月次報告書 2023-06
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
4年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2022-09-01 ~ 2023-07-31
留学種別
交換
生活編
インドネシア生活9ヶ月目

今月は最終課題の提出と発表があったので、数回の授業が終わった後の全ての時間は最終課題の作成時間に充てられた。各自担当の先生と相談の上それぞれのペースで進めていった。私の最終課題の題材はインドネシア武道プンチャックシラットだった。最終課題は論文形式で書いているが慣れ親しんだ文法とは別の書き方をしなければならないので、内容以前に文法事項でつまずいてしまうことが多かった。しかし担当の先生はインドネシア語文法の達人なので、わからないことを聞けば一瞬で解決してくださった。学校にいる時間だけでなく夜にカフェへ行き続きを書いたり、時にはコスで夜更かししながら課題を進めることもあった。日本語でも卒論を書いたことのない私は苦労しながらもなんとか課題を完成させ、製本することができた。数日後に開催されたプレゼンテーションも、スピーキングの授業も担当していた先生によるアドバイスでなんとか仕上げることが出来た。しかし、緊張で内容が全て飛んでしまい結局原稿を全て読んでしまったので、とても悔しい結果となった。 遊びの面では、ずっと行ってみたいと熱望していたブロモ山に行くことができた。このブロモ山はマラン市でも有名な観光スポットであり、私も留学当初に話を聞いた時からずっと行きたいと思っていた場所だった。大型バイクに数時間揺られ現地に到着したときはまだ深夜だったが、さらに移動した先でとても綺麗な朝日とその光に照らされるブロモ山を見ることができてとても感動した。ブロモ山に到着しでこぼこの道とたくさんの階段を登ると、ブロモ山のとても大きな火口に到達した。火口からはとても強い硫黄臭がして、火口からの煙を吸うと思い切り咽せてしまうほどだった。インドネシアの雄大な自然を肌で感じることができとても興奮したと共に、念願だった場所に訪れることができた幸福感を噛み締めた。 最後に、先月は引越し先のコスの水質の悪さに苦しめられ泣く泣く2度目の引越しをしたが、新しいコスは水も綺麗で明るくとても住みやすい場所だった。家賃は少し上がってしまったが、共用の洗濯機が付いていることで地味に時間と体力を奪われていた洗濯の時間を省くことが出来るようになったので、全く気にしていない。生活面での大きな問題が解決し安堵すると共に、初めからこのコスに引越しておけばよかったなという後悔も少し感じている。 来月はついに最終月で授業も無くなっているので、思う存分遊び倒したいと思う。

住居形態
その他 Kos
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
インドネシア ルピア
0.0096円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,100,000 10,560円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 9,950,000 95,520円
通信費 102,500 984円
食費・その他 5,137,400 49,319円
合計 16,289,900 156,383円
授業編
Menyimak(Listening I)
リスニング1
語学(地域言語)
90分
インドネシア語のリスニングの授業です。テーマに沿った教材が配られ、穴埋め問題や会話文の聞き取りをしながら新しい単語や文法事項を学びます。音源は先生や友だちが録音してくれた比較的簡単なものからソーシャルメディアに公開されているものまであるので、多くの現地人の声に触れることができます。
Tata Bahasa(Indonesian Grammar I)
文法1
語学(地域言語)
90分
インドネシア語の文法の授業です。授業内容は1〜2年生の間に学ぶ文法事項と似ていますが、さらに発展した内容も学べます。また、現地人ならではの言葉の使い方も学べます。宿題が比較的多めですが、その分しっかりと実力がつきます。
Membaca(Reading Ⅰ)
リーディング
語学(地域言語)
90分
インドネシア語のリーディングの授業です。先生が用意した文章を読み、内容に沿った読解問題を解く形式です。教材のテーマは主にインドネシアの文化についてなので、リーディングスキルを鍛えながらインドネシア文化に触れられます。
Keindonesiaan
インドネシア文化
講義(地域言語)
90分
インドネシアの文化を学ぶ授業です。食文化や住居などの日常生活についての内容から気候、地理、伝統芸能、政治、選挙の仕組み、建国の歴史、宗教や国家の祝日まで幅広く扱います。試験は授業内容を踏まえた意見文を提出する形式です。