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プロフィール
Yuzuki
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際コミュニケーション専攻
留学先
アメリカ合衆国(米国)
/
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-05-31
留学種別
交換
1~10件目 / 10件中
2020-05
月次報告書5月分
5月
今回の留学の目的は、KUISで学んできた国際関係論と、自分がとても興味を持っているスポーツを組み合わせて、国際平和においてスポーツが持つ可能性を探求することでした。BGSUにはスポーツマネジメントやスポーツ哲学に関するクラスがあり、自分の学びを追求するには最適な大学だと思いました。 ところが実際は、目的のクラスを履修するためには、前段階で他のクラスを履修する必要があり、希望通りの履修は叶いませんでした。そこで、現地の社会学の授業を履修しました。社会学に注目することで、KUISで学んだジェンダー論やアメリカの文化・社会論を発展させることができると考えたからです。留学を終えた今、当初の目的は達成することができませんでしたが、この学びがから、今は新たに「米スポーツ界における女性やLGBTQなどのジェンダー論」という新たに探求したい分野を見つけることができました。残りの学生生活でチャンスがあれば、アメリカのクラスで習得した知識と経験を活かし、学びを深めたいと思います。 また、留学生活を通して様々な成長がありました。中でも一番の変化は、英語を使うことに対する壁がなくなったことです。以前は、英語を話したり書いたりすることに苦手意識がありました。いわゆる「純ジャパ」で海外経験がなく、自然な英語を使いこなすことができなかったからです。 ところが留学先で、もっと授業を理解したい、学びを深めたいという思いから、クラスメイトや教授と積極的にコミュニケーションをとった結果、いつのまにか英語を使うことに対する壁を感じなくなっていました。例えば、スポーツマネジメントのクラス内で行われたグループディスカッションでは、好きなスポーツについて周りの学生と意見交換したいという思いから、自分の語彙力の少なさに臆することなく、積極的に発言できました。陶芸のクラスでも、自主的に作品の制作に関する英語表現を学び、最終的にクラスメイトに手順を説明できるようになりました。その時私は、こてこての受験英語を話していたかもしれませんが、とにかく相手に理解してもらうことを第一に考えた結果、私の説明が伝わり、クラスメイトの学生が作品を完成させる手助けをすることができました。とても興味がある分野だからこそ、授業+αの取り組みで陶芸に関する語彙力を伸ばすことができ、クラスメイトに制作の手順を説明するという行動に移すことができたのだと思います。 このように、好きな分野の学びをもっと深めたい、という思いでキャンパスライフを送っていたところ、いつのまにか英語を使うことに対する壁を感じなっていました。気づいたら、この8か月で授業の理解度も英語力も上達していました。そして、自由に科目を選択することができたのは、KUISの履修システムのおかげでした。KUISの履修システムでは、留学先で自分の専攻分野以外の科目も履修可能です。私はこのシステムによって、自分の興味の赴くままにクラスを履修するという選択肢も与えてもらいました。本来であれば自分の専攻に関する科目を選択することが理想かもしれませんが、自分がとても興味がある科目を履修したからこそ、より知りたい学びたいという思いが芽生えました。好きこそものの上手なれ、です。その結果、英語を使うことに対する壁を感じなくなり、最終的に、授業の学びも深まり、英語力も上達したのだと思います。 最後に、私の挑戦を支えてくれた家族、留学先でお世話になった教授や先生方、BSGUで出会った友達、そして何より留学のチャンスを与えてくれた両大学に感謝します。ありがとうございました。また、コロナの渦中にこうして日本で安全に学びを継続できることは、様々留学に関わってくださった多くの皆様のサポートがあってのことだと思います。このことにつきましても、重ね重ね感謝申し上げます。以上です。 (在宅のため、諸費用は発生しておりませんが、アメリカで受診したときの請求金$72がありました。)
