【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1949年 ・学生数 14,567名 ・設置学部 23 ・その他 学科数 7 専攻 84 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 문과대학 국어국문학과 (文学部国語国文学科) 호텔관광대학 문화엔터테이먼트학과(ホテル観光学部文化エンターテイメント学科) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 履修登録専用サイトで、学部学科の全ての授業を検索し閲覧することができます。そこで履修対象者を見ることができるので、特に制限がなければ履修可能だと思います。学部によっては、交換留学生が履修対象に入っていなくても、教授に連絡して履修できる場合もあると聞きました。授業数がたくさんあるので、交換留学生が履修できる授業数の割合がどれくらいあるかわかりませんが、芸術系や医療系など高度な専門性が必要な学部でなければ、幅広く履修が可能な印象です。一応所属学部はありましたが、履修では関係ありませんでした。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 選択した学部・学科以外でも履修対象者の制限がなければ、どの授業も履修が可能でした。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 語学コースが選択できるかはわかりませんが、英語で韓国語を勉強できる授業など、交換留学生向けに開講されている授業がいくつかありました。ソウルキャンパスではなく、国際キャンパスの方まで行けば、韓国語に関する授業を受けることができると聞きました。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 留学生はとても多い印象です。留学生の中では特に中国人留学生が多く、続いて多いのが日本人留学生という印象です。広い校内、素敵な建物、豊かな自然に囲まれ、全体として穏やかな雰囲気を感じます。また、学内で企業のイベントや試験期間イベント、学校団体のイベントなど、頻繁にイベントがあり、穏やかながら活気もある印象です。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 授業によって違いはあると思いますが、毎週の授業の課題の負担はそれほど大きくなかったように思います。 KUISは毎授業ごとにミニテストがあったり、課題があったりしたので、そういった部分ではKUISの方が大変だと思います。 試験の負担はとても大きかったです。試験範囲の広さ、覚えなければいけない内容の難しさ等、全体的にレベルの高い試験内容だったと思います。加えて、ほとんどが記述式であるため、内容の理解度が測られる印象でした。また、自身の考えや思考力が試される問題も多く、理解した上でそれに対する自身の考えもまとめる必要があり、勉強になりましたが大変な部分も大きかったです。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 学習面では、授業ごとで教授とやりとりできる連絡手段が確保されており、教授もわからない部分は気軽に連絡して聞いてきて良いという教授がほとんどでした。生活面では、寮の管理室の方に聞くことができたので、大体のことは解決することができました。そのほか、交換留学生の履修登録や韓国生活に関することは、国際交流チームに相談することができました。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 英語でのオリエンテーションがありました。施設案内、外国人登録証の手続き、学生証の受け取りなどの内容でした。また、KUISのキャンパスウェブのようなものがあり、その利用方法などの説明を受けました。 ですが、実際に学校生活をしてみると、説明を受けていないアプリケーションのインストールが必要だったり、授業ごとのトークができるアプリケーションなどがあり、周りに在校生がいなければ知らないものが多くて苦労しました。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 履修登録は、慶熙大学の履修登録専用サイトで行います。履修登録は早い者順です。事前に希望履修科目をリストアップしておける期間があるので、スムーズに履修登録をするために、忘れずに希望履修科目の登録をしておくことをお勧めします。履修登録の方法やコツなどを紹介する動画を視聴することができるので、参考にすると良いと思います。 春学期の履修登録は日本で行いました。1月半ばと2月の半ばの2回に分けて、それぞれ2・3日ずつ履修登録期間が設けられていました。1回目の履修登録期間では、希望の科目がほとんど取れませんでしたが、2回目の期間では取ることができました。