月次報告書 2013-09
プロフィール
学科
英米語学科
学年
3年
留学期間
2013-08-01 ~ 2013-12-31
留学種別
交換
生活編
授業開始

9月に入ってすぐに4日間のオリエンテーションがあった。1日目に留学生全員の自己紹介があり、その後はキャンパスツアー、各施設・サービスの紹介、フィンランドでの生活についてなど様々な説明会や、ピクニック、パーティーなど面白いイベントがほぼ毎日あった。どれも参加は自由だが、大学生活に早く慣れて友達をたくさん作ると言う意味でも来年ここにくる学生には積極的に参加してほしい。 授業と課題について 神田とは違ってユバスキュラ大学の授業は開始時期、回数、時間などが授業によって全て異なるのだが、私が履修したほとんどの授業は早速2週目から始まった。先生が皆フィンランド人で英語ネイティブではなかったり、他の留学生もいろいろな国や地域から来ていて独特のなまりやアクセントなどがあったりするため、最初の頃はたまに何て言ったのか理解出来ないときがあったが、時間が経つにつれて少しずつ慣れていった。課題も授業によって異なるが、リーディングとライティングの課題が多く、どの課題も授業の内容に関する文献、記事を読んだり、授業で学んだことをまとめそれについてさらに自分で調べたりするものが多い。授業にきちんとついていき積極的に参加するためにも、課題はきちんとやっていた方が良いと思った。 授業が始まって感じたことは、とにかく日本にいたときよりも時間がたくさんあるということ。課題をやるのも友達と遊ぶのも買い物・旅行に行くのでも何でもいいから、とにかく時間を有効的に使った方が良い。私の場合は早く課題に取りかかって課題をしっかり仕上げて、空き時間は友達と買い物やご飯に行ったり、家で映画鑑賞会を開いて一緒に料理をしたり、ビリヤードをして遊んだりしていた。またフレンドシップファミリーというプログラムに申し込んで休日をホストファミリーと一緒に過ごしたり、ピラティスというヨガの授業に参加して体を動かしたりもしていたし、一人になりたい時は部屋で音楽を聴いたり本を読んだりもしていた。 早くもユバスキュラに来てもうすぐ2ヶ月で残り3ヶ月しかないので、よく遊んでよく学んで、こっちにいる間にもっといろいろな経験をしていきたい。体調管理に気をつけて来月も頑張りたい。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
EU ユーロ
134円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 216 28,944円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 35 4,690円
交通費 100 13,400円
通信費 0 0円
食費・その他 100 13,400円
合計 451 60,434円
授業編
Academic English Communication 1
アカデミックイングリッシュコミュニケーション1
語学(英語)
360分
9月は授業が4回。1回目は授業について先生の説明と自己紹介、2回目は自分の国の教育制度をグループ内で発表。3回目はアカデミックリーディングのストラテジーについて学んだ。授業のレベルとしては神田のアカデミックリーディングと同じくらいだが、授業の内容としては先生が一方的に話すと言うよりも、先生の質問に対し学生が自ら発言するという感じで、学生の積極性が求められる。また自分の意見を言う機会がとても多いため、自分の考えを相手に論理的でわかりやすく説明する力も求められる。
Introduction to Intercultural Communication
異文化間コミュニケーション入門
講義(英語)
180分
授業は2回。1回目はIntercultural Communicationとは何か、2回目はアイデンティティとステレオタイプについて学んだ。毎回先生2人が交代で異文化間コミュニケーションについて講義をし、学生に様々な質問を投げかけ、学生がグループになってそれらをディスカッションし、最後に教室全体(70人くらい)でシェアするというのが基本スタイル。毎回簡単そうで意外と難しい質問(アイデンティティとは何か、ステレオタイプはどこからやってくるのか、異文化コミュニケーションと自分の専門である通訳・翻訳はどんな関わりがあるのかなど)ばかりで、自分で考える力が必要とされる。
Perspectives on the Finnish Society in Interconnected World
国際社会からみたフィンランド
講義(英語)
270分
授業は3回。毎回ゲストの講師が自分の専門分野について講義をする授業で、1回目はフィンランドの歴史、2回目はフィンランドの労働問題だった。フィンランド人の先生方から直接フィンランド社会や現在の問題など幅広い分野について学べるため、とても面白い授業。
Each One Teach One
互いの言語を教えあう
語学(地域言語)
450分
ミーティングは3回。1回目は自己紹介。2回目は勉強計画。フィンランド人のパートナーは日本にとても興味があり特に日本の漫画が好きなので、彼女が持ってる漫画を使って漢字の勉強などをした。また来年の夏日本に行くということもあり、そのときに使えそうな買い物などの基本的な表現も教えた。一方で、私も留学中に使えそうな挨拶、数字、月、曜日、商品の名前など日常的な表現を教わった。
Globalization and Social Justice
グローバリゼーションと社会的正義
講義(英語)
90分
グローバリゼーションと社会的正義について学ぶ授業。先生1人に対し学生60人くらいの講義形式。毎週違う先生が講義をする。初回はイントロダクションだったため一方的に話を聞いて終わったが、今後はよりインタラクティブになる予定。