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2020-04
月次報告書4月分
4月
今月は留学らしい報告がありませんので、これまでの報告書に追記する形で記載します。 寮生活 春学期からはスペイン出身の交換留学生がルームメイトです。以前のルームメイトはアルバイトで忙しく、なかなか話すことができませんでした。新しいルームメイトとは、お互いが部屋にいる時間が長い分、会話が増えました。授業には英語脳をフル活用して臨みますが、部屋に戻るとホッとして日本語スイッチがONになりがちです。しかし部屋でも英語で話すことで英語脳を維持でき、英語でコミュニケーションをとる事への苦手意識が無くなりました。 寮ではほぼ不自由さを感じませんでした。冬は暖房でポカポカで、バスルームもきれいで快適です。ただ少し難点は、ランドリーが混むことです。多くの学生は週末に洗濯をするため、待ち時間が長く、私も深夜に3時間も順番待ちをしました。次に、乾燥がひどいことです。外気の乾燥に加え、室内は暖房を使うのでさらに乾燥します。保湿クリームは必須! 最後に、部屋の空気が籠ることです。特に雨の日はカーペットに吸着した匂いが気になりました。部屋に遊びに来た友達にも “Smells bad"と言われ、「やっぱりか!」と相当ショックでした。こまめな換気でかなり改善されましたが、アメリカでも手に入る日本のファブリーズを使えば良かったと今更ながら思います。 ミールプラン ダイニングで回数券として使えるSwipeと、学内のファストフード店やスターバックスで使えるFalcon dollarがセットになっています。学期が始まる前にチャージした分だけ使えるシステムです。種類はチャージ額が高い順からGold, Silver, Bronzeの三種類が用意されていて、私は秋学期にSilverを選びましたが、結局使い切ることができず、もったいないので次学期からはBronzeに変更しました。特にSwipeは一学期間使い切りで、次の学期に残りの回数を持ち越すことができないため、学期末には余った回数を消費するために、友達にもswipeを使ってもらいました。Swipeが何十回分も余ってしまった学生が、その場に偶然居合わせた見知らぬ学生たち数十人に気前よく支払っている光景を見た時には、あまりの太っ腹具合に驚きました。実際使ってみなければわかりませんが、無駄なくSwipeの種類をチョイスできたら良かったです。 11月のイベント 一つ目はレミゼラブルの鑑賞です。友達の車に同乗しコロンバスで開催される劇団四季を見に行きました。多少、言葉の壁はありましたが、それ以上にパフォーマンスがとても魅力的で感動しました。今でも歌声とシーンが蘇ってきます。二つ目は、インターナショナルディナーです。International studentsがステージでパフォーマンスを行う、ディナー付きのパーティーです。私たち日本人チームは浴衣を紹介したり、道着で空手の型を披露したり、とても盛り上がりました。私も日本から持参した浴衣を着ました。日本で帯の締め方を習得しておいて良かったです。 中華レストラン 2月、BGSUのダウンタウンにある中華レストランで、地元の気さくな感じの年配の男性から「ニーハオ!」と声を掛けられました。私は「きたきた!見た目で出身国が判断されるパターンだ!」と思い、ニッコリ “I am Japanese"と返事をし、その場を離れました。今思うと、こんなラッキーチャンスを逃したことを後悔しています。「日本に行ったことある?桜が咲く春に観光するのがお勧め~」なんて会話を続けていれば、日本に興味を持ってくれたかもしれません。中華レストラン=中国人というステレオタイプを払拭できたかもしれませんね! 新型コロナウイルスに伴う差別 3月、インフルエンザにかかりました。咳のせいで数人の学生や寮の清掃員の方に振り向かれたときは、コロナの感染を疑われたのかと不安になりました。それまでのキャンパスライフで感じたことのない経験でした。この頃、アジア系アメリカ人がヘイトクライムに遭った事件もありました。社会学を履修して気づいたのは、多くのアメリカ人学生が多様性について幼少期からよく学んでいるということです。にもかかわらず、不安や恐怖が大きいと、今回のように社会は混乱を起こし、普段は見えにくい差別が浮き彫りになる現実を直視しました。一方、BGSUの友達の中には、SNSでアジア人差別反対を発信する学生もいて、そのような投稿を見た時は嬉しく、勇気づけられました。 以上です。 (写真は11月にレミゼラブルが上演されたコロンバスの劇場とインターナショナルディナー) (在宅のため、諸費用は発生しておりませんが、アメリカで受診したときの請求金$30がありました。)
