上旬は1月下旬から続けていた、7月の検定試験(DELE-C1)受験に向けての準備を日課的に、単調に行っていました。試験日に近づくに連れて、だんだんと残りの日数を意識しだす時期に入り、学びのスタイルを変えて変えての繰り返しでした。 下旬になると、メキシコが2週間の春の祝日(La Semana Santa)の時期に入り、この機を生かして再びグアダラハラを離れ、ニューヨークへ行きました。1月からほぼ遊び・娯楽抜きでDELEの勉強に専念していたが故に自分にとっての中間休みにもなりました。現地の滞在期間はちょうど1週間で、今回の旅の目的は、観光というよりも世界を見る「社会勉強」でした。もちろん、よく色々なニュースで話題になるからと言ってニューヨークにあるものが世界の全てである訳では決してありませんが、世間的にあの街がなぜ「国際経済の重要地」と言われているのか、なぜあんなにも様々な国籍の人々があの街を目指し、働くことを望むのかが何となく理解出来たと思います。また、旅の出発地点がラテンアメリカであったことが、より旅の質をよくしました。アメリカ合衆国とその南に位置するラテンアメリカの関係は、良くも悪くも、とても強く、メキシコだけでなく、冬に行ったドミニカ共和国とコロンビアでの経験だすごく生きました。ニューヨークでは、道に立ち並ぶ殆どの店の店員、ファーストフード店のクルー、ホテルや観光ツアーの受付の仕事を営んでいる人の大半は、アフリカの血縁を引く人たちやドミニカ共和国人、ベネズエラ人が占めているので、私が現地にいる時もほぼスペイン語を話し続けていました。彼らとたくさんコミュニケーションを取り、マクドナルドで列に並んでいる時にドミニカ人と久々に友達になり、いろんなことを共有しました。もしこの夏にDELEのC1(レベル)の資格を取得すれば、彼らが普段関わる空間で働ける可能性が上がるので、ニューヨークでの様々な経験は、後の試験勉強の充分な扇動になりました。メキシコの滞在期間、残り僅かとなって来ましたが、1分1秒たりとも無駄にせず、今の段階での目標を今年の夏に達成出来るように頑張ります。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 1,800 | 14,148円 |
水道光熱費 | 50 | 393円 |
学費・教材費 | 200 | 1,572円 |
交通費 | 7,300 | 57,378円 |
通信費 | 2,000 | 15,720円 |
食費・その他 | 16,000 | 125,760円 |
合計 | 27,350 | 214,971円 |