Cassiaの報告書一覧
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2025-02-01 ~ 2025-12-31
留学種別
交換
1~5件目 / 5件中
2025-06
月次報告書6月分
ブラジルで生きている
 6月のブラジルはFesta Junina一色。毎週のように踊って、食べて、盛り上がり。その一方、ブラジルで出会った友人と涙の別れもあり、留学があっという間に過ぎていくことを実感した月でした。 友人関係  6月半ば、友人がブラジルを離れました。彼とは今学期に入ってから出会い、わずかな時間でしたがたくさんの思い出がありました。最終日にはみんなで空港まで見送りに行ったのですが、大勢で大号泣。来月も帰国予定の先輩方がいるため、すでに私自身の留学が折り返し地点にきていることを実感しています。 週末  6月はFesta Juninaというお祭りが各地で行われています。私が行った大学内と教会のFesta Juninaではパステルやとうもろこしなどに加え、Vinho quente(温かいワイン)やCaldo Verde(緑のスープ)などが売られていました。その後、みんなで踊ります。この期間中の週末は必ずどこかで開催され、7月8月もFesta Julina、Festa Agostinaと名前を変えて行われるそうで、ブラジル人のFesta愛を感じます。  22日には、LGBT+プライドパレードがありました。パウリスタ通りをメインに、周辺の通りにかけて行われ、海外からも参加する人がいる程の大規模なパレード。参加している人たちは自分らしさを服装やメイクなど様々な方法で表現していて、日本ではなかなか見られない光景です。  留学生の会にも参加。日本人留学生とブラジルで働く日本人の方たちが集まり、キャリア等について貴重なお話を聞くことができました。留学と同時に、就活の時期でもあるので、相談をすることができて良い機会だったと思います。 交通  交通手段については何度か記載していますが、公共交通機関を利用する度に日本との違いが見られます。まず、バスや電車の中で静かにするという文化はないので常に騒がしいイメージです。特に地下鉄内は、お金を恵んでくれるように呼び掛ける人が車両内を行ったり来たり。手作りのお菓子を販売する人、手作りじゃないお菓子を販売する人。楽器を演奏したり、歌を披露する人もいたりします。日本で言う路上ライブを車両内でやっている感じです。  それ以外の移動手段として、Uberを利用することも。利用の際には注意が必要です。運転手の方の車に乗せてもらうので、ドアを強く閉めない、挨拶を忘れないなど。利用後、アプリで評価され、その評価が今後の利用に影響します。そして、私は幸いまだ危ない目にあっていませんが、危ない目にあったという知人の話もいくつか聞いたことがあります。あくまで一般人が乗せているので、気をつけるに越したことはありません。私が気をつければよかったと思ったのは、行先の入力です。10人で駅から3台に分かれて乗り、レストランで合流することになったのですが、私が手配したUberが一番乗りで現地に到着。あとの2台に乗っていたメンバーから到着したと連絡を受けたのですが、どこにも見当たりません。私たちはチェーン店の違う店舗に来ていました。ちゃんと確認しましょう。 服装  半袖とダウンが混合する季節。かなり軽装の人もいれば、厚着している人もいるというような、調節の難しい季節になりました。日中と夜の寒暖差があり、冬が始まっています。長袖を買いに行ったのですが割高で、半袖に比べると種類もあまり多く無いので、日本から持ってこられる分は持ってきた方がいいです。大学内にはUSPのTシャツやパーカーなども売っているので寒さ対策かつ記念として買っている友人も多いです。“Meu bebê entrou na USP”「私の赤ちゃんがUSPに入学した」というTシャツもあるので、両親に買って帰る予定です。 病院  訳あって病院に行く機会があった今月。計4回病院にかかったのですが、週末はかなり待たされます。でも全て無料なので、仕方ないという感じです。日常生活のポルトガル語とは違い、症状を説明したり、お医者さんからの説明を受けたりするのはさらに難しいです。病院にかかることがないことが一番良いですが、もしそうなったとしたら、状況をあらかじめポルトガル語で説明できるようにして、飲んでいる薬はお医者さんに写真や実物を見せて説明することをお勧めします。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-05
月次報告書5月分
ブラジル人、身分を証明