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2020-03
月次報告書3月分
3月
2月までは対岸の火事だったコロナウイルスは、3月に入るとアメリカで急速に広がり始め、オハイオ州でも感染者が確認されるようになりました。BGSUは3月14日から21日まで春休みだったので、私はこの期間にフロリダに旅行する予定でしたが、感染リスクを考えた上で旅行を取りやめました。春休みの数日前までは、私自身も周りの学生もコロナウイルスに対する危機感があまりありませんでした。フロリダ旅行のお土産にはコロナウイルスを持って帰ってくるよ! などと冗談を言う学生もいたくらいです。その時はまだジョークを飛ばせるくらい、アメリカ国内での危機感は感じられませんでした。 しかし、春休みが始まると状況は一変しました。学校を閉鎖するために大学の授業はすべてオンラインに変更となり、退寮を求められました。また、州をまたいだ移動が禁止されるという噂もあり、状況は刻一刻と変化していきました。悩んだ末、日本からもオンライン授業を受講できる有難いシステムに背中を押され、5月の学期終了を待たずに帰国しました。 BGSUでの学生生活やそこで出会った教授、先生、友達との別れを惜しむ暇もなく帰国が決まり、気持ちの整理もつかぬまま、ボーリンググリーンを離れるという現実が受け入れられませんでした。ですが、コロナウイルスばかりはどうしようもないことなので、なんとか気持ちを切り替えて、今は5月まで残りのオンライン授業に集中したいと思います。 もう一つ。3月の上旬にインフルエンザにかかって以来ずっと体調が悪く、実は帰国前日にも受診をしました。その時、現地の友達にはとても助けてもらいました。病院まで車を出してくれたり、平時とは違いコロナウイルスの流行に伴い食料の調達も難しくなっている中、食事を届けてくれたりしました。帰国当日はUberの配車サービスも停止され、空港までの移動手段が絶たれてしまい、途方に暮れていたところ、快く現地の友達が送迎してくれました。持つべきものは友だ、なんてよく言われますが、本当にその通りだと思い、とても感謝しています。彼女たちの助けがなければ、私は日本に帰れなかったかもしれません。留学で出会ったたくさんの人との関わりをこれからも大切にし、帰国後も交流を続けたいと思います。 写真はBGSUのコートで行われたバスケの試合と、日本語クラブのハーフデーホームステイ
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2020-02
月次報告書2月分
2月
今学期に履修している授業はsociology, marine biology, ceramics, English, Ice skatingの5科目(13単位)です。取りたかったsport management の授業は定員オーバーで履修が叶わず、代わりにEnglish (語学)を取りました。また、Sociologyは2000番台のクラスを選びました。KUISでの授業を通してアメリカの社会や文化についての基礎知識は身についていたので、より深く社会学を学ぶために、少し上のクラスにしました。想像していたより難しくて四苦八苦していますが、とても活気のあふれる授業なのでやる気が出ますし、内容も面白いです。 2月のボーリンググリーンは毎日マイナス続きで、雪も毎週降ります。スノーブーツは必需品です。寒いボーリンググリーンでは出かけるのが億劫で、今月はあまり外出していませんが、ときどき友人と外食したり、ボーリングにも行きました。大学から車で20分くらいの場所にある中華料理店(Old Town Buffet)ではシーフードが絶品でした。アメリカに来てシーフードを食べた事がなかったので、久しぶりの味がおいしかったです。2月14日はバレンタインデーでしたが、アメリカのバレンタインは日本とは少し異なるようです。夫婦や恋人、友人同士やお世話になっている人に、チョコ以外にも花やカードを送る習慣があるようです。 (ボランティアについて) 1月から学内外のボランティア団体を探していて、Habitat Bowling Greenという団体の面接に行ってきました。ボーリンググリーンを拠点に活動していてBGSUの学生が参加しています。