留学ナビゲーター
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プロフィール
Açu
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学先
ポルトガル共和国
/
UNIVERSIDADE DE LISBOA
留学期間
2025-09-01 ~ 2026-06-30
留学種別
交換
1~10件目 / 11件中
2026-06
留学成果報告書6月分
リスボン大学
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年:1911年 ・学生数:25,984人(2024/2025年度学士課程在籍者) ・設置学部:Faculdade de Arquitetura, Faculdade de Belas-Artes, Faculdade de Ciências, Faculdade de Direito, Faculdade de Farmácia, Faculdade de Letras, Faculdade de Medicina, Faculdade de Medicina Dentária, Faculdade de Medicina Veterinária, Faculdade de Motricidade Humana, Faculdade de Psicologia (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Faculdade de Letras(文学部) (3) プログラムの概要 文学部への留学。原則学部の変更はできない。授業は文学部で開講されているものは全て履修可能。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 キャンパス内は個性豊かな学生がたくさんいて賑やかな雰囲気だった。留学生の数はオリエンテーションで行われた大きめの講義室の席が埋まるほどであった。日本からの留学生は10人弱おり、想像していたよりも多かった。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) KUISとは大きな違いはない印象だが、現地の学生と全く同じ課題、試験を行ったため、留学生として難しいと感じる場面は何度かあった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか KUIS同様、先生方に質問しやすい環境だった。文学部のキャンパス内に相談窓口としてInternational Officeがあるが、個人的に利用する機会はなかった。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 留学生向けオリエンテーションが行われた。 内容:各施設の説明、Fenix(KUISでいうUNIPAのような学生用プラットフォーム)の使い方、International Officeの案内など (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前にリスボン大学側から授業に関するメールをいただき、前後期の履修したい授業を希望できる。詳細は後述【渡航・滞在先住居について】(1)派遣先への出願参照。希望したもの全てに履修が可能とは限らない。後日履修登録の結果をFenixで確認できる。履修登録の変更をしたい場合はFelix内の申請フォームから変更可能。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 新しく学んだ言語を通じてもっとたくさんの人との繋がりを持ちたいと思った。 (2) 留学先を選んだ理由 ポルトガル語を勉強する過程で、言語学や言語の歴史に興味を持ち出したことがきっかけ。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) ヨーロッパポルトガル語の学習。ブラジルポルトガル語と発音や使われる単語・文法が違うためそれらを取り扱う授業や加えて授業外での学習をおすすめする。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) とにかく人に話しかける勇気。なんとかなるという気持ち。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 留学生向けの説明会終わりに声をかけてくれた学生が偶然先輩の知人であった。彼はメンターをしており、一緒にいた新入生たちと知り合った。なかには日本が好きで日本留学を目標にしている学生がおり、彼女と一緒にいる機会が特に多かった。