高校時代は部活動で忙しく、大学受験が終わり韓国旅行へ行こうと考えていた矢先にコロナが蔓延し、韓国に訪れるのが初めての状態で留学に行きました。着いてすぐ、布団やシャンプー、トイレットペーパーなど最低限必要なものをホームプラス홈플러스に行って買いました。ホームプラスが家の近くにあるならいいのですが、電車やバスを使わなければならない場合、沢山買うと帰りに重くて大変なので、本当に最低限のものだけ買って、他のものは次の日買いに行った方がいいです。私は沢山買ってしまい、大変でした。トイレットペーパーは30個入り程で2000円以上し、高いです。一人暮らしで収納場所も限られているため、もっと少ないものが欲しかったのですが、基本大容量でしか売られていません。洗濯用洗剤もリットル単位の大容量です。そのため、家の近くのマートで買ったほうが持ち帰る時に楽です。 訪れてすぐに感じた文化の違いが人との距離の近さです。バスに並んでいても、電車の中でも、すぐ近くに人が立つので驚きました。人との距離を一定に取る日本人にはやや抵抗感があるかもしれません。そして本当に빨리빨리(早く早く)文化です。モタモタしているとイラつかれることも度々ありますが、傷つかなくて大丈夫です。私も最初は悲しくなりましたが、仕方ありません。次に決済方法です。韓国はほぼカードで生活できます。カードが主なので、無人店が多いです。日本のカード(visa,master)で大丈夫です。しかし、CGVの映画館でポップコーンなどを買うキオスクや、自販機などでは日本のカードが使えませんでした。CGVでは現金支払いブースがあるので対応可でしたが、自販機はどうにもならないので韓国人の友人に頼んで買ってもらいました。2つとも使う頻度が多いわけではないため、あまり困りはしません。また、外国人登録証の申請を3月にして2ヶ月くらいは届かないため、友人間でのスマホでの送金ができません。この2ヶ月間は現金を用意し、割り勘代を払うことになります。外国人登録証がないと、電話番号認証もできないため、NAVERでの美容室やまつパサロン、飲食店の予約もできません。カカオトークやSNSで予約受付可能の所で予約しましょう。予約するルールに、1000円先入金と書かれている場合がありますが、外国人ということを伝えると払わなくても大丈夫とおっしゃってくれます。外国人登録証がなければ、배달(出前)や、ネットショッピングもできません。出前を取りたい場合は、韓国人の友人に頼みましょう。TOPIKを韓国で受けようと申し込みをしましたが、受験料は友人に頼み代わりに払ってもらいました。話が逸れますが、TOPIKの申し込みは戦争なので、時間前からPC방で待機することをおすすめします。ソウル会場は人気なので、すぐ申し込みが埋まってしまいます。 短い時間を無駄にしたくないため、開講2週間後にはサークルに入りました。外国人と韓国人1:1程度、約100人の親睦のためのサークルです。100人いるといっても、実際に部室に来るのは半分以下です。親睦のためのサークルなので、特に決まった活動はありません。外国人が沢山いるため、周囲が英語で話していることも多々あります。英語が分からなくても、韓国人の友人たちに聞けば訳してくれます。英語ができない/韓国語ができないと不安にならなくても大丈夫です。このサークルでは、暇な時に部室に訪れ会話したり、お昼時になれば出前を頼んでみんなでお昼を食べられます。夕方の授業後になれば、外に出て성신여대や혜화周辺へ遊びに行きます。大学周辺は遊ぶところはほぼないです。3月の第2週か3週にサークルのOTがあります。そのOTに参加することで、サークルに入ったばかりでも沢山の人と仲良くなれます。そのためOTに参加することをおすすめします。サークルに入る前は、自炊を少ししていましたが、入ってからは友人との予定が増え、あまり作らなくなりました。ご飯はほぼ外食や出前、コンビニです。また、日本人の先生が行う日本語の授業は、日本人の受講を歓迎しているため、履修することをおすすめします。日本に興味があり、日本語ができる生徒がいるため、友人を作りやすいです。 週末は홍대弘大や신촌新村に行くことが多いです。弘大は大学からバス1本の40分ほどで行けます。私は고려대역高麗大駅付近にアパートを借りて住んでいますが、そこからだと弘大まで30分です。고려대역から学校まではバス1本で20分ほどです。学校前のバス停から授業が行われる建物までかなり急な坂道で少し遠いため、10分ほどかかります。そのため通学時間は30分ほどです。バスに乗る時は、乗ってすぐバスが動き出すため、転ばないように気をつけてください。また、韓国人たちは皆降りる前に降り口付近に行き、Tmoneyをピッとするため、それに倣ってやればスムーズに降りられます。バスに乗りたかったのにドアが閉まり行ってしまってもすぐ先に信号があり止まっている場合、ドアをトントンとノックすれば乗せてもらえます。韓国のバスは行き先ごとに番号が振られているため、あまり間違えることなく乗ることができます。日本のバスより複雑でなく、バス停に必ず電子掲示板であと何分で到着か書かれているため、不安になることがありません。東京で路線バスに乗る時に間違えることが多かった私でも、韓国に来て1度も間違えて乗ったことはありません。バスを降りる際の注意点が1つあります。それは、韓国のバスは次の次の停留所まで音声案内してくれるところです。よく聞いておかないと、降りようとしていたバス停の1つ前で降りてしまうことになります。이번 정류소と다음 정류소の2つが続けて音声案内で流れるのですが、이번の方が次のバス停で、다음の方が次の次のバス停です。 寮でなく1人暮らしを選んだ理由は、大学内の寮は4人部屋で持病持ちの私には厳しかったこと、大学と協定を結んでいる1人の寮は弘大にあり火曜には50分ほどかかり遠いことが挙げられます。私のように絶対に一人暮らしでないと厳しいという理由がなければ、寮で楽しめると思います。日本人は日本人でまとめられるため、外国人と同じ部屋になる確率は高いわけではないです。6人の日本人の友人中、4人中4人が日本人、残る2人も4人中2人が日本人で、空いた2名分は外国人だったそうです。門限は1時だそうです。寮のメリットは、サークルに入っている場合、遊ぼうとなったらすぐに集まれる点や、サークルにいる韓国人のうち寮や学校のすぐ近くに住んでいる韓国人も何人かいるため、その友人たちとの交流を深められる点だと思います。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 520,000 | 51,948円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 30,000 | 2,997円 |
交通費 | 70,000 | 6,993円 |
通信費 | 59,000 | 5,894円 |
食費・その他 | 400,000 | 39,960円 |
合計 | 1,079,000 | 107,792円 |