面接では、これまでに行ったボランティア活動についてと、自分が参加したいHabitatの活動について聞かれました。以下に活動内容を少し紹介します。家を建てるお金がない家庭に代わって、Habitatが無償で家を建てて寄付する活動があり、学生が一から家の建築に携わります。また、BGSUのアイスホッケーチームの試合がある際に、アイスリンク場でフリーマーケットを開いています。とても魅力的でしたが、どれも夏スタートのプロジェクトだったため、時期が合わず断念しました。9月であれば参加できたかもしれなかったので、少し後悔です。他のボランティアの機会を探してみたいと思います。 (今月の日本語クラブ) アクテビティナイト... 日本の遊び(お箸ゲーム、けん玉、かるた、投げ輪、だるま落としなど)を体験。 映画ナイト... 魔女の宅急便を英語で鑑賞。 ハーフデイホームステイ... 日本語クラブのコーディネーターをなさっている先生のご自宅で、日本食をいただきました。 バレンタインデー...交換留学生による日本のバレンタインについてのプレゼンと、折り紙でハートの入れ物をつくる。
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2020-01
月次報告書1月分
1月
大学は12月14日から1月26日まで冬休みで、この間に日本に一時帰国しました。帰国してまず感じたのは、日本は狭い!です。アメリカ、特にボーリンググリーンはひろーい土地がどこまーでも続いているので、その景色に慣れてしまうと、日本の家と家の間隔がとても狭く感じました。また、ボーリンググリーンの寒さを経験した私にとって、暖冬の日本は温かいを超えて少し暑く感じました。そして不思議なことに帰国して数日間は、ホッとするどころか日本での生活に少し居心地の悪さを感じました。これが逆カルチャーショックと言われるものなのでしょうか。ボーリンググリーンで過ごしたのはたったの4か月ですが、そんな短期間でも住めば都。知らず知らずのうちに環境や生活に慣れていたようです。 冬休み中はずっと日本にいたため、留学らしい話があまり思いつきませんが、唯一あるとするならば、私とルームメイトはそれぞれ自分の家族に、日本料理とアメリカの料理をつくりました。私はオハイオ州シンシナティの郷土料理「シンシナティチリ」をつくり、一方、ルームメイトはアメリカでジャパニースカレーライスをつくってくれました。それぞれのレシピは、11月のサンクスギビングデーでルームメイトの家族宅に泊まった時に交換しました。シンシナティチリは、ルームメイトのお母さんが振舞ってくれた思い出深い料理で、あまりのおいしさから日本でもつくりたい!とお願いすると、家族秘伝?のレシピを教えてくれました。ベースのトマトソースに赤豆や隠し味にチリソースなどの香辛料を加え、パスタやペンネの上にかけて食べます。味もさることながら、豆と香辛料の香りがとてもおいしい料理です。食を通じてルームメイトの家族にも日本を知ってもらうことができ、また、自分がアメリカで食べた料理を家族に紹介する機会が得られて、よかったです。 春学期は1月27日から始まります。時差ぼけを引きずったまま授業を受けたくなかったため、早めの24日にアメリカに到着し、寮が開くまで友人の家に泊めてもらいました。今学期は授業はもちろんですが、ボランティア活動など学外での活動をぜひ経験したいと思います。また、ジャパニーズクラブのイベントにも積極的に参加する予定です。というのも、秋学期の留学生活を通して、海外の人により日本を知ってもらいたいと思うようになったからです。日本を離れて感じたのは、海外から見た日本は自分の想像よりもはるかに小さい小さい存在だ、ということでした。日本の位置がわからないオーストリアからの留学生や、アメリカ人の中にも東京2020を知らない人もいました。また、スポーツマネジメントのクラスで使った教科書に、ラグビー日本大会についての大きなコラムが載っていましたが、授業では扱われることなく完全にスルーされてしまいました(汗)日本ではあんなに盛り上がっていたのに…。一歩外に出ると、日本の事を知らない人は少なくありません。むしろ多いくらいです。日本語クラブの活動を通して、学生が日本に興味を持つきっかけをつくる手伝いが出来たらと思っています。4月に行われる花見では、日本語クラブの学生はもちろん、クラブを枠を超えて多くのBGSUの学生が参加するようなので、学生に浴衣を着せる手伝いができると思います。また手軽に楽しめる日本のカードゲームとして、花札を持ってきたので、日本語クラブで花札大会が開けないか提案してみたいと思います。 写真は 1月のBGSUと、日本でつくったシンシナティチリ。