諦めず挑戦すると良いと思います。 秋学期は韓国で履修登録をしました。交換留学生向けの履修登録に関する情報が遅れたり、一部に連絡が行き届いていなかったなどの問題で、通常の状態でなかったため参考になるかわかりませんが、1度の履修登録期間で希望の科目を全て取ることができました。 前期と後期で開講されている授業がほとんど違います。また、後期は開講されている授業数が少ないです、聞きたい授業があれば積極的に取っていくことをお勧めします。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 周りに勉強熱心な友人が多く、また、留学を考えている友人も多かったため自然と私の中にも留学という選択肢が生まれたような気がします。一番は、韓国が大好きで、現地で語学に加え韓国の生活に触れたいという強い気持ちが、留学を決意した理由になりました。 (2) 留学先を選んだ理由 一番重要視していたことは、どのような授業が聞けるかという部分です。いくつもの大学の授業リストを調べ、一番魅力を感じた慶熙大学を選びました。特に慶熙大学は韓国文化コンテンツについて学習できる学科があったことが大きな決め手になりました。そのほか、学校ごとの校内施設や寮の綺麗さ、立地なども比較しました。それぞれの学校の口コミや実際に通っている学生の方のyoutubeを見て、希望先を検討しました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 神田外語大学で日々頑張って授業を受けていることが大事だと思います。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特に意識して準備したのは、お金の面と貴重品管理の2つです。クレジットカードを作る時は、カード会社の安全性や管理のしやすさ、手数料の割合などを調べてカードを用意しました。カードの種類で、お店によって理由もわからず使えないカードがあったりしたので、2枚ほど用意すると安心かもしれません。また貴重品管理のために、財布と鞄をつなげるフックや、派手に見えないお財布用のポーチなどを用意しました。韓国の治安は悪くはないといっても、実際寮で盗難があったと聞いたので、貴重品管理が徹底する必要があると思います。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 寮の中での交流がきっかけで交友関係が広がりました。寮の一階に共有スペースがあり、留学生同士で話す場になっています。一人仲良くなると、その人をきっかけにまた新しい人と出会うなどしながら、繋がりがひろがっていきました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 韓国語や韓国文化に関する授業だけではなく、興味があった、文化コンテンツや心理学な授業を聞けたことが、とても良かったと思います。現地の学生の方と同じ場で学ぶことができること、また韓国語で新しい分野を学ぶこと、こういった経験は自分の学ぶ姿勢の変化や韓国語への自信につながったと思います。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ボランティアやサークルには参加しませんでしたが、交換留学生向けに開かれている韓国文化体験に参加しました。交換留学生向けにマッコリ作りや校内の博物館の見学などのイベントが定期的に開催されます。メールでお知らせを受け取り、Google Formを利用して参加の申し込みをしていました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 私は、国際キャンパスで行われた伝統はんこ作りに参加しました。自分でハンコを掘り、はんこを用いてハガキも作りました。韓国のはんこにまつわる歴史などもあわせて学ぶことができ、貴重な体験になりました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 韓国の日常を体験できたことだと思います。家の近くを散歩したり、必要なものがあったら重い体で頑張って買い物に行ったり、友達と待ち合わせして遊びに行ったり、韓国で日常生活を送ることができのは、とても貴重な体験だったと思います。そういった日常の中で、韓国人の方の温かさを知ったり、街にあるかわいいお店を見つけたり、旅行では体験できない、小さな気づきがたくさんありました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 韓国では、韓国語の歴史や韓国の経済、他さまざまな分野の授業を聴きました。今まで知らなかったことをたくさん学ぶことができ、とてもおもしろかったです。