新型ウイルスの流行に伴い、留学生活にも少しずつ影響が見られ、今月末に帰国する運びとなりました。国際交流課の方から「(インドネシアでは)外務省が定める感染症危険情報のレベル1が発出されており、今後の予告なくレベル2の地域に指定される可能性があります」という旨のご連絡をいただき、滞在地域の医療状態等も鑑みて帰国を決断しました。当時の感染分布が中国・韓国・日本に集中していたため理不尽な出来事も経験しましたが、今回はお世話になった方について書こうと思います。私が帰国を伝えた際、最も別れを惜しんでくれたのはいつもクリーニングを頼んでいる洗濯屋の店主でした。週に2〜3回会う程度の顔見知りだったため、その日も「再来週には帰国します。洗濯物は今回分で最後です。お世話になりました。」程度の軽い挨拶だけ済ませるつもりで立ち寄りましたが、店主は私が帰国すると聞くなり「帰国はいつ?」「本当に帰るの?」「君たちがいなくなると寂しい」と言って涙ぐみ始めました。実はこの洗濯屋とは何度か口論になっており、てっきり嫌われているものと思っていたので、「(私の名前)も元気で健康でいなさいね」と励まされてかなり動揺しました。湿っぽい雰囲気を避けるべく「おじさんも元気でね!」「欠便したらまた戻ってくるかも!」と言うと、「あ、そうなの」とケロっとしていたのでインドネシア人の別れ際とは案外そんなものかもしれないです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 2,500,000 | 17,500円 |
水道光熱費 | 0円 | |
学費・教材費 | 0円 | |
交通費 | 2,000,000 | 14,000円 |
通信費 | 0円 | |
食費・その他 | 6,000,000 | 42,000円 |
合計 | 10,500,000 | 73,500円 |