月次報告書 2023-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
3年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
生活編
リオ、サンパウロ旅行!そして新学期開始!

 7月の終わりから始まった冬休みを利用して、8月はブラジルの2代都市、リオとサンパウロを訪れた。 また、8月中旬から、新学期が開始され、再び授業選びからのスタートとなった。 −リオ旅行−  リオは去年、神田に留学生として来ていた、ブラジル人の友人2人と一緒に訪れた。2泊3日のショートトリップではあったが、いくつかの主要な観光地を見て回り、また中日では、リオといえばのビーチでゆったりとした時間も過ごすことができ、とても大満足な旅行となった。  やはり、リオは観光都市としての一面が強く、多くの観光客で溢れており(観光地を訪れているので当然ではあるが)、普段生活している、ジュイスと比べると、より華やかさが際立っていた。  安全面に関しては、今回はブラジル人とともに、行動し、基本的に危険地域は避け、移動はすべてuberを使っていたこともあり、危険な場面に遭遇することはなかった。 −サンパウロ旅行−  まずは移動に関して、サンパウロはジュイスからバスでおよそ8、9時間ほどと、なかなかかかる。これがブラジル内旅行の最大の、難しさでもある。とにかく国土が大きいため、移動に時間とお金がかかる。  サンパウロには神田から私と同じように留学できている友人がいるので、今回はその友人に、街を案内してもらった。サンパウロは基本的には、地下鉄が通っており、移動がとてもスムーズだった。  主に訪れた場所は、サン・パウロ大学、リベルダージ、パウリスタ通り。サン・パウロ大学はとにかく、敷地が広大だった。ジュイスの大学も広いと思っていたが、それとは比べ物にならないくらい、広かった。  リベルダージは、アジア人街の名の通り、日本を初めとする、アジア圏(主に中国と韓国)の文化で溢れていた。お昼には久しぶりに牛丼を食べた。ブラジル料理はかなり気に入っていて、これまで、特に日本食を恋しく思ったことはなかったのだが、このとき食べた牛丼はやけに、美味しかった。  パウリスタ通りは、メインの通りで、幅広のきれいに舗装された道の脇には、様々な企業の高層ビルや、ホテルが並んでおり、その姿は、日本の都内を思わせるものがあった。 −新学期が開始−  冬休みが終わり、新学期に入り、再び授業選びからのスタートである。留学生は2週間、好きに授業を見て回り、その後継続したい授業を最終的に履修登録するというシステムなのだが、個人的に、これがなかなか大変な作業である。というのも、まず第一に、まだまだポルトガル語能力の壁があり、正直、初回の1、2回の授業はだいたい何もわからない。そうなることは前期の経験で、わかっていたものの、結構精神的来る。それでも、限られた期間で、授業は選ばなくては行けないので、2週間、この作業をほぼ毎日に繰り返し、最終的にはなんとか履修登録を完了させた。  

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
29.5482円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 20,684円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 182.02 5,378円
通信費 67 1,980円
食費・その他 1,768 52,241円
合計 2,717.02 80,283円
授業編
History of Brazil Republic II
ブラジルの歴史 共和制時代2
講義(地域言語)
480分
歴史学科の授業だが、他の学部、学科からの学生も複数人いた。 授業全体は1930年から1964年のブラジルの歴史を扱うが、初回の2回は、どのようにして、30年代が始まったのか知るために、20年代について学習した。
ChristianismⅠ
キリスト教 I
講義(地域言語)
720分
キリスト教の成り立ちについて学ぶ。 今学期は少人数制で、生徒は10人ほど、生徒の平均年齢が高めである。 学習内容としては、キリスト教の起源である、ユダヤ教がどういった歴史的背景の中で生まれたのか、当時支配力であるギリシャ社会、ローマ帝国社会を考察しながら、考えるというもの。
Religions in Brazil
ブラジルの宗教
講義(地域言語)
720分
授業全体の雰囲気は、生徒は40人ほどと比較的大きめのクラスで、授業中は質問や意見が飛び交う。 学習内容はブラジル宗教の一つである、カンドブレについて学んだ。 もとはアフリカからもたらされた宗教であるが、現在ブラジルにあるカンドブレは、カトリックやスピリチュアルなどと混合され、独自の宗教となっている。また、カンドブレはブラジル音楽に大きな影響を与えていることもわかった。
Português para estrangeiros 2
外国人のためのポルトガル語
語学(地域言語)
720分
前期のに引き続き、この授業を履修した。今期は生徒がスペイン語圏か、ポルトガル語を使用する出身の人たちばかりなので、クラスのポルトガル語レベルが格段に上がり、同時に授業の内容も、前期は基礎だったのが、今期は急にアカデミックな内容に変わった。 このクラスは1つしかなく、レベルわけなどはないので、このようにその時の生徒層によって、授業の内容や難易度が大きく変化するようだ。