今後ももっと様々なことに目を向けて、たくさんの知識を得たいという学習意欲を忘れずに頑張っていきたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 私の時の場合ですが、慶熙大学は他の大学と比較して、出願書類や、学校生活の案内、寮の手続きなど、全般的に連絡が遅かった印象です。その割に用意しなければいけない資料が多かったりと苦労した点も多くありました。また、最初に求められていた必要書類が変更になったり、追加になったりしたケースもありました。銀行残高証明では、一度残高証明書を発行したのに、後で残高証明発行の期間が追加で指定され、もう一度、指定期間内に証明書の発行が必要になりました。不安になるとは思いますが、焦らず落ち着いて行えば大丈夫なので、頑張って欲しいです。 また、自分で行動しないと入ってこない情報もあります。寮の入金が完了したのか、いつが後期の履修登録期間なのか等、自分で問い合わせて確認しました。重要な内容だから必ず連絡が来るとは限らないので、不安になったら、待たずにとりあえず連絡して聞いてみるのも良いと思います。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) ビザの訪問予約が一番緊張しました。予約を取るのが難しく、先生に許可を取って授業中に訪問予約を取りました。大学からビザ関連の情報が送られてきたのが1月4日、訪問予約の受付が1月12日、実際に訪問できたのは、1月26日でした。出国が2月20日でこの日に訪問できていなければだいぶ厳しかったので、ギリギリでした。必要書類をしっかり用意しておけば、手続き自体は5分ほどで終了し、実際の発行までには1週間ほどかかりました。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 初めは、HISで大韓航空の往復チケットを購入しました。夏に一時帰国する予定だったので、帰る日を事前に指定してチケットを取りました。FixOoenチケットを購入したのですが、夏に一時帰国の日程を変更しようとしたところ、変更にとてもお金がかかり断念したので、その時の予定などで自由に日程を組みたい場合、往復チケットはあまりお勧めできないかもしれません。秋学期は、HISでチェジュ航空を片道で購入し、帰りはANAのサイトで航空券を直接購入しました。 (4) 渡航したルート 春学期は、羽田空港発、金浦空港着の飛行機に乗りました。秋学期は成田空港発、仁川空港着の飛行機でいきました。どちらも特に大きな差はなかったので、自分の家から近さや、値段・時間などで行きやすい飛行機に乗れば良いと思います。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 仁川空港から、大学の最寄駅である回基駅までは、電車で1時間30分ほどです(仁川空港からソウル駅急行に乗って、ソウルまでいった場合)。回基駅から寮までは徒歩15分ほどなので、全体で2時間ほどを想定しておくと良いと思います。 大学の方で、空港ピックアップサービスがありましたが、私は利用しなかったので詳細は分かりません。申し込むタイミングなどは、1月に受け取った資料に書いてあったので、利用する場合はそれを確認すれば良いと思います。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 私は慶熙大学内にある寮に申し込みをしました。11月にその他学校の出願書類と一緒に入寮申請書を提出しました。寮費は2月6日に国際送金で納付しました。自身の名義の口座で送る必要があり、Wiseの国際送金を利用しました。入寮は、学期が始まる3月2日の1週間前、2月22日から入ることができました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) <費用の支払い> 春学期はWiseを利用して国際送金で納付しました。秋学期の寮費、および夏・冬休みの寮費は、韓国で作った口座から振り込みました。 <寮について> 留学生用の寮は、全て二人部屋です。部屋には、机、机の前の棚、ベット、クローゼットの他、いくつか大きな収納がありました。また、冷蔵庫、洗面台、洗面棚、シャワー付きトイレがあります。部屋が広く、収納も多かったので過ごしやすかったです。すごく綺麗とは言えませんが、しっかり掃除すれば大丈夫な範囲内でした。シャワースペースがなく狭いトイレにシャワーヘッドだけという点が初めは少し辛かったですが、一年の生活で慣れました。冷暖房も不自由なく使用できました。 共同のものとしては、まず各階ごとに浄水器があります。冷たい水も熱湯も出るので、とてもありがたかったです。また、一回に電子レンジやトースターなどがあります。洗濯機と乾燥機は地下2階にあり、それぞれ1000ウォンで洗濯と乾燥ができます。寮のホームページには、各階に電子レンジがあり、洗濯乾燥は無料だと書いてあったのですが、少々ホームページの情報から変更になったようです。また、私がいる間に、コピー機が撤去されました。自炊は禁止です。