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 満足いく結果が出なかった授業も少なからずあったが、受けたものは全て興味深く、今後の研究テーマを考えるきっかけにもなった。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 特に無し (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと ー (9) 留学で達成した最も大きなこと 一歩踏み出す勇気を持つこと。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか ポルトガル語をもっと上達させるための学習。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) リスボン大学側からメールが来る。手順に従って出願手続きを進める。出願期間は5月中旬から6月中旬。 1. 添付されているリンクから学生用プラットフォーム「Fenix」への登録 2. ユーザー登録後、Fenixから出願手続き 《出願に必要なもの》 個人情報、留学(モビリティ)に関する情報、身分証のコピー、学生証用の顔写真、英文の成績証明書、海外旅行傷害保険 3. 履修計画(Study Plan)の案を提出 4. 履修計画案承認後、履修契約書(Learning Agreement)の提出 5. 入学許可証(Acceptance Letter )が発行される (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 《必要書類》 申請書、パスポート、証明写真、海外旅行傷害保険契約証明書、要請書(ポルトガルでの申請者の無犯罪を確認するもの)、犯罪経歴証明書(アポスティーユ証明されたもの)、経済状況を証明する書類、留学先大学が発行した留学を受け入れる旨を証明した書類、滞在場所が確保されていることを証明する書類、KUISが発行した在学証明書、レターパックプラス(審査終了後にパスポートを郵送にて返却するため)、宣言書(ポルトガル入国拒否の際、申請者本人が責任を負うことを表明したもの) 《気をつけるべき点》 犯罪経歴証明は発行に約一週間かかる且つアポスティーユが必要なため有効な書類が手元に届くまで約二週間程かかる。ビザの申請に必要な書類を全て添付した来館許可希望の旨のメールを送る必要がある。許可が降りて初めて来館可能。来館・申請から約三週間後、ビザが貼付されたパスポートがレターパックにて返却。 (3) 航空券を予約した方法 Booking.comを利用。 (4) 渡航したルート 行き:羽田〜ヘルシンキ(Finnair)、ヘルシンキ〜リスボン(Finnair) 帰り:リスボン〜ロンドン・ヒースロー(British Airways)、ロンドン〜羽田(JAL) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 出迎えサービスはなし。荷物が多かった為、住居まではタクシーを利用。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 以下のサイトにて私営学生寮を申し込んだ(https://micampusresidencias.pt/) 電子契約書がメールにて送られてくる。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 支払い方法:契約の際に家賃の支払いで利用するクレジットカードを登録する必要がある。その後は月初めに登録したカードから自動で引き落とされる。 《寮の設備(共同設備)》 地下2階:ゴミ捨て場 地下1階:ランドリールーム 0階(地上階):レセプション、自動販売機 1階:キッチンスペース、ジム 《部屋の設備》 家具:ベッド、収納棚付き勉強机、椅子、クローゼット 家電:冷蔵庫、電子レンジ、二口IH キッチン、バスルームがついたワンルーム。定期的に部屋の清掃が入る。滞在中は週に一度行われていた。曜日は入寮日に指定可能。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 遠い地で生活するには十分な設備だった。食料品だけでなく、日用品やキッチン用品などが寮の向かいにあるスーパーで購入できるため、自炊しやすい環境が揃っている。レセプションの常駐スタッフも寛容で、困ったことがあれば迅速に対応してもらえるので信頼できる。寮のイベントもたくさん行われており、寮生やスタッフと関われる良い機会であった。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) クレジットカード支払いがほとんど。場所によってはVISAなどのインターナショナルカードが使えないのでその場合は現金で支払った。