月次報告書 2019-05
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2018-08-01 ~ 2019-06-30
留学種別
交換
生活編
留学のまとめに向けて

今月は大学の最終課題・テストや出国前の最後の友達との集まりなどで予定がイレギュラーになってしまい、先月まで続けてきたルーティーンを継続するのが難しかったです。本当はDELEの試験対策に専念したい気持ちで山々ですが、学校で成績を残すこと、提出物の期限を守ること、留学中にみんなと何かを共有できる最後のチャンスを楽しむこと、最後まで体調管理を徹底するということを常に怠らず、限られた時間をどのように有効的に使うかについてよく考えた期間になりました。また、離陸する飛行機が充分な距離の滑走路を走らずに飛び立てないのと同じように、日本に帰国した瞬間にメキシコから日本の生活習慣へといきなりスイッチことは不可能であると考えるので、日本の元の生活に戻ってから何をするのかをよく考え、それによって今までしなかったことも少しづつ始めたりしました。特に色々なことを先延ばしにしたり、短い時間でいろんなことを急いで行おうとするとどこかで必ずミスが出てしまうので、余裕を持って、用意周到にという意識を忘れないことを心がけました。今私がここで書いていることは、守るのが当然のことであり、大学三年生の20歳がわざわざ公の場で述べることではないかもしれません。しかし、どんなに小さく単純ないかなることにも必ず関係し、社会人として決して怠ってはならない"超“基礎的なことなので、今入念にこの力を育み継続していくことも留学での取り組みの1つと心得、数週間後に帰国した際も自己管理を徹底できるように大切にしていきます。

住居形態
その他 シェアハウス
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
メキシコ ペソ
7.86円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,800 14,148円
水道光熱費 50 393円
学費・教材費 0 0円
交通費 620 4,873円
通信費 200 1,572円
食費・その他 6,000 47,160円
合計 8,670 68,146円
授業編
Tópicos Selectos I (Español B2)
留学生スペイン語B2
語学(地域言語)
480分
今学期初でリスニングの講座がありました。Youtubeに上がっている、過去のメキシコのニュースのVTRを個々に理解し、その後にそれぞれ理解した内容を友達と、確認も込めて共有し合うという内容でした。スペイン語の検定試験DELEの対策にも役立つ特訓だったので、普段の自分の学習にも取り入れることにしました。最後の授業は期末テストで終わりました。学期通して授業内で取り扱われたことのレベルは、神田外語大学スペイン語専攻の学生が2年前期までに学習する内容の難易度とほぼ同じくらいでした。しかし、実際にクラス内で私たちが行ったアクティビティやあの先生から受けた細かい細かい指摘などを通して、普段の日常会話から、自然と細かい箇所まで意識しながらスペイン語を活用する習慣がついたので、海外での留学の大切な意義を実感することができました。
Ecoturismo
環境観光学
講義(地域言語)
480分
今月は先生からの講義はなく、クラス内で1つで6人ほどの班によって行われる最終プロジェクトのプレゼンテーションの発表で終わりました。最終課題ということもあり1班につきクラス1コマ分丸々使うほどの長さでした。内容は4月に班ごとにそれぞれ訪れた自然にある公園(森林公園のようなエリア)で、出題されたテーマに基づいて研究したことでした。 さて、問題はこのクラスの成績についてです。このクラスの最終クラス(このクラスの先生が最後に大学にいらっしゃっる日)に成績が発表されたのですが、その際は60点以上(グアダラハラ大学の規則上、1クラスの単位が認められる点数のライン)を取得出来ていると伝えられたのにも関わらず、学期が終わった後にインターネットのページで表示される最終段階の正式な成績には60点以下の数字が書いありました。来学期以降に留学に来られる方々は、成績の問題については要注意です。
Geografía Turística
観光地理学
講義(地域言語)
180分
今月の第1・3水曜が国の休日や先生方の会議が重なり、1コマで終わってしまいました。その時間は、3回目の生徒による個人のプレゼンテーションの発表でした。グアダラハラ市内の美術館、歴史のある公園・モニュメントなどを訪れるという選択肢もありましたが、グアダラハラを既に自分よりも詳しく知っているクラスメイトの前で発表するということと私が日本人であるということもあり、今回は市内にある日本食料理屋に行き、そこでインタビューをし、プレゼンテーションしました。観光の「地理」のクラスの割には、地理的なことがあまり取り扱われませんでしたが、スペイン語を学んでいる最中の私にとっては語学力向上に生かしやすいアクティビティや宿題がたくさんありましたので、これらを通して自分の普段の学習スタイルを変えることができました。
Comercio Exterior
国際貿易
講義(地域言語)
600分
このクラスは学期の最後の週まで講義が続きました(グアダラハラ大学-CUCEAの大半の授業は学期最終週の前の週までに終了します)。環境観光学のクラスと同じように、このクラスでも同じグループのクラスメイトと一緒にプレゼンテーションをしました。私のグループのテーマは『もしメキシコから日本にバナナを輸出するとしたら…』で、輸出する会社、輸入先の会社、またこれらの2つの点を結ぶまでに行われる国際貿易の手続きについて詳しく研究することでした。資料を手に入れるのがとても難しく、グループの仲間と一緒に行っているににも関わらず、時に準備が行き詰まってしまったこともありました。しかし、グループの人数が3人と少数であったが故に、ここが他の人に準備をなすりつけることなく、みんなが実際に国際貿易に携わる人になった前提で内容をしっかりと理解することができたので、とても身になりました。