目の前にコンビニエンスストアがある上、周りにお店も多いので食べるものには困りませんが、費用がかかるのと毎回出かけないといけないストレスがあり少し大変でした。 寮の出入り可能時間は、平日は朝5時から夜12時、金・土日・休日は朝5時から夜の1時です。また、月に一回点呼があります。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 生活用品の準備には力を入れました。特に常備薬やコンタクトなどはしっかり準備しておくと良いと思います。留学にいった先輩にお話を聞いたり、インターネットで調べ、用意するべきものをリストアップしていました。また、日本から変換器を持っていったのですが、寮のコンセントに合わず使用できませんでした。充電コードなどの電化製品は、現地で購入した現地のものを使うことをお勧めします。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) <韓国で口座を作る前> 主に日本で作ったクレジットカードを利用して支払いをしました。韓国では基本カードでしか支払いをしないので、交通カードにお金を入れる等の時以外はほとんど現金を使いません。現金が必要なときは、現金の引き出しができるクレジットカードを利用して、ATMで現金を引き出していました。 <韓国で口座を作った後> 口座を作り、口座と紐付けたチェックカードを利用して支払いをしていました。現金が必要なときは銀行のATMを利用して引き出していました。自分の口座がある銀行のATMを利用すれば、24時間入出金の手数料はかかりません。友人との割り勘なども、口座送金で行い(他銀行とのやり取りでも送金手数料がかかりませんでした。)、口座を作ってからは、そのカードとカードのアプリを使って管理をしていました。送金は、Wiseを利用して国際送金してもらいました。基本的にクレジットカードが使えない店はほどんどなく、カードが使えない場合でも、口座送金が可能なので、ほとんど現金を持ち歩いていませんでした。交通カードのチャージや、一部現金のみの観光地などがありますが、基本カードを持っていれば問題ありません。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 携帯電話は、日本で契約したEsimを1年間利用しました。ahh!educationという会社のsimを契約しました。 データ通信無制限のものを契約したのですが、wi-fiのない中で携帯を使う場面も多く、また寮内のwi-fiがうまく繋がらないときがあったりもしたので、少し費用はかかりましたが、無制限にしてよかったです。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 校内では、基本Wi-fiを利用することができます。しかし教室によって、ほとんどwi-fiが使えないところもあるので気を付ける必要があります。 街中では、お店に入るとWi-fiを繋げられるところが多い印象でした。場所にもよるかもしれませんが特に不自由な利用できると思います。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 慶熙大学内にある、慶熙医療院を利用しました。診察や、支払いなど丁寧に対応してくださり、ありがたかったです。診察や治療の説明など全て韓国語なので、しっかり受け応えすることが大事かもしれません。 私は、事情により緊急病棟を利用したのですが、緊急病棟の場合、その場で保険を利用しての支払いができません。後で保険会社の方に請求すれば大丈夫なのですが、病院への支払いはまず自分で負担する必要があります。緊急病棟ということもあり、大きな額を支払わなければいけないので、注意が必要だと思います。 (5) 日本から持っていくべきもの 常備薬とコンタクトはしっかり準備してよかったです。また、冷えピタやスポーツ飲料水の粉など、体調が悪くなった時に使いたいものを事前に準備しているととても役に立ちます。また、個人的には、緑茶やほうじ茶など、日本茶のティーパックを持って行ったのがとても良かったです。加えて、ふりかけなどのお米のお供はとても重宝しました。そのほか、お米やスープなどの食料品に関しては、韓国でもすぐに購入できたので、たくさん準備していく必要はなかったかなと感じました。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 韓国にいると、特に設定などなく自動で治安情報の通知が届きます。基本安全情報に関しては、その通知で確認していました。夏に一度、百貨店などで怖い事件が複数発生しました。外出を控え、人の多いところは避けるなどして、気をつけていました。基本的に、治安の状況は日本と大きな差はないと思います。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 食事は、コンビニエンスストアで買うか、学校近くのお店にご飯を食べに行っていました。