いくらか日本で換金していったが、足りなくなることはなかったので引き出しなどは特にしていない。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 日本で利用していたプランを一時休止し、現地で新たに物理SIMを購入するまでは海外放題でインターネットを利用。SIMカードは近くの携帯会社で購入。学生であることを伝えたら、学生向けのプランを提案していただいた。年齢確認の為身分証の提示を求められた。毎月の支払いは公式サイトからログインし、チャージをすれば自動で引き落とされる。デビット式なので残高が足りないとプラン提供は休止状態になる。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内や住居ではWi-Fiを利用。街中も難なく使える。 キャンパス内はWi-Fiを利用しないとインターネットが繋がりにくい。たまにWi-Fi自体が繋がりにくくなることがあり、下の階の教室での授業中、スライドが開けなくて困る場面もあった。 寮のWi-Fiはアカウント登録をして繋げる必要があるが、一定期間(登録から二週間後)を過ぎると無効になり、再度登録が必要になる為少し面倒に感じた。帰国直前、寮のWi-Fiに不具合が起き、インターネットが繋がらない状態になったが、契約中のプランのギガで事足りた為寮に報告などはしていない。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 薬局で薬を購入したが、病院にかかってはいない。 (5) 日本から持っていくべきもの 薬。現地でも調達はできるが、副作用が強かった印象なので飲み慣れている日本の薬を持っていくことをおすすめする。渡航直後のリスボンはかなり乾燥しており、喉を痛めやすいので喉薬はマスト。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 基本的に安全。街灯が多く夜も明るいので特に不安は感じなかった。観光地やイベントなど人が多い場所ではスリに気をつけるようにと現地の友人からよく言われていた。外出時はチャック付きの肩掛けバッグを使用。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 夕飯は寮の向かいのスーパーで食料品を購入し、自炊していた。学食はあったが、利用はしなかった。売店が併設されている飲食スペースで友人たちと食事をしていた。売店ではサンドイッチなどの惣菜パン、カップ麺、スナック菓子などが販売されており、値段は1,5~5€ほど。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 特になし。現地の友人から話を聞く程度。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 特に大きな違いを感じることもカルチャーショックを受けることもなかった。ひとつ挙げるとしたら人との距離感が近いこと。挨拶でハグやチークキスをする。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 特に無し (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 現在進路が未定な分、留学経験を存分に活かせるような進路を探していきたい。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学の醍醐味はたくさんの人との出会いだと考えている。そして出会いの始まりにはいつも自分自身の一歩踏み出す勇気があった。勉強だけでは得られない経験を存分に楽しむことができた。自分自身が変わるきっかけにもなった。勇気と諦めない気持ちを持って、まだ見たことのない新しい世界へ飛び立とう。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
月次報告書6月分
É a minha vida
「初めて」に触れていた自分はもういない。気づいた頃には、景色も、匂いも、音も、人との繋がりも、すべてが自分にとって当たり前の「日常」になっていた。そんな日常のなかで新たな場所を訪れ、出会い、特別な瞬間をたくさん残してきた。 その日常はいつか「あの頃日常だったもの」に変わり、帰ってしまえば止まっていた日本での日常が動き出す。留学は永遠の日常にはなれない。そして手放さなければならない。その現実が今の自分にとってなによりつらく、涙がこぼれる。 それでも、この場所で出会った人々や積み重ねてきた経験は、帰国後も永遠に残り続ける。そう考えたらもう寂しくない。またすぐに帰ってくるから。 【大学・イベント】 授業は5月で全て終了したが、月初めには大学でアジアフェスティバルが開催され、日本・中国・韓国の文化を紹介する企画に参加した。