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プロフィール
Açu
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学先
ポルトガル共和国
/
UNIVERSIDADE DE LISBOA
留学期間
2025-09-01 ~ 2026-06-30
留学種別
交換
1~10件目 / 10件中
2026-06
月次報告書6月分
É a minha vida
「初めて」に触れていた自分はもういない。気づいた頃には、景色も、匂いも、音も、人との繋がりも、すべてが自分にとって当たり前の「日常」になっていた。そんな日常のなかで新たな場所を訪れ、出会い、特別な瞬間をたくさん残してきた。 その日常はいつか「あの頃日常だったもの」に変わり、帰ってしまえば止まっていた日本での日常が動き出す。留学は永遠の日常にはなれない。そして手放さなければならない。その現実が今の自分にとってなによりつらく、涙がこぼれる。 それでも、この場所で出会った人々や積み重ねてきた経験は、帰国後も永遠に残り続ける。そう考えたらもう寂しくない。またすぐに帰ってくるから。 【大学・イベント】 授業は5月で全て終了したが、月初めには大学でアジアフェスティバルが開催され、日本・中国・韓国の文化を紹介する企画に参加した。折り紙を折ったり、中国語や韓国語で名前を書いてもらったり、バブルティーを味わったり、韓国の伝統的な遊びを体験したりと、アジアの文化を改めて楽しむ機会になった。ポルトガルで日本文化に触れるという不思議な感覚も印象に残っている。 【旅行・文化】 これまで訪れたかった場所へ足を運んだ。2泊3日で一人旅をしたポルトでは、夕暮れのドン・ルイス一世橋や歴史ある街並みを歩いた。地下鉄の駅から地上にあがるとそこには壮大なアズレージョを壁にあしらった教会が目に飛び込んできた。ガロ(雄鶏)の聖地バルセロスでは、充電器の不調で困っていた際に、電車で偶然出会った現地の方が街を案内してくださった。何気ない会話をしながら歩き回り、観光だけでは知ることのできない地元の魅力にも触れることができた。一人旅だったからこそ生まれた、人との温かい出会いだった。 また、友人とマデイラ島を訪れた。ビーチやCR7博物館、ロープウェイで植物園などを巡り、リスボンとは異なる豊かな自然を満喫した。天候にはあまり恵まれなかったものの、鮮やかな植物や島ならではの景色はとても印象的だった。マデイラ名物のPonchaやBolo de cacoを楽しんだ。 帰国前には、一人でサン・ジョルジェ城やロカ岬も訪れた。ロカ岬では留学生活の記念として到達証明書を受け取り、スタッフの方から「ここで生活できているだけでもすごいことだ」と励ましの言葉をかけてもらった。また、以前から通っていたアズレージョのお店では、「日常生活でポルトガル語が自然と思い浮かぶなら、それだけでも成長している証拠だよ」と声をかけてもらい、自分では気付かなかった成長を改めて実感することができた。 【交友関係】 コメルシオ広場ではワールドカップのパブリックビューイングにも参加した。たまたまリスボンに観光に来ていた、ヨーロッパ各地へ留学している日本人学生たちと交流し、それぞれの留学生活について語り合うことができた。留学先は違っても、同じように海外で挑戦している仲間と出会えたことは嬉しい思い出である。日本人サポーターの人数は想像以上に多かったが、それ以上に驚いたのは、日本やポルトガル以外の国の方で日本を応援している方が多かったことだ。試合後は対戦相手であるオランダのサポーターと話をしたり、記念撮影をして交流した。異国の地で自国が頑張る姿を観戦したことで、日本では経験できないような様々な国の人々の繋がりを得られた瞬間だった。 帰国前日には友人と水族館を訪れ、最後に手紙を渡して別れを告げた。その後は寮で親しくなったブラジル人の親子にも挨拶をし、「あなたは私の日本人の娘だよ」と温かい言葉をかけてもらった。言葉にできないほど寂しかったが、それ以上に、この留学で築いた人とのつながりの大きさを感じた瞬間だった。 【気候】 6月は夏らしい暑い日が続き、旅行や散策にはぴったりの季節だった。一方で、マデイラ島では曇りや雨の日もあったが、そのおかげで植物がより鮮やかに見え、島ならではの自然を楽しむことができた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-05