 RG、ブラジルの身分証明書を更新(日本で言うところのマイナンバーカード)。銀行口座開設。ブラジルで生活するにあたり必要なものが揃い、残すはポルトガル語習得! 滞在先  電気について。滞在先に限ったことではありませんが、ブラジルの電気系統エピソードがいくつかあります。前提として、ブラジルの電圧は日本よりもかなり強め。電子レンジの時間調整も気をつける必要があり、滞在先の洗濯機は脱水含め15分で完了。コンセントの形も違うため、日本から持ち込むものなどには変換プラグが必要になります。対応する電圧が異なる製品を使うためには、変換プラグも必須。海外対応の製品もあります。ですが!!!海外対応だからと言って安心はできないのです。それは旅行先で友人が日本から持ってきた海外対応のドライヤーを使っていた時。突然ドライヤーは大きな音をたてながらショートしました。焦げたような臭いと熱を発して、二度と動くことはありませんでした。日本から持ち込んだストレートアイロンなども熱くなりやすいので、海外対応でもブラジルの電圧に対応できるかどうか見極めた方がいいです。ここまで言うと、電気強いし丈夫なのでは?と思いますが、頻繁に停電するので出来る時に携帯を充電しておくことや、ろうそく、マッチなども常備しておくことをおすすめします。 お金関係  今月、Banco do Brasilで銀行口座を開設しました。それまでの支払いは日本のクレジットカードか現金。現金は日本での換金と、Wiseを使う方法があります。Wiseには、アプリで日本の銀行から送金し、Wiseのカードを使ってSantanderという銀行の機械で現金をおろします。説明だと分かりにくいかもしれませんが、とにかくWiseはアプリだけでなく、カード本体を作った方がいいです。ブラジルで口座開設してからは、WiseからさらにBanco do Brasilに送金しています。ブラジルはPixという支払い方法が存在し、Pay Payみたいなものですが、銀行のアプリから直接支払うことができます。ブラジルでは日本のクレジットカードも使えますが、不正利用や桁の間違いで300円の飲み物が3万円で請求されたこともあったので、こまめに請求額をチェックしたほうがいいです。 週末  5月11日、母の日。日本にいる母には会えませんが、ブラジルの母である叔母にちょっとしたプレゼントを。友人もお世話になっているからと、一緒にプレゼントを選んでくれました。4月に入った頃から、お店で母の日のプレゼントが置かれ始めたのですが、これ日常使いするの?というくらい愛とクセの強いものばかり。「愛している」と大きく書かれたハート型のクッションや、「私のママは女王」と書かれた水筒など。そして、当日になって準備する人も多いらしく、道端で花を売っている人を多く見かけました。  他の週末には、サッカーの試合も観に行きました。多くのブラジル人がサッカーに対する熱がすごいので、スタジアムの盛り上がりも大迫力。観戦したのは、女子サッカーのブラジル代表と日本代表の試合だったのですが、ブラジルサポーター側からの観戦だったので、ブラジルの得点を叫んで喜び、日本の得点は静かに喜びました。3対1で日本は負けてしまいましたが、スタジアム全体でのウェーブに日本サポーターも加わったのを見て、ブラジル人と日本人の良い空間を見ることができた気がします。 身分証  私はブラジル国籍を持っているため、ブラジルでの身分証であるRG(Registro Geral)を更新しましたが、留学生は基本的に外国人登録番号であるRNM(Registro Nacional Migratorio)を登録する必要があります。ブラジルでの生活で頻繁に必要になるのは、RNMとCPF(納税者番号)です。CPFは在日のブラジル領事館で取得できます。身分証はすぐ作れるわけではないので、出来るまでの2,3カ月はパスポートを身分証として使っている人が多かったです。身分証ができれば、銀行口座の開設も出来るようになります。 ワクチン  ブラジルでは予約無し、無料でワクチンを打てます。私は黄熱病と風邪のワクチンを大学周辺の病院で打ちました。この2つのワクチンはそれぞれ別日、違う友達と打ちに行ったのですが、予約も要らないので「これからワクチン打とうと思うんだけど一緒に行く?」「え、無料?行く!!」みたいな感じで決まりました。もちろん、日本で打てるワクチンを打ち終わってから留学をスタートする方が計画的ではありますが、風邪のワクチンは半年ごとに打っているという友達もいたので、長期留学ならブラジルで打つのも悪くないと思います。個人情報の登録を病院で行い、呼び出されるのを待ちます。すぐ終わります。私の場合、部屋に入ってから椅子に座ろうとした時にはもう打ち終わっていました。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-04
月次報告書4月分
日本人であり、ブラジル人
