月次報告書 2022-08
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2022-08-01 ~ 2023-06-30
留学種別
交換
生活編
I might be romanticizing this life...

良いタイトルが思い浮かばず、私が普段つけている日記の一部から引っ張ってきました。デンマークでの生活を始めて約3週間ほどですが、毎日が新しい経験に溢れていて、ここでの生活に慣れるのには少し時間が必要でした。しかし、困った時には、一緒に暮らしている寮生はもちろん、見知らぬ人でも誰かしら必ず声をかけてくれるので、彼らの優しさにとても助けられています。友達もでき、学期初めはウェルカムイベントやパーティーなどが毎日のように開催されていたので、よく足を運んでいました。最初は楽しいだけで生きていましたが、授業が本格的に始まり現実を見ることになります。日本の大学とは圧倒的に事前のリーディングや課題の量が異なり、夜図書館に行って次の日の復習をすることは日課になってきました。授業では生徒が教授の話を遮って質問や意見を述べることは普通にあり、ディスカッションも常に白熱するので、そんなアクティブな授業についていけるように、自分も積極的になる必要があると感じています。留学は楽しいことばかりではなく、今まで以上に努力が求められます。メリハリをつけた生活を意識して今後の生活を送っていきたいです。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
デンマーク クローネ
18.62円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 2,804 52,210円
水道光熱費 0円
学費・教材費 380 7,076円
交通費 0円
通信費 0円
食費・その他 6,000 111,720円
合計 9,184 171,006円
授業編
Kierkegaard and Modern Existentialism
キルケゴールと現代の実存主義
講義(英語)
240分
デンマークの思想家であるキルケゴールは実存主義の創始者として知られています。彼が発見した実存という哲学的概念は現代にも大きな影響を与えており、この授業では彼の著書や歴史的背景から現代の実存主義の理解を深めていきます。最終的には、「実存する」という概念がどのように現在の政治や文化、社会的な側面と関連しているのかを分析していきます。 1日4(時間)/240(分)x1(回)=240(分)
Introduction to Sociological Theory and Analysis of the Contemporary
現代における社会学的理論と分析の入門
講義(英語)
360分
"Capitalism and alienation"というトピックで資本主義と社会的疎外について学習しました。授業の構成としては、前半は講義を聞き、後半は講義で学んだことと、現代社会における問題の論文やニュース(事前リーディング)をもとにしてディスカッションを行います。カールマルクスやマックスウェーバー、エミールデュルケーム、ミシェルフーコーなどの伝統的な社会学者たちの研究を分析し、現代社会学との関連性や、彼らの研究がいかにして今社会に貢献しているのかを考察していきます。 1日3(時間)/180(分)x2(回)=360(分)
Danish Perspectives
デンマークの視点
講義(英語)
240分
デンマークの歴史や文化について学び、北欧での生活について理解を深めていく授業です。4時間ひたすら講義を聞いている訳ではなく、生徒の発言の機会が多く、グループディスカッションなどもあり、とてもアクティブな授業です。毎年行われる世界の幸福度ランキングでは常にトップのデンマークですが、それは一体なぜなのか、人々は本当に幸せなのか、ということを初回授業では学習しました。 1日4(時間)/240(分)x1(回)=240(分)