今月扱った内容は、"Power and Social Fields," "System and Public Sphere," "Gender and Body" です。 "Power and Social Fields"の授業では、社会学者 ピエール・ブルデューの概念を学び、 <habitus> <capital> <social field> の関係を分析していきました。 "System and Public Sphere"では、哲学者 ユルゲン・ハーバーマスの研究を扱い、Public Sphere(公共圏)と呼ばれる他者との関わり合いが生まれる社会空間について、社会学的な観点から理解を深めていきました。 "Gender and Body"では、現代フェミニズム思想を代表する哲学者 ジュディス・バトラーのGender Performativity(ジェンダー・パフォーマティヴィティ)について考察していきました。 月の初めには、Midway evaluationといった、生徒たちが現在の授業に対してどう思っているか、改善点などはないか、教授と意見交換をする時間が設けられ、そこでの生徒のフィードバックを元に今後の授業が展開されていくという仕組みがあります。Midway evaluationはどのクラスにもあり、これも満足度の高い授業が受けられる理由の一つなのではないかと思いました。 1日3(時間)/180(分)x6(回)=1080(分)

今月は、デンマークの食文化に関して学び、また、デンマークのテレビドラマについてゲストレクチャーがありました。 個人的に、デンマークの食文化はとても興味深く、北欧料理は健康に良いと言われている一方で、デンマーク人は不健康であるという現状のデータを見て、とても驚きました。その理由として、アルコールや砂糖、肉の消費量が日常的に多いことが挙げられていました。その他にも、私がデンマークで生活をしていて感じたことは、料理の味付けが非常に濃いことです。しかし、近年、デンマーク人の食生活にも変化があり、特に若者や女性の間でヴィーガン、ベジタリアン、ペスカタリアン、フレキシタリアンといった様々な食のスタイルを採用する人が増えており、肉を普段から消費する人が少なくなっているという傾向もあります。実際に、ほとんどのスーパーでは、ベジタリアンやヴィーガン向けのコーナーが設置されており、品揃えも良いです。デンマークで生活をしていく中で自炊はマストなので、今回の講義で現地の食生活に関する知識を得ることができてよかったです。 1日4(時間)/240(分)x3(回)=720(分)