 桜の無い4月。伝わらないポルトガル語。地元から持ち込んだお菓子は尽き。やはり自分に留学なんて向いてなかったのでは?と思う日も。でもそんな不安、自分がブラジル人になりきっちゃえばなんてことない。自分の弱さと向き合った今月は、これからさらにブラジル留学を楽しもうと改められる機会でした。 滞在先  お風呂について。お風呂は基本1人が立っていられるくらいのスペースに、天井についたシャワーが1つ。取り外し不可。水の温度は蛇口の捻り加減での調節になります。ブラジル初日のシャワー、調節ができるということすらもわからないまま冷水を浴び、「きっとブラジルでお湯はでないんだ」とこの先1年間の覚悟を決めていました。安心してください。お湯出ます。天気や時間帯によっては温度も気まぐれですが。軟水や硬水については詳しくわかりませんが、私の感覚だと日本とは違う気がします。シャンプーの泡立ちが違ったり、クレンジングが乳化しなかったり。水道水はもちろん違います。滞在先には蛇口に付けるタイプの浄水器があるのですが、そこから入れた水でもあまり美味しいとは言えません。スーパーマーケットで買うミネラルウォーターか、大学内のウォーターサーバーがおいしくて安全なのでお勧めです。 交通  バスや地下鉄の中にもブラジル人の文化が。ブラジルのバスや地下鉄にも優先席が設置されています。優先席でなくてもお年寄りや妊婦さん、怪我をしている人に席を譲りましょう的な暗黙の了解は日本にも存在しますよね。(添付写真:お年寄り、妊婦さんなどに加えて体形がふくよかな方の項目も)しかしブラジル人、明らかに日本人よりも譲るスピードが速い。日本人は譲る側も譲られる側も恥ずかしがって、そもそも声をかけるのに勇気がいるイメージですが、ブラジルだとそのやり取りがスムーズ。学校からの帰り道、その日は疲れすぎてゾンビみたいな顔してバスに乗っていると、2人のおじさまから優先席を譲ってもらいました。とっさのことだったので日本人の一面が出て断ってしまいましたが、そのくらいみんな周りを見ていて、初対面でも気にかけてくれます。さらにブラジルには、席に座っている人が立っている人の荷物を持ってあげるという文化があるらしく。何度かその光景を見たことがあり、私自身も「荷物持ってあげるよ」と声をかけてもらったことがあります。声をかけられたときは、自分の荷物を知らない人に渡すのが怖かったので遠慮しましたが、それでも持つよと言ってくれたので託しました。幸いそのおじさまは良い人で何事もなかったのですが、彼からかばんを受け取った後すぐに中身を全て確認しました。なにも盗まれていないし、入れられていない。すごく優しくて良い文化だとは思いますが、到着3カ月目の外国人には少しハードルが高かったので、親切心で言ってくれている人を見極めるのが重要です。 食事  私はブラジルでの食事が好きなので特に苦労はないですが、多くの日本人が慣れないのはパラパラのお米でしょう。友人は食が合わず、苦労しているようです。サンパウロでは日本米も買うことができ、叔母は「白米」というお店で買っています。ブラジルの食べ物を食べる機会もたくさんあり、Feiraという曜日ごとに場所が変わる市場のようなところでパステルを食べたり、家でBolo de Cenoura(ニンジンケーキ)を作ったり。市販のケーキは砂糖多めで、日本人にはかなり重め。ブラジル食が合えば、朝、昼、夜 全て学食で済ませて安く抑えることもできると思います。 週末  4月はイースターの休みがあり、その期間でミナスジェライス州に留学している友人と合流してミナスジェライス州、リオデジャネイロ州を旅行しました。実はこの留学でブラジル渡航人生5回目の私。リオデジャネイロは10年ぶり2度目。現地のブラジル人たちには散々、リオは危ないから気をつけてと念を押されていたので、一段と気合いを入れてスリ対策と治安の悪い地域を避けての移動。何事もなく無事に旅を終え、旅行が終わるころにはサンパウロが恋しかったです。 気候・服装  夜だけでなく昼間も寒い日が増え、長袖必須となりました。寝る時も、毛布を使うほどに寒く、急に冬が近づいた感じがします。とはいえ、日中と夜の寒暖差が激しいため、周りで体調を崩す人も少なくありませんでした。ブラジルは情熱の国、暑い国だ。のイメージで来た留学生たちは口をそろえて「聞いていた話と違う」と。同意です。極端に大量の半袖と裏起毛の上着しか持ってこなかったため、調整が難しい。堂々とタンクトップで歩くブラジル人をよそ目に、UNIQLOのヒートテックのありがたみが沁みます。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-03
月次報告書3月分
ブラジル人デビュー
   初月に比べ、ブラジルでの生活に慣れてきた3月。慣れて感じる日本へのサウダージもあり。到着してから1ヶ月が経ち、ブラジルと日本との違いも見えてきました。 滞在先  滞在先は叔母宅で、叔母と叔父と住んでいます。玄関は無く、リビング、キッチン、寝室など。お風呂に日本のようなバスタブはなく、お手洗いと同じ部屋にあるので狭くて不便に感じることもありましたが、慣れます。住宅街の中は、街に比べ人の通りも穏やかです。このあたりは洪水や停電も中心部に比べると少なく、過ごしやすいです。(この文章を書いてる最中に停電、、) 通学・交通手段  バスで通学しています。ブラジルのバスは日本に比べるとかなり雑です。まだドアが閉まりきらないうちの発車や、下り坂も曲がり角もスピードを変えない運転技術の高さ(?)