月次報告書5月分
季節の彩り
4月の暑苦しさは去り、少しだけ肌寒い日や天気がすぐれない日があった。それでも今月は先月よりも街が鮮やかに見える。辺りを見渡すと、色とりどりの花が咲き誇り、木陰の草むらで寝そべる人々。耳にするのは初めて聞く鳥のさえずり。リスボンを彩る季節。 【街の景色】 今月は街中でさまざまな植物が花を咲かせていた。中でも、月末に見頃を迎えたジャカランダの木が特に印象的だった。ベレンの塔へ続く道には紫色の花が並木を彩り、足元にも花びらが広がっていて、一面が紫色に染まる美しい景色を見ることができた。また、日本では見かけない鳥の姿も多く、散歩をしながら季節の変化を写真に残す時間が増えた。 【休日の過ごし方】 改修工事を終えたベレンの塔を、日本人留学生の友人と見に行った。その彼女は間もなく帰国する予定だったため、一緒に出かけられる最後の機会となった。工事用の足場が外れ、本来の美しい姿を取り戻したベレンの塔を眺めながら、この景色を一緒に見ることができてよかったと感じた。その後は「Pastéis de Belém」を訪れ、お気に入りだったエッグタルトを味わい、以前から気になっていたお店のオリジナルデザインのコーヒーカップも購入した。 【授業・課外学習】 博物館学の課外授業ではリスボン博物館を訪れた。土器や模型、カーネーション革命、大地震など、リスボンの歴史を幅広く学ぶことができた。留学生活も終盤を迎えていたが、まだ知らない歴史や文化が数多くあることを実感し、学ぶことの奥深さを改めて感じた。 博物館学ではグループプレゼンテーションをした。授業時間外の空きコマを利用して集まり、意見を出し合った。 【気候】 気温は4月より少し落ち着き、過ごしやすい日が増えた。雨の日もあったが、晴れた日の街は花々に彩られ、歩くだけでも季節の変化を感じられた。留学生活が終わりに近づく中で、見慣れたはずの景色がこれまで以上に特別に感じられた一か月だった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-04
月次報告書4月分
暮れる
日中の日差しが赤色のカーネーションに反射する4月。この月にしてはやけに暑く、歩けばすぐに汗がふきでる。日が暮れると途端に風が強まり、汗を冷やして帰宅を促す。まだ空は明るい?でももう20時半だ。 食卓を囲む一員となり、現地の暮らしを「食べる」ことで感じた。そのような経験をしっかりしたのは今月が初めてだ。「もっと食べる?」を何度聞いたことか。 【交友関係・食事】 今月は友人との交流を通して、ポルトガルでの暮らしをより身近に感じる機会が多くあった。友人の家族を紹介してもらい、それぞれの家庭で食事をごちそうになった。留学中は外食や自炊が中心になるため、家庭料理を味わう機会はとても貴重だった。食卓を囲みながら会話を楽しみ、それぞれの家庭の温かい雰囲気に触れることで、ポルトガルの暮らしをより深く知ることができた。 また、日本語を勉強している友人が手作りのおにぎりを持ってきてくれたことも印象に残っている。日本の味を再現しようとしてくれたその気持ちが嬉しく、言葉だけではなく、お互いの文化を大切にしながら交流できていることを実感した。 【イベント】 4月25日の「カーネーション革命記念日」には、コメルシオ広場を訪れた。街には赤いカーネーションを手にした人々の姿があふれ、記念日を祝う穏やかな雰囲気に包まれていた。