月次報告書 2020-03
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-07-31
留学種別
交換
生活編
意外な人に別れを惜しまれました

新型ウイルスの流行に伴い、留学生活にも少しずつ影響が見られ、今月末に帰国する運びとなりました。国際交流課の方から「(インドネシアでは)外務省が定める感染症危険情報のレベル1が発出されており、今後の予告なくレベル2の地域に指定される可能性があります」という旨のご連絡をいただき、滞在地域の医療状態等も鑑みて帰国を決断しました。当時の感染分布が中国・韓国・日本に集中していたため理不尽な出来事も経験しましたが、今回はお世話になった方について書こうと思います。私が帰国を伝えた際、最も別れを惜しんでくれたのはいつもクリーニングを頼んでいる洗濯屋の店主でした。週に2〜3回会う程度の顔見知りだったため、その日も「再来週には帰国します。洗濯物は今回分で最後です。お世話になりました。」程度の軽い挨拶だけ済ませるつもりで立ち寄りましたが、店主は私が帰国すると聞くなり「帰国はいつ?」「本当に帰るの?」「君たちがいなくなると寂しい」と言って涙ぐみ始めました。実はこの洗濯屋とは何度か口論になっており、てっきり嫌われているものと思っていたので、「(私の名前)も元気で健康でいなさいね」と励まされてかなり動揺しました。湿っぽい雰囲気を避けるべく「おじさんも元気でね!」「欠便したらまた戻ってくるかも!」と言うと、「あ、そうなの」とケロっとしていたのでインドネシア人の別れ際とは案外そんなものかもしれないです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.007円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 2,500,000 17,500円
水道光熱費 0円
学費・教材費 0円
交通費 2,000,000 14,000円
通信費 0円
食費・その他 6,000,000 42,000円
合計 10,500,000 73,500円
授業編
Berbicara
スピーキング
語学(地域言語)
700分
「手順を整理して話す」ことを目標に、料理の作り方と冠婚葬祭のルールを用いて演習しました。手順を正しく説明するには先に材料や道具を用意し、適切な接続詞を使用することで最大5ステップ程に絞って説明するのが効果的と知りました。冠婚葬祭に関しては、「日本人が行事に応じて複数の宗教を信仰し分けているのが興味深い」と言われました。
membaca
読解
語学(地域言語)
700分
個人宛ての手紙と対比させながら、正式な文書の形式を学びました。招待状やプログラムは言葉遣いだけでなく日時や場所を正しく表記する必要があると読み取れました。日本語との類似点は、手紙の冒頭と末尾に「拝啓」と「敬具」があることで、相違点は、「時候の挨拶」等を含まず書き始めが簡潔であることです。
menulis
記述
語学(地域言語)
700分
個人宛て手紙の例として、担当講師にグリーティングカードを送りました。インドネシアの住所は34A・35Bのように数字とアルファベットの組み合わせで構成されており、慣れるまでに時間が掛かりましたが、良い練習となりました。また、私は日本へ荷物を送る際に自分で送り表を書く必要があったため、今回の演習が役立ちました。
menyimak
リスニング
語学(地域言語)
700分
授業の一環としてジャワの若者の生活を描いたドラマを観ました。インドネシア大学やマラン駅など身近なジャワ島の光景も映されていました。今ドラマの主人公は一世代前の大学生たちでしたが、久々の再会で東ジャワのブロモ山に登頂し日の出を眺める等、現代の大学生と変わらぬ生活が描かれていて興味深かったです。