今月は最終課題の提出と発表があったので、数回の授業が終わった後の全ての時間は最終課題の作成時間に充てられた。各自担当の先生と相談の上それぞれのペースで進めていった。私の最終課題の題材はインドネシア武道プンチャックシラットだった。最終課題は論文形式で書いているが慣れ親しんだ文法とは別の書き方をしなければならないので、内容以前に文法事項でつまずいてしまうことが多かった。しかし担当の先生はインドネシア語文法の達人なので、わからないことを聞けば一瞬で解決してくださった。学校にいる時間だけでなく夜にカフェへ行き続きを書いたり、時にはコスで夜更かししながら課題を進めることもあった。日本語でも卒論を書いたことのない私は苦労しながらもなんとか課題を完成させ、製本することができた。数日後に開催されたプレゼンテーションも、スピーキングの授業も担当していた先生によるアドバイスでなんとか仕上げることが出来た。しかし、緊張で内容が全て飛んでしまい結局原稿を全て読んでしまったので、とても悔しい結果となった。 遊びの面では、ずっと行ってみたいと熱望していたブロモ山に行くことができた。このブロモ山はマラン市でも有名な観光スポットであり、私も留学当初に話を聞いた時からずっと行きたいと思っていた場所だった。大型バイクに数時間揺られ現地に到着したときはまだ深夜だったが、さらに移動した先でとても綺麗な朝日とその光に照らされるブロモ山を見ることができてとても感動した。ブロモ山に到着しでこぼこの道とたくさんの階段を登ると、ブロモ山のとても大きな火口に到達した。火口からはとても強い硫黄臭がして、火口からの煙を吸うと思い切り咽せてしまうほどだった。インドネシアの雄大な自然を肌で感じることができとても興奮したと共に、念願だった場所に訪れることができた幸福感を噛み締めた。 最後に、先月は引越し先のコスの水質の悪さに苦しめられ泣く泣く2度目の引越しをしたが、新しいコスは水も綺麗で明るくとても住みやすい場所だった。家賃は少し上がってしまったが、共用の洗濯機が付いていることで地味に時間と体力を奪われていた洗濯の時間を省くことが出来るようになったので、全く気にしていない。生活面での大きな問題が解決し安堵すると共に、初めからこのコスに引越しておけばよかったなという後悔も少し感じている。 来月はついに最終月で授業も無くなっているので、思う存分遊び倒したいと思う。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 1,100,000 | 10,560円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 9,950,000 | 95,520円 |
通信費 | 102,500 | 984円 |
食費・その他 | 5,137,400 | 49,319円 |
合計 | 16,289,900 | 156,383円 |