私も赤いカーネーションを購入し、現地の人々と同じように記念日を迎えることで、教科書だけでは学べないポルトガルの歴史や文化を身近に感じることができた。 【気候】 4月は晴れる日がほとんどで、日差しの強い日が続いた。日本では春らしい気候を思い浮かべる時期だが、リスボンでは汗ばむほど暖かい日もあり、季節の違いに驚かされた。街を歩く時間も増え、心地よい青空の下で過ごす毎日は、留学生活の思い出の一つとなった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-03
月次報告書3月分
ふたつの日常が重なる時
にわか雨が止み、西日に照らされ虹が輝いた。いつ雨が降るか分からないほどの雲に覆われる日があったと思えば雲ひとつない晴天に恵まれたり、3月の天気は気まぐれだ。 ある日、大学構内で桜を見つけた。日本からこんなに遠く離れていても、それが日常になっていたとしても、これを見ないと春の訪れを感じられないのはなぜだろう。 【交友関係】 今月も友人と過ごす時間が多く、一緒に食事へ出かけたり、イベントに参加したりした。日本のカレーを提供するお店では久しぶりにカツカレーを味わい、懐かしさを感じた。一方で、友人に誘われて参加した団体の創立記念パーティーでは、豚の丸焼きや伝統的なお菓子など、ポルトガルならではの料理を楽しむ機会もあった。現地の人々と同じ時間を過ごすことで、観光では味わえない文化に触れることができた。 【食文化】 現地ならではの料理やお菓子を味わう機会が多かった。現地の学生や日本人留学生がおすすめしていたカレー屋に入り日本の味に安心感を覚える一方で、ポルトガルの食文化にも自然と親しみを持てるようになっていた。 【気候】 3月は過ごしやすい日が続き、春の訪れを感じられる一か月だった。冬の厳しい天候とは異なり、晴れた日には街を歩くことがより楽しく感じられた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-02
月次報告書2月分
少しずつ春へ
雨続きだった1月が終わり、少しずつ暖かな日差しとともにやってきた新学期。新しい生活のリズムがスタートした。後期は前期の苦い記憶を思い出し臨機応変に授業を変更しつつ、新たに博物館学を履修し、個人課題の為美術館へ訪れることになった。 これを機に、かねてより気になっていたファド博物館へ。ファドには少し興味があったがあまり詳しくはなかったため、楽しめるか少し不安だった。ファドというポルトガルを代表する音楽の博物館。どんなものが展示されているか検討もつかなかった。しかし一度入るとそこは暖かな色合いとポルトガルギターの音色に包まれた空間が広がっていた。歴代のファディスタたちの写真に出迎えられ、彼らの音楽に触れた。 【授業・課外学習】 今学期は博物館学の授業を履修しており、個人課題の一環として博物館を訪れる機会があった。ファド博物館と水の博物館を見学し、それぞれ異なる視点からポルトガルの歴史や文化について学ぶことができた。特に以前から訪れてみたいと思っていたファド博物館を実際に見学できたことは、とても印象に残っている。 【交友関係】 博物館学の授業では、日本語を学んでいる現地の友人と一緒に受講した。授業後は次の授業が始まるまで昼食を食べたり、カフェで過ごしたりすることが日課になり、お互いに日本語とポルトガル語を教え合う時間も増えた。社会言語学の授業でも日本人留学生の友人と偶然再会し、彼女の友人とも繋がりができた。自然な会話の中で互いの文化への理解も深まっていったように感じる。 【休日の過ごし方】 課題をきっかけに博物館を訪れたことで、普段の観光とは異なる視点から街や文化に触れることができた。授業で学んだ内容を実際に自分の目で確かめながら見学することで、新しい発見も多く、学びの幅が広がった。 【気候】 1月は雨や強風の日が多かったが、2月に入ると晴れる日が少しずつ増えてきた。冬から春へ移り変わる季節の中で、街の雰囲気もどこか明るくなったように感じた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2026-01
