月次報告書 2022-12
プロフィール
学科
英米語学科
学年
4年
留学期間
2022-08-01 ~ 2023-06-30
留学種別
交換
生活編
favorite time of the year

今月で全ての授業が終了したので、課題のラストスパートに励みました。12月の半ばに旅行の計画をしていたため、それまでに全ての課題を提出し終えました。幸い、私が履修している講義にはテストがなかったので、全てポートフォリオという形式の課題に取り組みました。"Danish Perspectives"は通常のエッセイに加え、ビデオエッセイというものがあり、およそ2分間の動画の中にデンマークで半年間過ごしてみて学んだことや感じたことを授業内容と関連させてまとめました。この授業は課題を含めてそこまで大変だとは感じたことがなく、半年間とても楽しく勉強ができたのでよかったです。一方、私が履修していたもう一つの授業"Introduction to Socioloy..."、社会学の講義は困難の連続で、今回のポートフォリオ課題のエッセイ12ページもなかなかアイデアが浮かばず、かなり時間がかかりました。あまり満足できるものが書けず、最終的には未完成の部分を残して提出したため、再試験を覚悟していたのですが、何とか単位は取ることができたのでよかったです。 毎日の課題でストレスが溜まっていましたが、楽しみにしていた旅行でリフレッシュすることができました。今回はフランス、イタリア、ドイツに旅行しました。フランスには友達が住んでいるので、2日間パリを案内してもらいました。イタリアは一人旅で、ローマに行きました。「ローマの休日」という中学生の頃から一番好きな映画の舞台になった場所を訪れることができてとても感動しました。フランスとイタリアに旅行した後、一度デンマークに戻ってきて、コペンハーゲン市内を初めて探索しました。コペンハーゲンはデンマークの首都ですが、私の住んでいるオーフスからは電車・バスでおよそ4時間かかるので、今まで飛行機の乗り継ぎ以外に訪れたことがありませんでした。今回初めて空港の外に出て、テーマパークや観光地などを回りました。コペンハーゲンはオーフスと比べると遥かに都会で、同じデンマークでも雰囲気がどこか違う部分があったので、とても面白かったです。フランスとイタリアに滞在した後、デンマークに戻ってきて、デンマークのスーパーや空港など見慣れた場所に帰ってきた時、どこかアットホームに感じ、自分の中でデンマークが第二の故郷のような存在になっている感覚がとても不思議でした。 クリスマスシーズンど真ん中の今回の旅行の目的は、勿論クリスマスマーケットで、パリ、コペンハーゲン、ドイツでそれぞれのクリスマスマーケットを楽しみました。ヨーロッパではクリスマスは一年で一番大切な行事で、雰囲気やお祝いの仕方が日本とは全く異なり、興味深い文化の違いを体感しました。私もクリスマスは1年で一番好きな季節なので、本場でクリスマスを過ごすことができてとても嬉しかったです。 1学期間頑張った自分へのご褒美でとても幸せな旅行になりました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
デンマーク クローネ
19.01円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 2,900 55,129円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 421 8,003円
通信費 421 8,003円
食費・その他 6,648 126,378円
合計 10,390 197,513円
授業編
Danish Perspectives
デンマークの視点
講義(英語)
240分
ラストの授業はデンマークのクリスマスとHyggeについてでした。また、今学期学んだことの振り返りとして、クイズをしました。Hyggeはデンマークを説明する際に欠かせないコンセプトですが、私がデンマークの友達に"What is Hygge?"と質問しても、みんな一概に定義するのは難しいと言います。例えば、キャンドルをつけて家族や友達と一緒に映画を見たり、そのゆったりとしている空間をHyggeと表現したり、親しい人とその場の時間を大切にして過ごしたりすることを言います。今回の講義でもやはり、"This is Hygge."と言い切れるものはないと感じましたが、Hyggeの背景など理解を深めることができてよかったです。また、クリスマスの時期に放送されるテレビが人々の生活にどのように影響を与えているのか分析しました。デンマークで伝統的なクリスマスが今でも大切にされているのは、この時期に放送されるテレビを通して、クリスマスの神話や歴史を伝え続けているからであることをを知りました。 1日4(時間)/240(分)x1(回)=240(分)