折り紙を折ったり、中国語や韓国語で名前を書いてもらったり、バブルティーを味わったり、韓国の伝統的な遊びを体験したりと、アジアの文化を改めて楽しむ機会になった。ポルトガルで日本文化に触れるという不思議な感覚も印象に残っている。 【旅行・文化】 これまで訪れたかった場所へ足を運んだ。2泊3日で一人旅をしたポルトでは、夕暮れのドン・ルイス一世橋や歴史ある街並みを歩いた。地下鉄の駅から地上にあがるとそこには壮大なアズレージョを壁にあしらった教会が目に飛び込んできた。ガロ(雄鶏)の聖地バルセロスでは、充電器の不調で困っていた際に、電車で偶然出会った現地の方が街を案内してくださった。何気ない会話をしながら歩き回り、観光だけでは知ることのできない地元の魅力にも触れることができた。一人旅だったからこそ生まれた、人との温かい出会いだった。 また、友人とマデイラ島を訪れた。ビーチやCR7博物館、ロープウェイで植物園などを巡り、リスボンとは異なる豊かな自然を満喫した。天候にはあまり恵まれなかったものの、鮮やかな植物や島ならではの景色はとても印象的だった。マデイラ名物のPonchaやBolo de cacoを楽しんだ。 帰国前には、一人でサン・ジョルジェ城やロカ岬も訪れた。ロカ岬では留学生活の記念として到達証明書を受け取り、スタッフの方から「ここで生活できているだけでもすごいことだ」と励ましの言葉をかけてもらった。また、以前から通っていたアズレージョのお店では、「日常生活でポルトガル語が自然と思い浮かぶなら、それだけでも成長している証拠だよ」と声をかけてもらい、自分では気付かなかった成長を改めて実感することができた。 【交友関係】 コメルシオ広場ではワールドカップのパブリックビューイングにも参加した。たまたまリスボンに観光に来ていた、ヨーロッパ各地へ留学している日本人学生たちと交流し、それぞれの留学生活について語り合うことができた。留学先は違っても、同じように海外で挑戦している仲間と出会えたことは嬉しい思い出である。日本人サポーターの人数は想像以上に多かったが、それ以上に驚いたのは、日本やポルトガル以外の国の方で日本を応援している方が多かったことだ。試合後は対戦相手であるオランダのサポーターと話をしたり、記念撮影をして交流した。異国の地で自国が頑張る姿を観戦したことで、日本では経験できないような様々な国の人々の繋がりを得られた瞬間だった。 帰国前日には友人と水族館を訪れ、最後に手紙を渡して別れを告げた。その後は寮で親しくなったブラジル人の親子にも挨拶をし、「あなたは私の日本人の娘だよ」と温かい言葉をかけてもらった。言葉にできないほど寂しかったが、それ以上に、この留学で築いた人とのつながりの大きさを感じた瞬間だった。 【気候】 6月は夏らしい暑い日が続き、旅行や散策にはぴったりの季節だった。一方で、マデイラ島では曇りや雨の日もあったが、そのおかげで植物がより鮮やかに見え、島ならではの自然を楽しむことができた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-05
月次報告書5月分
季節の彩り
4月の暑苦しさは去り、少しだけ肌寒い日や天気がすぐれない日があった。それでも今月は先月よりも街が鮮やかに見える。辺りを見渡すと、色とりどりの花が咲き誇り、木陰の草むらで寝そべる人々。耳にするのは初めて聞く鳥のさえずり。リスボンを彩る季節。 【街の景色】 今月は街中でさまざまな植物が花を咲かせていた。中でも、月末に見頃を迎えたジャカランダの木が特に印象的だった。ベレンの塔へ続く道には紫色の花が並木を彩り、足元にも花びらが広がっていて、一面が紫色に染まる美しい景色を見ることができた。また、日本では見かけない鳥の姿も多く、散歩をしながら季節の変化を写真に残す時間が増えた。 【休日の過ごし方】 改修工事を終えたベレンの塔を、日本人留学生の友人と見に行った。その彼女は間もなく帰国する予定だったため、一緒に出かけられる最後の機会となった。工事用の足場が外れ、本来の美しい姿を取り戻したベレンの塔を眺めながら、この景色を一緒に見ることができてよかったと感じた。その後は「Pastéis de Belém」を訪れ、お気に入りだったエッグタルトを味わい、以前から気になっていたお店のオリジナルデザインのコーヒーカップも購入した。 【授業・課外学習】 博物館学の課外授業ではリスボン博物館を訪れた。土器や模型、カーネーション革命、大地震など、リスボンの歴史を幅広く学ぶことができた。留学生活も終盤を迎えていたが、まだ知らない歴史や文化が数多くあることを実感し、学ぶことの奥深さを改めて感じた。 博物館学ではグループプレゼンテーションをした。授業時間外の空きコマを利用して集まり、意見を出し合った。 【気候】 気温は4月より少し落ち着き、過ごしやすい日が増えた。雨の日もあったが、晴れた日の街は花々に彩られ、歩くだけでも季節の変化を感じられた。留学生活が終わりに近づく中で、見慣れたはずの景色がこれまで以上に特別に感じられた一か月だった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-04