月次報告書1月分
冬空
新しい一年は、夜空に打ち上がる花火とともに始まった。年越しの瞬間、外へ出ると近所のあちこちで花火が打ち上げられ、日本とは少し違う新年の迎え方に心が躍った。翌朝は部屋の窓から初日の出を見ようと楽しみにしていたが、空は厚い雲に覆われていた。期待していた景色を見ることはできなかったものの、それもまた異国で迎えた新年ならではの思い出になった。 【気候】 1月は荒天の日が多く、警報が発令されるほどの強い風雨に見舞われた。幸い授業への影響はほとんどなかったが、クリスマス休暇に入ってからは外出を控える日が続いた。窓の外で響く風の音を聞きながら過ごす時間が増え、冬のポルトガルの厳しさを肌で感じた一か月だった。 【授業・学習】 前期の試験や最終課題にも取り組んだ。慣れない言語で学ぶことは想像以上に難しく、試験では思うような結果を残せず、自分の力不足を実感した。それでも、この経験を通して学習方法を見直し、自分に足りないものと向き合うきっかけになった。 【交友関係】 試験結果に落ち込んでいた時、現地の友人が寮まで励ましに来てくれた。そのうちの一人は日本語を学んでおり、日本語で書かれた手紙を渡してくれた。遠く離れた異国の地で、自分のことを気にかけてくれる存在がいることは想像以上に心強く、留学生活の中で築いた人とのつながりの大切さを改めて感じた。 【生活】 天候の影響で自由に外出できる日は多くなかったが、その分、自分自身と向き合う時間が増えた。思い描いていたように物事が進まないこともあったが、その度に周囲の人の温かさに支えられながら、一歩ずつ前へ進むことができた一か月だった。 【気候】 日本とは違い、雨や曇りの日が続く。晴れる日はほぼなかった。しかし日本ほど冷え込むことはなく、部屋の暖房をつけることはなかった。雨上がりに晴れた際、たまに虹を見ることができる。くっきり見えることはなかったが綺麗だった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-12
月次報告書12月分
歴史、文化に触れる
雨の日が続き、外へ出る機会は少なくなった。それでも街は少しずつクリスマスの装飾に彩られ、冬ならではの穏やかな雰囲気に包まれていた。雨上がりの水たまりにクリスマスイルミネーションが映り込み、街全体がより一層輝いて見えた。リスボンを代表する歴史的建造物の数々を訪れ、マヌエル様式の繊細なディテールによって生み出される重厚感に圧倒される日々を送った。 【歴史・文化・宗教】 今月はリスボンの歴史や文化に触れる機会が多かった。ベレン地区ではジェロニモス修道院や発見のモニュメントを訪れ、ポルトガルの歴史について改めて学ぶことができた。また、お気に入りのアズレージョ専門店を再び訪れ、以前から欲しかった陶器のsardinha(イワシ)を購入した。留学生活を思い出す大切な記念品になった。 【休日の過ごし方】 友人と教会を訪れたり、一人でリスボン大聖堂のクリスマスミサに参加したりと、この時期ならではの文化や宗教に触れる経験ができた。 24日は久しぶりに晴れ間が広がり、Santa Apolónia駅からコメルシオ広場までテージョ川沿いを散歩した。夕暮れに染まる空や、船着場へゆっくり近づく船、静かに聞こえる波の音を眺めながら歩く時間は、とても穏やかで心が落ち着くひとときだった。 【交友関係】 留学中の誕生日を迎えた。前日に友人と食事をした後、日付が変わるまで一緒に過ごし、手作りのブラジルのお菓子「ブリガデイロ」を使ったケーキでお祝いしてもらった。海外で誕生日を迎えるのは初めてだったが、異国の地で大切な友人たちに囲まれながら過ごした時間は、忘れられない思い出となった。 【気候】 12月は雨の日が多く、本格的な冬の訪れを感じた。一方で、雨上がりの街並みや夕暮れのテージョ川など、この季節だからこそ出会えた景色も多く、冬のリスボンならではの魅力を感じることができた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-11
