[グアナファト探訪] メキシコ滞在も3ヶ月目に入り、ようやくメキシコシティ外に旅に出た。グアナファト市はシティからバスで5時間のところにある。メキシコに数あるコロニアル都市の1つであり、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている。色とりどりの家々、車も通れないくらいの狭い道(callejón)、石畳の道など、中世ヨーロッパを彷彿とさせる街並みが広がっている。ピピラの丘からの絶景は見る物全てを魅了する。 又、グアナファトは炭鉱・銀山の町としても知られ、今でも数多くのトンネルが残っている。10月のこの時期、国際セルバンテス祭が毎年開催され世界中から観光客が集まる。今年の招待国はカナダ、招待州はゲレーロ州だった。夜はグアナファト名物、エストゥディアンティーナの美しい音色と共に狭い石畳の道を練り歩く。さらに、グアナファトに来て逃してはならないミイラ博物館にも足を運び、色々な種類のミイラがあることに驚いた。 異世界に迷い込んだかのように静かなトンネルを一人とぼとぼ歩く。充満した排ガスの匂いが今では懐かしく感じる。 [壁画] 休講になった貴重な1日をメキシコ人の友人とシティ内の美術館巡りに費やした。国立宮殿に赴きディエゴ・リベラの大作「メキシコの歴史」を遂に鑑賞した。壁画の大きさと迫力に圧倒された。その後も、現在は美術館になっていてフリーダ・カーロも在籍していたUNAM初の高校(サン・イルデフォンソ学院)やべジャスアルテス美術館に足を運び、メキシコの三代壁画家ディエゴ、シケイロス、オロスコの壮大な壁画を沢山見た。壁画には様々なメッセージや意味が込められていて、それを考えながら見るのがとても楽しかった。中でもべジャスアルテスにあるディエゴ作"El Hombre Controlador del Universo"は圧巻だ。 ※備考 下記の月額費用の学費はCEPEの金額。CEPEの新学期に伴う支払いとグアナファト旅行で先月より合計額が大きい。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 4,500 | 25,560円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 6,130 | 34,818円 |
交通費 | 1,979 | 11,241円 |
通信費 | 200 | 1,136円 |
食費・その他 | 10,092 | 57,323円 |
合計 | 22,901 | 130,078円 |