。お腹いっぱいの時は確実に酔いますね。バスのシステムも日本とは異なり、前方から乗車→中央にある機会で精算(Bilhete Unicoまたは現金)→バーを越える→後方から降車。バス停には名前が無く、「次は○○に止まります」とかいうアナウンスもないので、絶対に寝過ごせません。でも、バス中央にいるCobradorという人に降りたい場所を伝えたら、降りるタイミングを教えてくれます。何度もお世話になりました。  関連して交通ですが、週末など出かけるときは地下鉄やUberも使用します。Uberは一般人が乗せるタクシーみたいな感じで捉えていますが、とても安くて便利です。アプリを登録する必要があるのですが、上手くいかないなと思っていたら、運転手用のアプリをダウンロードしていました。要注意。 食事  食事に関しては簡潔に言うと、豆と米です。毎日豆と米です。でも不思議なのは全然飽きないこと。なんなら好きになっている。学食でも家でも、おかずは毎日違いますが、肉の割合が高いです。魚もでます。日本食はリベルダージですき家やラーメンを食べれるので、まだ困ってないです。お家では、日本米を炊くことも。お味噌汁も納豆もあり、充分日本を感じれます。 授業  授業が始まりました。ブラジル人には「何の授業とってるの?」とよく聞かれますが、答えると毎回「え?なんで?」という顔をされます。それはCultura Japonesa(日本文化)の授業を取っているから。確かにもうすでに習ったことのある日本の歴史ですが、ポルトガル語だと全然授業に追いつけていません。唯一分かったのは先生が縄文人と弥生人の顔の絵を見比べて、「ブラジル人は縄文人顔だよね」って言ってたことだけ。他の授業は留学生必須のブラジル文化の授業。先輩にお勧めされた地名学。ポルトガル語についての授業。まだ数回なので詳しくは来月以降に書く予定ですが、注意が必要なのは履修登録。基本的に各授業に留学生は5名ずつらしく、早めに履修しないと埋まります。実際私が最後の1枠を埋めて、友人が取れなくなってしまった授業が2つ。最終的に友人は同じ授業、同じ先生の違う時間帯を登録した後、先生に直接交渉して元々受けたかった時間帯の履修を許可されていました。履修したい授業がそもそもリストに無いということもあったので、先生との交渉大事です。 週末  3月はカーニバル休みがありました。カーニバル時期は様々な場所でみんな踊ってます。カーニバルはリオデジャネイロのサンバのパレード形式のカーニバルのイメージでしたが、私が行ったサンパウロ市内各地のカーニバルもとても盛り上がっていました。しかし、人が多い上に踊ってるブラジル人みんなハイになっているので注意が必要です。初対面でも友達みたいな感じで話しかけられます。地下鉄でも誰かが歌い始めると、どんどん広がっていって大合唱。治安の悪さが増すので気をつけた方がいいです。 休み中は、姉が住むパラナ州マリンガに行きました。都会サンパウロとは違い、自然に囲まれいっぱい蚊に刺されました。サンパウロはなんでも揃っていて便利ですが、たまには自然いっぱいの環境もリフレッシュになっていいなと思います。マリンガまでは夜行バスで8時間ほどだったのですが、車内はとても寒いのでブランケットなど必須です。  ホームレスの方々にデザートを作った日もありました。叔母の通っている教会がホームレスの方々へ散髪や服などの提供を行っている日にお手伝いしました。日本ではしたことの無い経験でしたし、ホームレスの方々が多くいるということを改めて実感させられました。 友人関係  友人も、よっ友も増えました。日本人留学生との交流はもちろんブラジル人の友達が増え、話題の中でブラジルについて深く知る機会になって楽しいです。授業内に限らず、友達の友達や、学食で話しかけてくれる人など出会い方は様々ですが、留学前に感じていた友達1人もできなかったらどうしようという不安は初日で消えました。挨拶の仕方が日本と大きく違い、ハグします。慣れないうちは戸惑いましたが、今ではブラジル人に「もうブラジル人だね」って言ってもらえるくらいになりました。 携帯電話  叔母が代理で契約してくれているので、現金を手渡ししています。ブラジルの電話番号に変えると私だけでなく周りの友人たちもそうですが、知らない番号からほぼ毎日電話がかかってきます。電話に出たことはないですが、聞いた話によると営業の電話らしいです。 気候・服装  一時期、涼しいなと思った時期もありましたが、勘違いだったみたいです。暑いです。夜は涼しい日が多いのと突然の雨も多いので、薄めの長袖と折りたたみ傘を持ち歩くようにしています。教室によってはクーラーで寒い部屋もあります。  3月から本格的に授業が始まり、友達も増え、ブラジルにいるという実感がより強くなってきました。まだまだ授業を理解できなかったり、ポルトガル語がうまく伝わらなくて悔しくなったりすることも多々ありますが、友達が慰めてくれたり、自分で自分を褒めたりしてなんとか乗り切ってます。来月もまた新しい出会いや経験をできるように、ポルトガル語頑張ります!
