月次報告書 2019-12
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2019-08-01 ~ 2020-06-30
留学種別
交換
生活編
カリブ・南米探訪 (キューバ、コロンビア、エクアドル編)

学部・CEPE共にようやく授業が終わり、1月までの長い冬休みに突入した。せっかくメキシコまで来たので中南米(メキシコ以外の国)も旅したいと渡墨前から考えていた。学部が6日、CEPEが9日に終わり、13日にメキシコを出国した。 <キューバ> ホームステイ先の夫がキューバ人で妻と帰るとのことだったので一緒に着いて行くことに。首都ハバナからハイウェイを2時間西へ走り飛ばした Pinar Del Ríoのご実家に滞在した。アフリカ系黒人の家庭でヨルバ教というとても不思議でちょっと怖い宗教に出会った。観光客で溢れるハバナとは違い、コンビニが1つしかなかったり、馬で移動したりとモノはかなり限られているが常に笑顔を絶やさず楽しくすごす本来のキューバをの在り方を身をもって感じられた。 <コロンビア> *カルタヘナ* コロンビアを南北へ流れカリブ海へ注ぐマグダレナ川がある湾岸都市だ。かつて海賊からの攻撃からまちを守るために要塞が建てられ、1657年建造のサン・フェリペ要塞はUNESCO文化遺産に登録されている。 *メデジン* かつて麻薬カルテルの本拠地だったメデジンだが大幅な治安改善により2013年のウォールストリート・ジャーナルのコンテストで「最も革新的な都市」第一位となった。観光地化したスラム街「コムナ13』やPiedra del Peñolがありカラフルな街「グアタペ」などに足を運んだ。(ボゴタとカリにも訪れたが割愛) <エクアドル> *キト* メキシコシティよりも少し高い2800mに位置するエクアドルの首都キトに降り立つと眼前にはアンデスの山々が広がり、南米にいることを実感する。標高が高いため天候が変わりやすい上に酸素が薄く坂を登ると息が上がる。エクアドルはスペイン語で「赤道」という意味だ。郊外にある赤道記念碑・赤道博物館は見逃すまい。旧市街にはスペイン征服時の建造物や教会が数多く残り情緒ある街並みだ。 ※国内はグアダラハラ州に訪れた。また12月12日のグアダルーペ聖母祭の日に寺院を訪れメキシコの宗教・歴史・文化を学ぶと共に彼らの宗教信仰心の強さを身をもって感じた。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
メキシコ ペソ
5.84円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 3,400 19,856円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 32,270 188,457円
通信費 130 759円
食費・その他 13,066 76,305円
合計 48,866 285,377円
授業編
Español 6
スペイン語6
語学(地域言語)
600分
熟語を勉強した。 3回目のプレゼンテーションをやった。お題はメキシコでの思い出。グアナファト旅行の思い出を語った。 テスト前なので総復習をクイズ形式で確認したり、会話のテスト対策をペアになって練習したりした。
Historia de América Latina, siglo XX y XXI
ラテンアメリカ史(20〜21世期)
講義(地域言語)
300分
ラテンアメリカの経済史やアメリカ合衆国との関係史をみた。 この授業ははっきり言ってとても難しかった。ラテンアメリカ諸国の近現代経済史の背景知識があまり無い上にかなり細部まで見たので、とても苦戦した。ブラジル人2人とメキシコ人の教員が2人いたが、彼らはラテンアメリカ人なので話を理解するのが早く、積極的に発言していた。 彼らのコメントを理解するので精一杯だったが、先生が授業で用いたパワーポイント・ワード文書をメールで送ってくれたので今後時間をかけて見直したいと思う。
Introducción al Estudio de Relaciones Internacionales
国際関係学概論
講義(地域言語)
240分
先生が大学を今学期で退職なさり、最終講義となった。専門がアジアで奥さんが日本人の教授、日本からの留学生ということでとても優しく、気を使って頂いた。 最終レポートは教授の御贔屓で良い意味で特別扱いをして頂き、他の生徒とは内容が違った。メキシコと日本の国際関係学の学び方やその違いを書いてこいとのことだったので、日本の教育方法・入試等に起因する日本人の自己肯定感の低さに対してメキシコ人のそれの高さを授業態度・授業方法・ストライキなどを例に比較した。8ページにまとめて提出した。 レポート題"La Manera Del Estudio Relaciones Internacionales"
Pensamiento Internacional Latinoamericano
ラテンアメリカ国際思想
講義(地域言語)
120分
Pensamientoの授業の教授も今学期で退職なさり最終講義だった。 最後は最終レポートを提出して、確実のレポート内容を簡単に発表し最終講義を閉じた。 最終レポートの最低枚数が10ページ以上だったのでかなり時間を費やし、苦戦したがなんとか書き上げ13ページで提出した。レポートの質はもちろん他の生徒より劣ることは致し方ないが、今後の自身に繋がれば良いと考える。 レポート題"Ensayo Final De Pensamiento Internacional Latinoamericano"