月次報告書11月分
あたたかな灯りに包まれて
すっかりクリスマスの雰囲気。街中が明るく照らされ、夜もまるで昼のよう。日を追うごとに寒さが襲ってくるが、それでも街ゆく人々は皆、あたたかい。 街がより一層輝く一方で、思い通りにいかないことに直面することが増え、自分自身を見つめ直す一ヶ月でもあった。 【イベント・街の様子】 11月の終わりにはクリスマスイルミネーションの点灯式が開催され、友人に誘われて参加した。コメルシオ広場の大きなクリスマスツリーが点灯する瞬間を見ようと、多くの人が広場に集まり、街全体が温かな雰囲気に包まれていた。 【休日の過ごし方】 休日は友人とショッピングセンターやフェアへ出かけたり、おいしいスイーツを食べに行ったりする機会が増えた。また、一人で街を散策することも多く、ベレン地区では老舗の洋菓子店「Pastéis de Belém」を訪れた際、店員の方に声をかけてもらい、pastel de nataが作られる様子を見学するという思いがけない経験もできた。さっき食べていたお気に入りのお菓子がたくさんの人々の手によって作られていくのを見る、貴重な時間だった。アルファマ地区では石畳の坂道を歩きながら景色を楽しみ、以前から気になっていたアズレージョのお店にも立ち寄った。留学当初は知らなかった場所が、少しずつ自分にとって身近な存在になっていくことを嬉しく感じた。 【授業・交友関係】 今月は授業で初めて試験を経験した。しかし、思うような結果を残すことができず、自分の語学力や学習方法について改めて考えるきっかけとなった。特にラテン語の授業は継続したい気持ちがあったものの、学習との両立を考え、履修を断念することにした。悔しさは残ったが、その授業を通して知り合った友人との交流はその後も続き、留学生活における大切な出会いの一つとなった。 【食事】 現地で日本食を提供するお店を訪れる機会もあり、日本では当たり前だった味を懐かしく感じた。一方で、普段は現地の食文化にも親しみ、異なる食文化の両方を楽しめることも留学ならではの魅力だと感じている。 【気候】 朝晩は冷え込む日が増え、雨の日も多くなった。晴れ間が見えているにもかかわらず雨が降ることもあり、日本とは少し違った天気の変化が印象に残っている。街並みがクリスマスの装飾で彩られ始めるとともに、季節が冬へと移り変わっていく様子を日々感じた。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-10
月次報告書10月分
非日常から日常へ
少しずつ日差しの強さは穏やかになってきてはいるものの、まだまだ乾いた暑さが残るリスボン。部屋の窓から見える景色や通学路の街並み、地下鉄も少しずつ日常の景色になってきた。慣れない環境からか一時的に体調を崩したこともあったが、それ以外は落ち着いた毎日であった。たまには少し足を伸ばして新しい日常を手に入れている。 【通学・生活】 ある日は大学から学生寮まで約1時間かけて歩いて帰った。途中には緑豊かな大きな公園があり、木陰で休憩をしながらゆっくり帰路についた。普段は地下鉄で通り過ぎるだけでは気づけない街の景色に触れ、歩いて移動するからこそ見つけられる魅力があることを知った。 今月は週末を利用してNIF(納税者番号)を取得した。また、公共交通機関で利用できる「Navegante」の定期券も作成し、通学だけでなくリスボン近郊へ出かける際の移動が便利になった。現地で必要な手続きを一つずつ終えたことで、生活にも少しずつ慣れてきた。 【滞在先】 寮でもWelcome Partyがひらかれた。そこで新たに友人ができた。 