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2019-12
月次報告書12月分
全力で勉強し、全力で遊んだ12月
4か月間の秋学期も、12月に入りあっという間にカウントダウンです。学期最後の2週間、テストの勉強とプレゼンテーションの準備に多くの時間を費やしましたが、同じくらい遊びました。勉学以外の経験も留学の一つの醍醐味であり、思う存分楽しみたいという気持ちから、週末には友人と映画を見たり、バスケやアイスホッケーの試合を観戦したり、ジンジャーハウスやどら焼きをつくったり、ビリヤードしたり、アイススケートをしたり...寝る間を惜しんで全力で勉強し、遊びました。勉強も短期集中で効率よく進めることができ、文武両道ならぬ文遊両道で2週間過ごせたと思います。時には思い切って遊ぶことも大切ですね。 (BGSUのテスト期間について) テスト期間は図書館が24時間空いています。アメリカのある学生は、テスト期間中の自分の住所は図書館だ。とジョークを言っていました。そのくらい四六時中図書館に籠っているということのようです。以前のレポートでは、窓からボーリンググリーンを一望できる8階の自習スペースをお勧めしましたが、7階の共同の自習スペースもなかなかいいです。何人かと一緒に勉強するとモチベーションも上がりますし、ときどき大学から学生にお菓子屋やピザの差し入れがあります。絶対に太るとわかっていてもついついもらってしまいました。その結果、再びの成長期を迎え、順調に横にサイズアップ!もちろん大丈夫、知識もアップしているから! (バスケの試合とアイススケートについて) バスケの試合では、なんとスターウォーズ最新作を記念して、ハーフタイムショーに仮装したスタッフのパフォーマンスがありました! 圧巻の「ライトセーバーさばき」で会場は大盛り上がりでしたが、私は映画のご本人よりも少しぽっちゃりしたハン・ソロが忘れられません(笑)。ちなみにアイススケート場はキャンパスから徒歩5分ほどの場所にあり、学生は6ドルでスケートを楽しめます。アメリカの多くの大学はアイススケート場を完備していて、さすがアメリカ、アイスホッケーが盛んなことも頷けます。BGSUにはスケートの履修も可能で、来期にはぜひ私もトライしたいです。 (服装について) 最後に、留学に必要な服について書きたいと思います。アメリカの学生はカジュアルなイメージがありますが、フォーマルな服装も用意しておくと安心です。浴衣もあるとなお良しです。普段過ごす分にはTシャツ&ジーンズ&パーカーで十分ですが、プレゼンテーションの際にビジネスカジュアルな服装が必要なことがありました。また、毎年行われているインターナショナルディナーでは、フォーマルな服装が必要でした。インターナショナルディナーとは留学生がみんなでテーブルを囲んで一緒にディナーをしたり、ステージでパフォーマンスをしたりします。私はドレスを持っておらず、持ってきた浴衣を着ました。今更浴衣はありきたりかと思いきや、意外と好評でした。5月行われるジャパニーズクラブのお花見でも浴衣を着る機会があるそうです。 ちょっとしたイベントの時はフォーマルな服、プレゼン時はビジネスカジュアルな服が必要です。私は日本から持ち込みはせず、現地調達するつもりでしたが、実際のところ、近くのスーパーでは小さめのサイズが見つからず、友達の車で少し離れたショッピングモールに連れて行ってもらいました。Amazonでも買えますが、どうしてもサイズが微妙でした。やはり一枚、日本から持ち込むと便利だと思います。 この4か月間は長いようであっという間でしたが、ここには書ききれないくらい多くのことを学び、経験したとても濃い4か月間でした。1月下旬から春学期がスタートしますが、この冬休み期間にしっかり休息を取り、自分の英語力を磨いて、残りの留学生活を充実させたいと思います。
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2019-11
月次報告書11月分
11月