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
2025-02
月次報告書2月分
ブラジル到着
 ブラジルでの新しい生活が始まります。留学先はサンパウロ大学(USP)。 パスポートや荷造り、保険、何もかも準備がギリギリで、たくさんの人に助けてもらいました。この1年、新しい環境で色々な体験をしていきたいです。 滞在先  父方の叔母の家に滞在しています。住宅街の中のアパートで、家に入るまでに4回の顔認証システムがあるので、セキュリティはとてもしっかりしています。家の周りには、スーパーマーケットや薬局も充実していて、バス停も2ヵ所あります。 通学  USPまではバスで1時間ほどで、家の最寄りバス停からButanta駅、そこからバスを乗り継いで通学しています。Bilhete Unicoというバスや地下鉄で使えるカードがあるのですが、登録が必要なので今のところ現金で払っています。 食事  朝食は基本、叔母が用意してくれていて、主にパンとコーヒーがメインです。昼食は大学内の学食、Bandejaoで食べています。メニューは毎日、お米とfeijaoでその他のおかずは日によって異なります。自分で好きな量を取れて、だいぶお腹いっぱいになるのに、1食2レアル(約50円)ととても安いので、授業が無くても昼食だけ食べに来る人も多いです。夕食は基本家で食べていますが、学校帰りに友達と出かけたり、週末などは外食することも多いです。 授業  授業はカーニバル前で、ほとんどありませんでした。留学生は履修登録が3月からなので、それまでは授業の情報を得るのが難しいです。学校内の掲示板に授業の情報が張られてあったりするので、写真に残して確認していました。 週末  週末は友達と地下鉄に乗ってPaulistaやLibnerdadeへ行き、買い物したりご飯を食べることが多いです。 友人関係  留学生は大学が始まる1週間にオリエンテーションのようなものがあり、そこで他国からの留学生や日本人留学生とも交流することができます。私は、勇気が出なくて声をかけることができませんでしたが、友達の友達など、次第に友好関係が広がっていきました。 携帯電話  私は日本でeSIMを買うのを忘れていたので、空港についてから家のWi-Fiに繋ぐまで携帯が使えませんでした。到着してから3日ほど経ってから、ブラジルで使う用のスマホとブラジルの電話番号のSIMを持つことができましたが、それまでとても不便でした。ブラジルでスマホや携帯番号を買うにしても、到着してからしばらくはバタバタすると思うので、1か月分ほどのeSIMを買っておくことをお勧めします。SIMはClaroという会社の1カ月25GB64レアル(約1700円)のプランを契約しました。 気候  ブラジルの2月は夏なので、基本とても暑いです。日中は30度を超えることも少なくありません。しかし急な雨も多く、一時的なスコールですが、その雨によって頻繁に停電します。基本的に折りたたみ傘を持ち歩いています。夜は冷えます。ブランケットなど少し厚手のものを被って寝ています。 服装  長ズボンやデニムでも暑いと感じるほど日差しが強いので、ショートパンツやノースリーブで過ごすことが多いです。しかし、日焼け止めは必須です。私は全身の虫刺されも気になったので、虫除けも必要だったなと思っています。気候の項目にも記したように、夜は冷え、雨が降ったときも気温が下がるので、薄手の長袖もあると良いと思います。
イベロアメリカ言語学科 3年 交換
1~5件目 / 5件中