月次報告書4月分
暮れる
日中の日差しが赤色のカーネーションに反射する4月。この月にしてはやけに暑く、歩けばすぐに汗がふきでる。日が暮れると途端に風が強まり、汗を冷やして帰宅を促す。まだ空は明るい?でももう20時半だ。 食卓を囲む一員となり、現地の暮らしを「食べる」ことで感じた。そのような経験をしっかりしたのは今月が初めてだ。「もっと食べる?」を何度聞いたことか。 【交友関係・食事】 今月は友人との交流を通して、ポルトガルでの暮らしをより身近に感じる機会が多くあった。友人の家族を紹介してもらい、それぞれの家庭で食事をごちそうになった。留学中は外食や自炊が中心になるため、家庭料理を味わう機会はとても貴重だった。食卓を囲みながら会話を楽しみ、それぞれの家庭の温かい雰囲気に触れることで、ポルトガルの暮らしをより深く知ることができた。 また、日本語を勉強している友人が手作りのおにぎりを持ってきてくれたことも印象に残っている。日本の味を再現しようとしてくれたその気持ちが嬉しく、言葉だけではなく、お互いの文化を大切にしながら交流できていることを実感した。 【イベント】 4月25日の「カーネーション革命記念日」には、コメルシオ広場を訪れた。街には赤いカーネーションを手にした人々の姿があふれ、記念日を祝う穏やかな雰囲気に包まれていた。私も赤いカーネーションを購入し、現地の人々と同じように記念日を迎えることで、教科書だけでは学べないポルトガルの歴史や文化を身近に感じることができた。 【気候】 4月は晴れる日がほとんどで、日差しの強い日が続いた。日本では春らしい気候を思い浮かべる時期だが、リスボンでは汗ばむほど暖かい日もあり、季節の違いに驚かされた。街を歩く時間も増え、心地よい青空の下で過ごす毎日は、留学生活の思い出の一つとなった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-03
月次報告書3月分
ふたつの日常が重なる時
にわか雨が止み、西日に照らされ虹が輝いた。いつ雨が降るか分からないほどの雲に覆われる日があったと思えば雲ひとつない晴天に恵まれたり、3月の天気は気まぐれだ。 ある日、大学構内で桜を見つけた。日本からこんなに遠く離れていても、それが日常になっていたとしても、これを見ないと春の訪れを感じられないのはなぜだろう。 【交友関係】 今月も友人と過ごす時間が多く、一緒に食事へ出かけたり、イベントに参加したりした。日本のカレーを提供するお店では久しぶりにカツカレーを味わい、懐かしさを感じた。一方で、友人に誘われて参加した団体の創立記念パーティーでは、豚の丸焼きや伝統的なお菓子など、ポルトガルならではの料理を楽しむ機会もあった。現地の人々と同じ時間を過ごすことで、観光では味わえない文化に触れることができた。 【食文化】 現地ならではの料理やお菓子を味わう機会が多かった。現地の学生や日本人留学生がおすすめしていたカレー屋に入り日本の味に安心感を覚える一方で、ポルトガルの食文化にも自然と親しみを持てるようになっていた。 【気候】 3月は過ごしやすい日が続き、春の訪れを感じられる一か月だった。冬の厳しい天候とは異なり、晴れた日には街を歩くことがより楽しく感じられた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-02
月次報告書2月分
少しずつ春へ
雨続きだった1月が終わり、少しずつ暖かな日差しとともにやってきた新学期。新しい生活のリズムがスタートした。後期は前期の苦い記憶を思い出し臨機応変に授業を変更しつつ、新たに博物館学を履修し、個人課題の為美術館へ訪れることになった。 これを機に、かねてより気になっていたファド博物館へ。ファドには少し興味があったがあまり詳しくはなかったため、楽しめるか少し不安だった。ファドというポルトガルを代表する音楽の博物館。どんなものが展示されているか検討もつかなかった。しかし一度入るとそこは暖かな色合いとポルトガルギターの音色に包まれた空間が広がっていた。歴代のファディスタたちの写真に出迎えられ、彼らの音楽に触れた。 【授業・課外学習】 今学期は博物館学の授業を履修しており、個人課題の一環として博物館を訪れる機会があった。ファド博物館と水の博物館を見学し、それぞれ異なる視点からポルトガルの歴史や文化について学ぶことができた。特に以前から訪れてみたいと思っていたファド博物館を実際に見学できたことは、とても印象に残っている。 【交友関係】 博物館学の授業では、日本語を学んでいる現地の友人と一緒に受講した。