月次報告書 2019-08
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-05-31
留学種別
交換
生活編
到着と授業までの生活

(到着) 日本から約11時間のフライトを経て、現地時間の8月13日にオハイオ州のデトロイト空港に到着しました。空港からは大学までは、大学が手配してくれる無料のシャトルバスに乗りました。 (寮生活) 大学に到着してから数日間はtemporary housing(仮の寮)に泊まり、その後これから過ごす寮に移りました。寮はアメリカ人のルームメイトと二人一部屋で、ベット、机、たんす、クローゼットは備え付けです。洗濯機、バスルームは各階ごとで共有になっています。冷蔵庫、扇風機などをアメリカで買うことも考えましたが、ありがたいことに、今回はルームメイトの子が全てシェアしてくれます。 (食事) キャンパス内には、ダイニング、ファストフード店、スタバなどがあります。ですが授業が始まるまでは、営業していない or 利用できる時間が短いです。ただ、シャトルバスで近隣のスーパーまで買い出しに行けたり、各イベントに参加すると、無料で水やピザなどの軽食がもらえたりします。キャンパス外に足を伸ばせば、レストランもあります。私は他大学から来た同じ日本人留学生の子と中国料理を食べに行きました。もしも日本食が恋しくなったら、味が似ているのでおススメです!キャンパス内のダイニングが開いてからは、ミールプランを使っています。バイキング形式で、ジャンクフードから野菜やフルーツまで(バランスよく)食べ放題です。 (携帯) 携帯は「Hanacell」という会社のSIMカードを使っています。アメリカ到着後にSIMカードを買うこともできますが、私は渡航前に購入しました。wifiなしでもすぐに携帯を使えるので、空港にて留学先の大学の担当者とシャトルバスの発着についてのメールをやり取りをする際に便利です。自前に購入しておいて正解でした。 (授業) 授業については上に詳しく記載しましたが、秋学期は8月26日から始まり、ちょうど今は1週間目が終わったところです。 (日々の生活) Bowling Green State University (BGSU)は、とてものどかで落ち着いた雰囲気の大学なので、勉強するには非常に良い環境です。BGSUではinternational student (主にアメリカ国外出身で、学部で4年間学ぶ学生)を多く受け入れています。オリエンテーションに参加した際には、多様な国や地域出身のinternational studentsと交流する機会があり、地域特有の「英語の訛り」に苦戦しながらも、素敵な時間を過ごしました。オリエンテーション後は毎日のようにイベントがあります。その一つは、各グループごとに与えられたヒントを頼りに、大学周辺にあるお店を巡るアクティビティでした。大学だけでなく、地域全体の事を知る良い機会になりましたし、友達もできました! 珍道中も多々ありました。今となっては笑い話ですが、実はシャトルバスに置いていかれ、夜12時前に香港の留学生の子とタクシーで大学まで帰りました。その日は大学スタッフの運転するバスで買い出しに行く予定でした。BGSU付近にはスーパーが3つあり、夜8時に留学生は自分の行きたいスーパー行きのバスに乗りました。ところが、私が乗ったバスには他に4人しかおらず、今思えばその時点で暗雲が立ち込めていたように思います。その後買い物を済ませ、夜9時に迎えに来るはずのバスを待ちますが、待てども待てども一向にバスはやって来ず。その後もひたすら待つこと2時間。そういえばと思い、同じバスに乗っていた後の3人を探しますが見つからず。その時初めて私たちは置いてけぼりを確信しました。歩きで帰るのも危険だと考え、地元の人に声をかけたり、大学のポリスに電話をしたりもしましたが、結局タクシーで帰りました。アメリカに来て早々の珍事件でしたが、バスを待つ間に香港の子と話す中でたくさんの英語のボキャブラリーを学び、地元の人に大学まで送ってくれないかと交渉する度胸もつきました。ちなみに、なぜ置いていかれたかは未だに謎ですが、二人とも気にしないようにしています。笑 これから楽しみにしているのは、授業はもちろんのことですが、日本語クラブでの活動です。日本やアジアに興味のある学生さんと一緒に、互いの文化を紹介し合ったり、実際に体験します。活動は9月からなので、今後のレポートでちょこちょこ触れたいと思います。 写真は大学の校舎。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
アメリカ ドル
102.07円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 0円
水道光熱費 0円
学費・教材費 20.5 2,092円
交通費 7 714円
通信費 0円
食費・その他 37.8 3,858円
合計 65.3 6,664円
授業編
Academic Composition I
ライティング
語学(英語)
150分
主にライティングを強化するクラスです。50分×週3回で、少人数制で日本人の交換留学生とinternational studentsが履修します。クラスメイトはアジア出身の学生が多いです。今週はシラバスの読み合わせと内容に関するクイズ、教授へのeメールの書き方についての授業でした。宿題として、eメールの書き方に関する記事を読み、summaryとreactionを書きました。
Academic Speaking & Listening I
スピーキング&リスニング
語学(英語)
150分
リスニングとスピーキングのクラスです。75分×週2回で、ESOL1000と同じく、交換留学生とinternational studentsが履修します。前半はシラバスの確認とクラスメイトの自己紹介、後半はテキストのChapter 1 の 「リーダーシップ」についてディスカッションしました。
Introduction to Sport Management
スポーツマネジメント入門
講義(英語)
150分
クラスは50分×週3回で、初回の授業はシラバスの確認でした。2回目以降の授業では、課題として作成した、「スポーツ界におけるキャリア形成について」のレポートを基に、グループディスカッションをしました。アメリカスポーツに関する知識が足りず、またアメリカの就職やインターンのシステムが日本とは大きく異なるため、レポート作成には苦労しました。グループのメンバーは1、2年生が多いですが、みな自分の目指すキャリアが明確でしかも勉強熱心です。私も負けじと頑張りたいと思います。今後はテキストに沿って、スポーツマネジメントの基礎を学びます。
Special Topics in Asian Studies Asian Theatre
アジア研究
講義(英語)
150分
ここの大学で日本語のクラスを持つ先生におススメされた授業です。生活編で触れた日本語クラブを担当していらっしゃる日本人の先生です。75分×週2回あります。 学期ごとにテーマが異なり、この秋学期のテーマはアジアのtheater です。イントロとして日本の歌舞伎・能と、シェイクスピアなど西欧の劇の相違点を比較しました。今後は歌舞伎や能の演出を動画で見ながら、日本の劇の特徴と起源について詳しく学んでいきます。日本人である自分でも歌舞伎や能の世界は知らないことだらけなので、この授業を機に見識を深めたいと思います。
Field Experiences Independent Study
グローバルヴィレッジラーニングコミュニティ
講義(英語)
120分
BGSUでは、言語、科目、課外活動(ボランティアなど)ごとにコミュニティがあり、学生は自分の興味があるものを選び、一学期間活動することで単位がもらえます。私の所属するGlobal Village Learning Community は、各国の文化や伝統的な行事を学び、体験することでグローバルな視点を養うことを目的としています。基本は2週間に1回、2時間の活動で、週末に学外で研修を行うこともあります。記載しましたが、コーディネーターはケニア出身の先生で、履修している学生は、留学経験がある、または今後留学予定のアメリカの学生が多い印象です。今週は授業内でシラバスの解説と自己紹介、週末のデトロイト研修とそのレポートについての説明がありました。土曜日にはデトロイトのThe Henry Ford Museumで、アメリカにおける産業の歴史や多民族国家のアメリカの成り立ちなどについて、学びました。また午後には、アメリカとカナダの国境付近に位置するBelle Isle Parkにて、カナダとの長きに渡る親交や、不法移民問題について考えました。