今月はアメリカの祝日サンクスギビングデーについて書きたいと思います。サンクスギビングデーを含め5日間は大学の寮が閉まるので、学生の多くは帰省するか、友人宅に泊まって過ごします。中にはこの期間に旅行する学生もいました。私は、シンシナティに実家があるルームメイトが家にまるまる5日間泊めてくれました。家族と過ごす中で学校生活だけでは感じることのできない文化や価値観に触れることができたと思います。 シンシナティはボーリンググリーンから南に4時間ほど車を走らせたところにあり、もともとドイツ系移民が多く住んでいたことから、あちこちにドイツ風の家が見られます。また、アートな街としても知られていて市の中心地には壁画アートがたくさんあり、歩いて街を散策しました。ボーリンググリーンほど田舎ではないけれど、シカゴやニューヨークほど都会でもない...。シンシナティはちょうどsuburbという単語がピッタリ当てはまるような街です。 11月28日のサンクスギビングデーにはルームメイトの父方の家族と会い、翌日のアフターサンクスギビングデーには母方の家族と過ごしました。サンクスギビングデーといえば家族とのんびり過ごすイメージがありましたが、実際は料理の準備で朝から大忙しです。家族全員が集まると、みんなで持ち寄った料理を食べながら親戚同士でお互いの近況報告をしたり、食後にテーブルゲームをしたり、ホームアローンを見たり。印象的だったことは、出会った家族がみな自分のルーツに関心を持ち、そして大切にしていることです。ルームメイトの父方の祖父母がドイツ系移民をルーツに持っていて、家系図や写真を見ながら自分の生まれや先祖について私に説明してくれました。もちろんすべてのアメリカ人が自分たちのルーツに関心があるわけではないと思いますが、私が一緒に過ごした家族はアメリカだけではなく、同じくらいドイツにも思い入れがあり、移民をルーツに持つ家族ならではだと思いました。 アメリカの家庭料理をたくさん教えてもらったお礼に何か日本らしいものをつくりたいと思い、最終日にアジアの食品が売っている大きなマーケットに連れて行ってもらい、そこで調達した材料でカレーライスをつくりました。家族に日本のカレーライスは初めての味だと言われ、たぶん!喜んでもらえてよかったです。 (日本語クラブの活動) 11/7 Auction コーディネーターの川野先生が手ぬぐい、湯飲み、日本のファッション誌など日本にちなんだ物を用意されて、 オークションをしました。 11/13 Origami Workshop Japan Outreachからの派遣で、川野先生のもとでTA(Teaching Assistant)をなさっている方のワークショップに 参加しました。七五三について学びながら、折り紙で着物をつくりました。 11/14 Movie Night 千と千尋の神隠しの英語版を見ました! 11月後半はサンクスギビングデーで大学が休みなので、日本語クラブもお休みです。
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2019-10
月次報告書10月分
10月
10月はあっという間に過ぎて行きました。中旬ごろには中間試験があり、それまではテスト勉強とレポートに勤しむ毎日だったため、特に時間が経つのが早く感じました。試験といえば、BGSUの図書館は深夜まで空いているため、試験期間は学生が夜遅くまで滞在しています。7階と8階が自習スペースになっていて、ちなみに8階の窓際の席からは、ボーリンググリーンの景色が見えるのでおススメです。自習の時以外は、レポート作成で参考文献を探すために図書館を利用しました。本の探し方は図書館のスタッフに聞くと丁寧に教えてくれますし、学習の相談などは一階のサポートデスクが対応してくれます。私は、アメリカのレポートの形式について相談に行きました。レポートの内容も大事ですが、形式も重視されるので一度相談に行ってみて正解でした。 テスト期間が終わると学内は一気にハロウィンムードになり、ハロウィンの週には各クラブやコミュニティでそれぞれイベントが行われているようでした。 (今月の日本語クラブでの活動) ・BGSUから日本に交換留学した学生のプレゼン ・書道ワークショップ ・カラオケ ・ハロウィン仮装ミニコンテスト ・Half Day Homestay 日本語クラブのコーディネートをなさっている川野先生のお宅で、日本の 料理をいただいたり、日本のhome life を知る。 (BGSU周辺のスーパー) 授業の報告欄でも触れましたが、Global Village Learning Community でおにぎりと卵焼きをつくるために、近くのスーパーに行きました。BGSU周辺には3つスーパーがあり(Meijer, Kroger, Walmart)、Meijerへは学校からシャトルバスが出ています。