月次報告書 2023-12
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
生活編
留学10ヶ月目:韓国も日本も素敵な国!!

<気候> 本当に寒いです。1日を通して気温が0度を上回らない日もたくさんあり、ロングコートを着ていないと辛いほどでした。そして、12月に入り何度か雪が降っています。慶熙大学は春夏秋冬、景色が綺麗なことで有名ですが、個人的に雪の慶熙大学は本当に綺麗だと思いました。週末には家族やカップルまで、たくさんの人が慶熙大学の雪景色を見にきていました。校内にたくさん雪だるまが作られていてかわいかったです。 <インフルエンザ> 最後の最後にインフルエンザにかかってしまいました。韓国でもインフルエンザが流行っているらしく、周りでも何人かインフルエンザにかかったと聞きました。冷えピタとスポーツドリンクの粉を日本から持って行っていたおかげでだいぶ助かりました。また、体温計や酸素濃度の測定器などもとても役に立ちました。留学に行く際の参考になればと思います。 <病院について> 病院で診察を受ける際は、すべてはっきりと自信をもって答え、わからないことがあれば、しっかりと質問することが大事だと思いました。外国人の診察ということもあってか、どれくらい説明を理解してくれるのか、どれくらい韓国語を話すことができるのか現地の方はわからないので、説明を省略されたり、お医者さんの質問に微妙な答えかたをするとスルーされてしまったりします。以前友人の付き添いで病院に行った時に、そういったことがあったので、今回ははっきり受け答えすることを意識しました。そのおかげか、丁寧に説明してくださり、薬の内容や治療方法についても相談しながら治療を受けることができました。 <治療費について> 土曜日に発熱したため、近くに保険会社と提携している病院が開いておらず、慶熙大学の緊急病棟に行きました。その場合、保険を利用しての支払いができないため、治療を受ける際の支払いは自身で行う必要がありました。一度自分でで支払った後、保険会社の方に必要書類を提出し、保険で治療費を請求するという形で、最終的には、海外保険を利用して治療を受けることができました。緊急病棟で、韓国の健康保険にも入っていなかったため、一度に大きな金額を払うことになり、自分のもっている海外保険も適用されないと言われ、とても焦りました。しかし、海外保険のサポートの方が電話で丁寧に対応してくださり、無事保険を使って治療を受けることができました。 <荷物について> 帰国に向けて、日本に荷物を送りました。23kgをEMSで発送して、約1万ウォンかかりました。20kg以下の荷物は普通の航空便や船便で送ることもでき、EMSに比べ時間がかかりますが、費用を抑えることができます。年末でしたが、1週間ほどで日本に到着しました。 <クリスマス> 韓国ではクリスマスが「サンタの日」という名前の公休日であることに驚きました。街に教会が多いため、大きなツリーや、イルミネーションといったものが多くあり、とてもきれいでワクワクしました。クリスマス当日、寮の友人とパーティーをするために、いつもお菓子を買っているお店でケーキを買ったのですが、お店の方が私たちの顔を覚えてくださっていて、クリスマスマカロンのプレゼントをいただきました。とても嬉しく、あたたかい気持ちになりました。留学したからこそ、経験できたことだなと思います。 <年末年始> 韓国は旧正月なので、街の様子に特に変わりはありませんでした。日本にいると、年賀状を書いたり、おせちを作ったり、親戚にあったりと、年末年始は楽しい忙しさがありましたが、そういったことがあまりなく少し寂しかったです。ですが、留学していないと、年末を韓国で過ごすことはなかなかないと思うので、寂しさも1つの学びかなと思いました。

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
韓国 ウォン
0.109円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 130,000 14,170円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 20,000 2,180円
通信費 52,000 5,668円
食費・その他 400,000 43,600円
合計 602,000 65,618円
授業編
Korean history and culture
韓国の歴史と文化
講義(地域言語)
450分
先月に引き続き、学生が発表するかたちで授業を進められました。 期末では、食事、遊び、旅行、性格についてのレポートと、景福宮についてのレポート、全5つのレポート課題の提出がありました。それぞれ、1枚から2枚程度のものでした。また試験は記述式3問で、授業内で予告された部分が出題されました。記述の量などに指定はありませんでした。
Korean mythology and wine awakening
韓国神話と人文の覚醒
講義(地域言語)
450分
今月は、巫歌神話を学習しました。神話の文章量も多くなり、少し大変でした。内容が難しいためか、神話に詳しい学生と、神話に慣れていない外国人学生と少し雰囲気に差があるように思います。 期末は、文化コンテンツと神話についてのレポートを4枚以上書くという課題が出ました。ゲームや映画、アニメなど、神話に関するものあれば、主題は自由でした。期末試験は記述式10問で、神話の内容など関する3行以上の記述6問と、文章の空いた部分の単語を埋める記述問題が4文出題されました。神話の内容を説明する問題や、神話が文化に及ぼした影響など、詳しい記述も多く、範囲も広いので、試験勉強が大変でした。
Korean issues and economy
韓国の話題と経済
講義(地域言語)
450分
先月に引き続き、旅行に関しての講義と秋学期の授業内容の振り返りを行いました。今まで学んできた重要な部分を確認することができました。教授が本当に学生のことをたくさん考えてくださっているのが伝わってきて、この授業をとってよかったなと思いました。 期末は、韓国旅行20日分の計画を立てるというレポート課題が出ました。旅行のコンセプトや予算などまで細かく計画する必要があり、枚数は8枚前後という指定がありました。
Korean grammar theory
国語文法論
講義(地域言語)
450分
今月は、否定文や確認文についてと、中間後から期末までの振り返りと、文章成分の練習問題を行いました。授業内で発表があったり、練習問題を解く時間も多かっため、集中した雰囲気でした。期末は、自分の選んだ文章を文法的に分析するレポート課題の提出がありました。試験は、記述式の4問で、穴埋めの問題2問と、1問につきA4用紙3分の2ほどの量の記述式2問でした。
Birth of the mind: brain, consciousness, mind
心の誕生:脳、意識、心
講義(地域言語)
210分
先月に引き続き、学習と記憶について学びました。加えて今月は、心の日記と意識と日記を書くという実習がありました。心の日記では、自身が物事に対しどのような感情を抱くのかを書き出し、自信を知るといった内容で、意識の日記は、自身でも気がつかない自分の価値観などを見つけようというものでした。自分自身と向き合う良い時間になりました。期末試験は記述式で、自身の考えを述べるものと、単語を答えるものがあり、全部で10問ほどでした。