先月、ここで生活する上で必要なものを教えてくれ、買い物にも付き合ってくれたブラジル人の親子とも交友関係が続いている。夕飯に誘われることも増えた。「困ったことがあればいつでも相談して」と声をかけてくれ、一人で不安だった自分にとって何よりも心強い言葉だった。 【交友関係・イベント】 ラテン語の授業をきっかけに話しかけた学生とは、その後も一緒に授業を受けるようになり、自然と交流が広がった。また、大学で開催されたハロウィンイベントでは、他大学の日本人留学生やその友人とも知り合うことができた。少しずつ人とのつながりが増え、留学生活にも安心感が生まれ始めた一か月だった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
2025-09
月次報告書9月分
「初めて」に触れる
初めての海外、初めての一人旅。最初はありとあらゆる「初めて」が、緊張と不安でいっぱいだった。そんな中、飛行機の窓から外を覗くと、少しずつ大きくなっていく街の姿に思わず息をのんだ。不安はいつのまにか期待に変わり、これから始まる新しい生活に胸が躍る。 ポルトガルは、雲ひとつない晴天と飛ばされそうな程強い風で私を迎え入れた。気候の違いを肌で感じた。ここは日本とはまるっきり違うんだ。 空港のまわりは忙しない空気が漂っていたけれど、少し離れると賑やかな雰囲気の中で穏やかに時が流れていた。日本とは全く違う街並み。全く知らない初めての場所。なのに、何故か心が落ち着く。何もかもが初めてのはずなのに、初めてではないような感覚。 現地の人々との初めての交流。勉強したとはいえ、まだまだ未熟。伝えたいことがなかなか伝わらないことなんてざらにある。最初こそ落ち込んだけど、今ではこれも経験だと考え、楽しんでいる。焦らず、ゆっくり。 【滞在先】 大学から地下鉄で約10分、そこから歩いて数分程にある学生寮。家賃は高いが光熱費込、比較的新しい施設なので綺麗で設備が充実しているほか、週に一度、部屋に清掃が入る。 住宅が立ち並ぶエリアに位置しており、地下鉄駅の利用者が多く活気はあるが、中心部と比べて落ち着いている。向かい側には大きめのスーパーがあり便利。 【食事】 スーパーのお惣菜がメイン。少しずつだが自炊もしている。米は(こだわりがなければ)どこでも買える。 菜箸があると便利だが、スーパーではまず見かけないので日本から持っていくのがおすすめ。 【通学】 寮から大学までは地下鉄で、乗り換え無しで通学可能。1時間程かかるが、徒歩通学も可能。 定期をまだ持っていないため、公共交通機関は全てカード支払い。来月中に取得したい。 【授業】 選択した授業は全てポルトガル語。まだ聞き取るだけでは完全に理解するのは難しい。 【交友関係】 授業が始まるまでの一週間、大学ではwelcome weekと称して様々なイベントが行われた。その中で日本人留学生やポルトガル人の学生たちと知り合い、大学外でも寮生と知り合う機会があった。 留学生向けの説明会への参加は必須だが、この期間中に行われるイベントにも積極的に参加しよう! 【携帯電話】 最初の数週間はauの海外放題プランを利用し、期間中に現地の携帯会社でSIMカードを購入した。学生プランだと月額が少し安くなるため、購入の際は年齢が分かるもの(パスポートなど)を持っていこう。 【気候・服装】 1日あたりの気温・湿度 ・気温:20~30℃ ・湿度:55~60% 夏は乾燥している。油断すると喉を痛めるので、不安な時はのど飴を持っていったり(飛行機の中も乾燥している)、寝る時はマスクをつけると安心。水分補給はしっかり! 1日の気温差が大きい。晴れる日がほとんどなので昼間は暑いが、朝晩は半袖だと少し寒い。一日中外出する場合は半袖に薄い羽織りを着ると良いかも。今月は長袖を着ることは無かった。
ポルトガル共和国
UNIVERSIDADE DE LISBOA
Açu
イベロアメリカ言語学科 4年 交換
1~10件目 / 10件中