食品や生活用品はだいたいMeijerでゲットできます。 (土日の過ごし方) BGSUはのどかな田舎にある大学なので、大学周辺にダウンタウンがあるものの、外食する他あまり遊べるところはないと思います。勉強するにはもってこいの環境だと思いますが...!私は土日は主に授業の予習復習を進めたり、友人と映画を見たりして過ごしています。ちなみに先週はハロウィンのかぼちゃを彫りました!ボーリンググリーンの外に遊びに行くには、タクシー(Uber)を使うか、でもやはり友達の車に乗せてもらうのが1番です。車から2時間以内で行ける範囲にはToledoやColumbusがあり、ショッピングや観光もできるのではないかと思います。 下旬ごろから一気に気温が下がり、紅葉がきれいな BGSUです。11月はマイナスまで下がるようなので、そろそろダウンの出番です。いよいよオハイオの冬がやってきます。 写真は友人と4時間かけて(笑)つくったJack-O-Lantern。
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2019-09
月次報告書9月分
9月
ボーリンググリーンに来てから1ヶ月以上が経ち、だいぶこちらの生活にも慣れてきました。あと数日で10月になりますが、太陽が出てる日はジリジリと真夏のように暑いです。かと思えば急に寒くなり上着が手放せない時があったり。大学の子たちは、皆口を揃えて“Weather in Ohio is weird"だと言っていますが、本当にweirdです笑。 さてさて、9月に入って授業も本格的になり、忙しいけれどとても充実した日々を送っています。平日は主に授業の予習と復習のため、図書館やstudent union という建物のラウンジで過ごしています。予習は主にテキストを読んで課題のミニクイズを解き、ノートにポイントをまとめ、わからない部分は授業までに調べておきます。基本的なことですが、これが授業の理解に非常に役立っています。週末は課題を進める日もあれば、BGSU主催のイベントに参加するときもありました。9月の初め頃にはBlack Swampというアートのイベントが開催されます。ダウンタウンの道路にずらりと並んだお店には、絵画、ガラス作品などステキな作品がたくさんあり、ウィンドーショッピングだけでも大満足でした。他にも、土日には学内、学外で映画鑑賞、パーティー、アートのお祭り、リンゴ狩り、フットボールの試合、などなど様々なイベントが用意されていて、ほどよく息抜きにもなり、アメリカの学生と関わる機会も増えるためお勧めです。また、寮のラウンジにはテレビがあるので、休みの日には映画を観ることもできます。 課外活動について、私は日本語クラブに所属しています。活動は毎週木曜日の21:00からで、中本ルームといい、障子など日本っぽさを取り入れた部屋に集まります。日本の他大学から来た交換留学生も参加していて、折り紙の回では日本人が中心となりアメリカの学生さんをサポートしました。折り方一つ説明するにも、英語だと伝え方が分からず。活動の前日に交換留学生の子と一緒にyoutubeで、あーだこーだ言いながら説明の仕方を学びました。私はカエルの折り方担当でしたが、当日は準備の甲斐あり、カエルの兄弟がたくさんできました。 BGSUで最近驚いたことは、BGSUのスタバにて「バニラフラペチーノ」が店員さんに伝らなかった事です。ただ単に私の「バニラ」発音が悪かっただけなのですが、1回目にオーダーした時に全く伝わらず、結局他の物をたのみ。リベンジで2回目に行った時は、スマホでバニラの発音を調べたにもかかわらず、また伝わらず。3回目は、当たって砕けろで、出来るだけネイティブっぽくいろんな言い方で「バニラ」を連呼すること7回目で、やっと伝わり、念願のバニラフラペチーノを飲むことができました笑。発音の重要性を身にしみて感じました。ちなみにアメリカのスタバは日本よりも安いです。またBGSUのスタバではミールプランも使えます。 写真はBlack Swamp で見つけたチョークアートと、BGSUのホームスタジアムで行われたアメリカンフットボールの試合。
アメリカ合衆国(米国)
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Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
2019-08
月次報告書8月分