授業後は次の授業が始まるまで昼食を食べたり、カフェで過ごしたりすることが日課になり、お互いに日本語とポルトガル語を教え合う時間も増えた。社会言語学の授業でも日本人留学生の友人と偶然再会し、彼女の友人とも繋がりができた。自然な会話の中で互いの文化への理解も深まっていったように感じる。 【休日の過ごし方】 課題をきっかけに博物館を訪れたことで、普段の観光とは異なる視点から街や文化に触れることができた。授業で学んだ内容を実際に自分の目で確かめながら見学することで、新しい発見も多く、学びの幅が広がった。 【気候】 1月は雨や強風の日が多かったが、2月に入ると晴れる日が少しずつ増えてきた。冬から春へ移り変わる季節の中で、街の雰囲気もどこか明るくなったように感じた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-01
月次報告書1月分
冬空
新しい一年は、夜空に打ち上がる花火とともに始まった。年越しの瞬間、外へ出ると近所のあちこちで花火が打ち上げられ、日本とは少し違う新年の迎え方に心が躍った。翌朝は部屋の窓から初日の出を見ようと楽しみにしていたが、空は厚い雲に覆われていた。期待していた景色を見ることはできなかったものの、それもまた異国で迎えた新年ならではの思い出になった。 【気候】 1月は荒天の日が多く、警報が発令されるほどの強い風雨に見舞われた。幸い授業への影響はほとんどなかったが、クリスマス休暇に入ってからは外出を控える日が続いた。窓の外で響く風の音を聞きながら過ごす時間が増え、冬のポルトガルの厳しさを肌で感じた一か月だった。 【授業・学習】 前期の試験や最終課題にも取り組んだ。慣れない言語で学ぶことは想像以上に難しく、試験では思うような結果を残せず、自分の力不足を実感した。それでも、この経験を通して学習方法を見直し、自分に足りないものと向き合うきっかけになった。 【交友関係】 試験結果に落ち込んでいた時、現地の友人が寮まで励ましに来てくれた。そのうちの一人は日本語を学んでおり、日本語で書かれた手紙を渡してくれた。遠く離れた異国の地で、自分のことを気にかけてくれる存在がいることは想像以上に心強く、留学生活の中で築いた人とのつながりの大切さを改めて感じた。 【生活】 天候の影響で自由に外出できる日は多くなかったが、その分、自分自身と向き合う時間が増えた。思い描いていたように物事が進まないこともあったが、その度に周囲の人の温かさに支えられながら、一歩ずつ前へ進むことができた一か月だった。 【気候】 日本とは違い、雨や曇りの日が続く。晴れる日はほぼなかった。しかし日本ほど冷え込むことはなく、部屋の暖房をつけることはなかった。雨上がりに晴れた際、たまに虹を見ることができる。くっきり見えることはなかったが綺麗だった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
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イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-12
月次報告書12月分
歴史、文化に触れる
雨の日が続き、外へ出る機会は少なくなった。それでも街は少しずつクリスマスの装飾に彩られ、冬ならではの穏やかな雰囲気に包まれていた。雨上がりの水たまりにクリスマスイルミネーションが映り込み、街全体がより一層輝いて見えた。リスボンを代表する歴史的建造物の数々を訪れ、マヌエル様式の繊細なディテールによって生み出される重厚感に圧倒される日々を送った。 【歴史・文化・宗教】 今月はリスボンの歴史や文化に触れる機会が多かった。ベレン地区ではジェロニモス修道院や発見のモニュメントを訪れ、ポルトガルの歴史について改めて学ぶことができた。また、お気に入りのアズレージョ専門店を再び訪れ、以前から欲しかった陶器のsardinha(イワシ)を購入した。留学生活を思い出す大切な記念品になった。 【休日の過ごし方】 友人と教会を訪れたり、一人でリスボン大聖堂のクリスマスミサに参加したりと、この時期ならではの文化や宗教に触れる経験ができた。 24日は久しぶりに晴れ間が広がり、Santa Apolónia駅からコメルシオ広場までテージョ川沿いを散歩した。夕暮れに染まる空や、船着場へゆっくり近づく船、静かに聞こえる波の音を眺めながら歩く時間は、とても穏やかで心が落ち着くひとときだった。 【交友関係】 留学中の誕生日を迎えた。前日に友人と食事をした後、日付が変わるまで一緒に過ごし、手作りのブラジルのお菓子「ブリガデイロ」を使ったケーキでお祝いしてもらった。海外で誕生日を迎えるのは初めてだったが、異国の地で大切な友人たちに囲まれながら過ごした時間は、忘れられない思い出となった。 【気候】 12月は雨の日が多く、本格的な冬の訪れを感じた。一方で、雨上がりの街並みや夕暮れのテージョ川など、この季節だからこそ出会えた景色も多く、冬のリスボンならではの魅力を感じることができた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