価格帯は日本と大きな差はないと思いますが、ワンコインで食べることのできるお店はあまりない印象です。自炊もできないので、食費はだいぶかかりました。食堂は2つあり、1つは寮の横の建物に入っていました。値段は5,000ウォから8,000ウォンほどで、量もしっかりありました。とても安いというわけではないので、私自身はあまり利用しませんでした。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 学校の情報は、インスタグラムなどのSNSから得ていました。また、Never mapを利用すると、地下鉄やバスの時刻表、お店の口コミ、観光地の紹介まで、基本なんでも知ることができるので、たくさん利用していました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 韓国に行って驚いたことは、電車の中でものを売っている人がいたり、何かの勧誘をしていたりする人がいることです。それが日常なので気にしなければ大丈夫ですが、気を付けるべき点かもしれません。 また、スパム電話が本当に多いです。学校や寮などの電話番号は事前に登録しておいて、それ以外の電話がかかってきたときは、電話番号を検索してから出るようにしていました。ほとんどが保険の勧誘や宝くじの広告などですが、慣れない土地で知らない番号で電話がかかってくると怖かったです。そういうこともあると知っておくと安心だと思います。参考になれば幸いです。 その他、人との交友関係などは、誠意を持って付き合っていれば、特に文化の違いによるトラブルなどはあまりないのではないかと思います。強いて言えば、韓国は日本に比べお店の対応がフラットなので、少し怖いと感じる時があるかもしれませんが、ほとんどの場合何の問題もないと思います。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職を考えて準備をしています。留学を通して、世界が広がり、価値観や行動範囲、興味範囲にも変化があり、自身の中でさまざまな選択肢ができました。何かに絞らず広い視野を持って、進路を決めたいと思っています。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) とにかくたくさん調べることに力を入れていました。どんな職業、職種、会社があるのか、たくさん調べて、自分の中で選択肢を作っていきました。就活サイトのオンラインセミナーに参加したり、神田外語大学のキャリアセンターのオンラインセミナーに参加したりしながら情報を得ていました。また、家族や日本の友人に電話で相談したり、キャリアセンターで面談をお願いしたりしながら、人と話すようにしていました。自分ではわからない、就活の視点であったり、向き合う姿勢を知ることができる貴重な時間になったと思います。 正直、始めるのが遅かったなという思いもありました。秋学期初め頃から、いろんなところを調べて、帰国後の短期のインターシップなどに応募できたら、もっと良かったかなと思います。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 私は、留学をしたことで、自分の中の頑固な部分が少し解けたと感じています。他国の地で生活する中で、人に対する意識や、物事の捉え方をより幅広くなりました。いろいろなことを客観的に捉える力が養われたと思います。自分自身に対しても他人に対しても、物事に対しても柔軟に考える力を今後の進路に活かせたらいいなと思います。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 家族と友達が大好きで、少しでも不安なことがあると諦めてしまうような私でしたが、韓国が好きという思い1つで勇気を出して渡韓し、韓国で1年間過ごして、無事素敵な思い出と貴重な学びを得て帰ってきました。 留学に行きたいと思い、行ける環境があることはとても幸せなことだと思います。あとは自分の努力だけだと思います。ぜひ韓国に行って、素敵な時間を過ごしてください。頑張ってください!
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
---|---|---|
家賃 | 625,000 | 68,813円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 30,000 | 3,303円 |
交通費 | 271,900 | 29,936円 |
通信費 | 495,600 | 54,566円 |
食費・その他 | 4,350,000 | 478,935円 |
小計 | 5,772,500 | 635,553円 |
航空券 |
160,000
円
|
保険 |
136,719
円
|
ビザ関連費用 |
0
円
|
その他 |
0
円
|
合計 | 932,272 円 |
---|