月次報告書 2022-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2022-03-01 ~ 2022-12-31
留学種別
交換
生活編
旅行と新学期のドタバタ

旅行) 七月の終わりに友達がサンパウロへ帰ってしまったので、今月は二週間ほど一人で旅をしました。ノルデスチ(北東部)の街をいろいろ回ったのですが、中でもおすすめなのが、ピパとサルバドール!ピパはリゾート地のような綺麗な海が広がる街で、だけどゆったりとした空気が漂う雰囲気に虜になりました。欧米から休暇で訪れる人が多いようです。綺麗な海とホステルで出会った居心地のいい友達たちが癖になって、2日ほど日程を伸ばしました。 サルバドールは都会と海が共存する懐かしい雰囲気をもった街で、昔ながらの様式の建物は、サンパウロのセントロと似ていました。ホステルに滞在し、仲良くなった子たちと一緒に街を探索しました。旅行中に知り合って仲良くなった彼らは、私のことを外国人、日本人としてみるのではなく、一人の人間として見てくれていたような気がしてとても居心地がよく、これからも外国人として異国に生きる生活において大切な価値観だなと感じました。一人旅は孤独になるかなと考えたのですが、全くそんなことはなく、大人数の友達と旅行をするよりも、多くの人と知り合うことができ、大学に通っているだけでは出会うことのなかったであろう種類の人と様々なことを話して、自分の中の考えが揺さぶられ、リフレッシュすることができた。 詐欺 今月は人生の中での一番の危機と言ってもいいことが訪れた。旅行中に知り合った女の子に、詳細は省くが、クレジットカードの情報を渡してしまって、不正利用され、手元にあった唯一のカードをブロックしなくてはならなくなった。手元に現金が200レアルほどあったのだが、日本の親が送ってくれたカードが届くまで、生き延びなくてはならず、経済的な危機というよりも、精神的な不安が大きかった時期だった。 授業が八月の中旬から始まり、旅行から帰ってきてから休む間も無く、学校に行き、勉強してサッカーの練習をする日々が続いた。今学期は、文化人類学、地理学、言語文化学と様々な分野の授業を取ることに決めた。興味のある科目が山ほどあり、全て履修したくなりましたが、慣れないポルトガル語の壁は大きく、かなりの科目を諦めた。 写真①pipaの物凄く綺麗な夕焼け。たくさんの人が夕焼けを見るために海岸に訪れており、映画を見ているような気分になった。写真よりも実物は言葉にできない風景だった。 写真②神田の留学生と先生方とサンパウロで再会した。勉強のやる気アップ!

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
26.3円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 1,400 36,820円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 56.3 1,481円
通信費 20 526円
食費・その他 511.02 13,440円
合計 1,987.32 52,267円
授業編
Geografia Social
地理社会学
講義(地域言語)
360分
初回)授業の紹介、文化と社会の違いについての定義がとても興味深かった。 二回)語源に関する内容。ダーウィン論とそれらの文化への影響 三回)Samerの形態学を踏まえながら、各国の“風景"に対する捉え方の違いを、アメリカ、ドイツを例にして考えた。
Introdução à antropologia
文化人類学入門
講義(地域言語)
720分
初回)人類学と社会学の違い、概念の説明、著名な文化人類学者の紹介 二回)文化人類学の民族誌学 三回)人種と人間の体の機能について 文化によって可能な能力が変化する、例えば聴力、文化的に形成された後天的なもの 映画、を視聴し、内容について議論を行った。
Cultura JaponesaⅡ
日本文化Ⅱ
講義(地域言語)
240分
授業内容のガイダンス
Tópicos de Língua e Cultura
言語と文化についての話題
講義(英語)
240分
授業のガイダンス
Aspectos da Cultura BrasileiraⅡ
ブラジル文化の側面Ⅱ
講義(地域言語)
120分
近代主義について、これまでブラジルが辿ってきた道筋の解説、大衆主義