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イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-11
月次報告書11月分
あたたかな灯りに包まれて
すっかりクリスマスの雰囲気。街中が明るく照らされ、夜もまるで昼のよう。日を追うごとに寒さが襲ってくるが、それでも街ゆく人々は皆、あたたかい。 街がより一層輝く一方で、思い通りにいかないことに直面することが増え、自分自身を見つめ直す一ヶ月でもあった。 【イベント・街の様子】 11月の終わりにはクリスマスイルミネーションの点灯式が開催され、友人に誘われて参加した。コメルシオ広場の大きなクリスマスツリーが点灯する瞬間を見ようと、多くの人が広場に集まり、街全体が温かな雰囲気に包まれていた。 【休日の過ごし方】 休日は友人とショッピングセンターやフェアへ出かけたり、おいしいスイーツを食べに行ったりする機会が増えた。また、一人で街を散策することも多く、ベレン地区では老舗の洋菓子店「Pastéis de Belém」を訪れた際、店員の方に声をかけてもらい、pastel de nataが作られる様子を見学するという思いがけない経験もできた。さっき食べていたお気に入りのお菓子がたくさんの人々の手によって作られていくのを見る、貴重な時間だった。アルファマ地区では石畳の坂道を歩きながら景色を楽しみ、以前から気になっていたアズレージョのお店にも立ち寄った。留学当初は知らなかった場所が、少しずつ自分にとって身近な存在になっていくことを嬉しく感じた。 【授業・交友関係】 今月は授業で初めて試験を経験した。しかし、思うような結果を残すことができず、自分の語学力や学習方法について改めて考えるきっかけとなった。特にラテン語の授業は継続したい気持ちがあったものの、学習との両立を考え、履修を断念することにした。悔しさは残ったが、その授業を通して知り合った友人との交流はその後も続き、留学生活における大切な出会いの一つとなった。 【食事】 現地で日本食を提供するお店を訪れる機会もあり、日本では当たり前だった味を懐かしく感じた。一方で、普段は現地の食文化にも親しみ、異なる食文化の両方を楽しめることも留学ならではの魅力だと感じている。 【気候】 朝晩は冷え込む日が増え、雨の日も多くなった。晴れ間が見えているにもかかわらず雨が降ることもあり、日本とは少し違った天気の変化が印象に残っている。街並みがクリスマスの装飾で彩られ始めるとともに、季節が冬へと移り変わっていく様子を日々感じた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-10
月次報告書10月分
非日常から日常へ
少しずつ日差しの強さは穏やかになってきてはいるものの、まだまだ乾いた暑さが残るリスボン。部屋の窓から見える景色や通学路の街並み、地下鉄も少しずつ日常の景色になってきた。慣れない環境からか一時的に体調を崩したこともあったが、それ以外は落ち着いた毎日であった。たまには少し足を伸ばして新しい日常を手に入れている。 【通学・生活】 ある日は大学から学生寮まで約1時間かけて歩いて帰った。途中には緑豊かな大きな公園があり、木陰で休憩をしながらゆっくり帰路についた。普段は地下鉄で通り過ぎるだけでは気づけない街の景色に触れ、歩いて移動するからこそ見つけられる魅力があることを知った。 今月は週末を利用してNIF(納税者番号)を取得した。また、公共交通機関で利用できる「Navegante」の定期券も作成し、通学だけでなくリスボン近郊へ出かける際の移動が便利になった。現地で必要な手続きを一つずつ終えたことで、生活にも少しずつ慣れてきた。 【滞在先】 寮でもWelcome Partyがひらかれた。そこで新たに友人ができた。 先月、ここで生活する上で必要なものを教えてくれ、買い物にも付き合ってくれたブラジル人の親子とも交友関係が続いている。夕飯に誘われることも増えた。「困ったことがあればいつでも相談して」と声をかけてくれ、一人で不安だった自分にとって何よりも心強い言葉だった。 【交友関係・イベント】 ラテン語の授業をきっかけに話しかけた学生とは、その後も一緒に授業を受けるようになり、自然と交流が広がった。また、大学で開催されたハロウィンイベントでは、他大学の日本人留学生やその友人とも知り合うことができた。少しずつ人とのつながりが増え、留学生活にも安心感が生まれ始めた一か月だった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
1~10件目 / 11件中