到着と授業までの生活
(到着) 日本から約11時間のフライトを経て、現地時間の8月13日にオハイオ州のデトロイト空港に到着しました。空港からは大学までは、大学が手配してくれる無料のシャトルバスに乗りました。 (寮生活) 大学に到着してから数日間はtemporary housing(仮の寮)に泊まり、その後これから過ごす寮に移りました。寮はアメリカ人のルームメイトと二人一部屋で、ベット、机、たんす、クローゼットは備え付けです。洗濯機、バスルームは各階ごとで共有になっています。冷蔵庫、扇風機などをアメリカで買うことも考えましたが、ありがたいことに、今回はルームメイトの子が全てシェアしてくれます。 (食事) キャンパス内には、ダイニング、ファストフード店、スタバなどがあります。ですが授業が始まるまでは、営業していない or 利用できる時間が短いです。ただ、シャトルバスで近隣のスーパーまで買い出しに行けたり、各イベントに参加すると、無料で水やピザなどの軽食がもらえたりします。キャンパス外に足を伸ばせば、レストランもあります。私は他大学から来た同じ日本人留学生の子と中国料理を食べに行きました。もしも日本食が恋しくなったら、味が似ているのでおススメです!キャンパス内のダイニングが開いてからは、ミールプランを使っています。バイキング形式で、ジャンクフードから野菜やフルーツまで(バランスよく)食べ放題です。 (携帯) 携帯は「Hanacell」という会社のSIMカードを使っています。アメリカ到着後にSIMカードを買うこともできますが、私は渡航前に購入しました。wifiなしでもすぐに携帯を使えるので、空港にて留学先の大学の担当者とシャトルバスの発着についてのメールをやり取りをする際に便利です。自前に購入しておいて正解でした。 (授業) 授業については上に詳しく記載しましたが、秋学期は8月26日から始まり、ちょうど今は1週間目が終わったところです。 (日々の生活) Bowling Green State University (BGSU)は、とてものどかで落ち着いた雰囲気の大学なので、勉強するには非常に良い環境です。BGSUではinternational student (主にアメリカ国外出身で、学部で4年間学ぶ学生)を多く受け入れています。オリエンテーションに参加した際には、多様な国や地域出身のinternational studentsと交流する機会があり、地域特有の「英語の訛り」に苦戦しながらも、素敵な時間を過ごしました。オリエンテーション後は毎日のようにイベントがあります。その一つは、各グループごとに与えられたヒントを頼りに、大学周辺にあるお店を巡るアクティビティでした。大学だけでなく、地域全体の事を知る良い機会になりましたし、友達もできました! 珍道中も多々ありました。今となっては笑い話ですが、実はシャトルバスに置いていかれ、夜12時前に香港の留学生の子とタクシーで大学まで帰りました。その日は大学スタッフの運転するバスで買い出しに行く予定でした。BGSU付近にはスーパーが3つあり、夜8時に留学生は自分の行きたいスーパー行きのバスに乗りました。ところが、私が乗ったバスには他に4人しかおらず、今思えばその時点で暗雲が立ち込めていたように思います。その後買い物を済ませ、夜9時に迎えに来るはずのバスを待ちますが、待てども待てども一向にバスはやって来ず。その後もひたすら待つこと2時間。そういえばと思い、同じバスに乗っていた後の3人を探しますが見つからず。その時初めて私たちは置いてけぼりを確信しました。歩きで帰るのも危険だと考え、地元の人に声をかけたり、大学のポリスに電話をしたりもしましたが、結局タクシーで帰りました。アメリカに来て早々の珍事件でしたが、バスを待つ間に香港の子と話す中でたくさんの英語のボキャブラリーを学び、地元の人に大学まで送ってくれないかと交渉する度胸もつきました。ちなみに、なぜ置いていかれたかは未だに謎ですが、二人とも気にしないようにしています。笑 これから楽しみにしているのは、授業はもちろんのことですが、日本語クラブでの活動です。日本やアジアに興味のある学生さんと一緒に、互いの文化を紹介し合ったり、実際に体験します。活動は9月からなので、今後のレポートでちょこちょこ触れたいと思います。 写真は大学の校舎。
アメリカ合衆国(米国)
BOWLING GREEN STATE UNIVERSITY
Yuzuki
国際コミュニケーション学科 3年 交換
1~10件目 / 10件中