今月の写真はマチュピチュとクスコのアルマス広場。 12月13日にメキシコを出て、1月はエクアドル、ペルーに訪れ1月15日に戻った。 <エクアドル> 首都キトで2020年を迎えた。エクアドルでは人形を燃やしその年の嫌なことを忘れ、新しい年の成功を祈る"Año Viejo"という伝統行事がまだ残っている。又、幸せを表す黄色・恋を表す赤色の下着を着て年越しをするようで、道には沢山の黄色・赤色の服が売られていた。 キトからバスで7時間程度離れた、エクアドル最大の都市グアヤキルにも訪れた。ここはかつて野口英世博士が黄熱病の研究に従事した港町であり、シモン・ボリバルとサン・マルティンの歴史的会談が行われた場でもある。 <ペルー> クスコは標高3500mに位置し、かつてはインカ帝国の都があった場所で当時の文化や歴史が学べるインカ博物館がある。クスコはマチュピチュへ行く拠点地でもあり世界中から来る観光客で溢れている。 標高が高くまだ肌寒い朝7:30にクスコをミニバンで出発し6時間、水力発電所に到着する。そこからは道がなくなるため、高級列車を横目にやりながらひたすら線路の上を2時間半12km歩きマチュピチュ村へ。翌日早朝5:30に起床しマチュピチュへ登り夜の9時過ぎにクスコへ戻る。かなりきつい2日間の登山だが、インカ文明が誇る「空中都市」の眺めは言葉に表せないほどの絶景だ。 さらにクスコからバスで8時間移動し、ティティカカ湖畔の町プーノまで足を伸ばす。ティティカカ湖は世界で最も高い位置にある湖であり、標高は3800mまで上がる。先住民アイマラ族によってトトラ(藁)で作られた浮島ウロス島のツアーへ参加した。この浮島にはトトラで作られた舟、学校、病院、教会などまであるというのだから驚きである。(首都リマも訪れたが割愛。) 世界的にも注目を浴びる美食の国ペルー。アルパカ、クイの肉を始め、紫とうもろこしで作る飲み物チチャ、ロモサルタード、アヒ・デ・ガジーナ、アンティクーチョなどの絶品揃いのペルー料理に舌鼓を打つ。 クスコをあとにし1カ月ぶりにメキシコへ戻る。大気汚染が少なく、青く晴れ渡った空が「おかえり」と歓迎してくれているようだった。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 3,400 | 19,618円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 24,854 | 143,408円 |
通信費 | 200 | 1,154円 |
食費・その他 | 10,552 | 60,885円 |
合計 | 39,006 | 225,065円 |