一緒にご飯を食べに行ったりする機会も多く韓国語で話しながら楽しさを感じると共に、もっと流暢に話したい、表現できる幅を増やし韓国語能力を高めたいという気持ちがよりいっそう高まった。6月後半になると期末テスト期間に入り余裕が全くなくなった。まず授業でやった内容やテキストの内容などを日本語として理解してからテストに出題されそうな部分を韓国語で覚えて理解するという流れで勉強をする必要があったため、通常のテスト勉強よりも3倍も4倍も時間がかかった。2回目のテストも、部屋では集中できないためカフェや図書館を利用して勉強した。夜になると学校に行き夜の9時10時頃から朝の4時5時くらいまで勉強をして部屋に戻りシャワーを浴びて少しだけ仮眠をとり早く起きてまたテストの前に頭に詰め込むという生活が1週間ほど続いた。韓国のテスト期間そして期末のプレゼン期間は肉体的な疲れだけでなく心がすり減る感覚で、成績が絶対評価ではなく相対評価であるため韓国人学生は良い成績を取るために切磋琢磨していてつくづく感心する。この生活編にテストのことを書くのは、テスト期間はそれほど自分の生活や精神面において及ぼす影響が大きいからである。この1週間が終わって日本よりも約1ヶ月早く夏休みが始まった。また、夏休みに入る前に後期の寮の延長をしたが、夏休み期間中に荷物を部屋に置いておけないことが最も不便に感じた。荷物を友達やバディーのオンニに預かってもらう必要があり留学生としては困ることが多かった。今月で前期が終わったが、韓国に留学をしながら一番大変だったことは、知らない土地で暮らして生活に慣れることよりもこのテスト期間を乗り越えることだった。そして一番重要なことは、分からないときに誰かにちゃんと聞いて助けを求めること、そして一緒にDDに行っている友達とこまめに連絡を取り合い情報を交換して協力し合うことだと感じた。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 300,000 | 30,000円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 300,000 | 30,000円 |
交通費 | 20,000 | 2,000円 |
通信費 | 20,000 | 2,000円 |
食費・その他 | 300,000 | 30,000円 |
合計 | 940,000 | 94,000円 |