ハルの報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
韓国語専攻
留学期間
2023-03-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
1~10件目 / 10件中
2023-12
留学成果報告書12月分
参考になれば幸いです。
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年  1949年 ・学生数  14,567名 ・設置学部  23 ・その他 学科数 7  専攻  84 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 문과대학 국어국문학과 (文学部国語国文学科) 호텔관광대학 문화엔터테이먼트학과(ホテル観光学部文化エンターテイメント学科) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など  履修登録専用サイトで、学部学科の全ての授業を検索し閲覧することができます。そこで履修対象者を見ることができるので、特に制限がなければ履修可能だと思います。学部によっては、交換留学生が履修対象に入っていなくても、教授に連絡して履修できる場合もあると聞きました。授業数がたくさんあるので、交換留学生が履修できる授業数の割合がどれくらいあるかわかりませんが、芸術系や医療系など高度な専門性が必要な学部でなければ、幅広く履修が可能な印象です。一応所属学部はありましたが、履修では関係ありませんでした。 ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 選択した学部・学科以外でも履修対象者の制限がなければ、どの授業も履修が可能でした。 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 語学コースが選択できるかはわかりませんが、英語で韓国語を勉強できる授業など、交換留学生向けに開講されている授業がいくつかありました。ソウルキャンパスではなく、国際キャンパスの方まで行けば、韓国語に関する授業を受けることができると聞きました。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 留学生はとても多い印象です。留学生の中では特に中国人留学生が多く、続いて多いのが日本人留学生という印象です。広い校内、素敵な建物、豊かな自然に囲まれ、全体として穏やかな雰囲気を感じます。また、学内で企業のイベントや試験期間イベント、学校団体のイベントなど、頻繁にイベントがあり、穏やかながら活気もある印象です。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 授業によって違いはあると思いますが、毎週の授業の課題の負担はそれほど大きくなかったように思います。 KUISは毎授業ごとにミニテストがあったり、課題があったりしたので、そういった部分ではKUISの方が大変だと思います。 試験の負担はとても大きかったです。試験範囲の広さ、覚えなければいけない内容の難しさ等、全体的にレベルの高い試験内容だったと思います。加えて、ほとんどが記述式であるため、内容の理解度が測られる印象でした。また、自身の考えや思考力が試される問題も多く、理解した上でそれに対する自身の考えもまとめる必要があり、勉強になりましたが大変な部分も大きかったです。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 学習面では、授業ごとで教授とやりとりできる連絡手段が確保されており、教授もわからない部分は気軽に連絡して聞いてきて良いという教授がほとんどでした。生活面では、寮の管理室の方に聞くことができたので、大体のことは解決することができました。そのほか、交換留学生の履修登録や韓国生活に関することは、国際交流チームに相談することができました。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) 英語でのオリエンテーションがありました。施設案内、外国人登録証の手続き、学生証の受け取りなどの内容でした。また、KUISのキャンパスウェブのようなものがあり、その利用方法などの説明を受けました。 ですが、実際に学校生活をしてみると、説明を受けていないアプリケーションのインストールが必要だったり、授業ごとのトークができるアプリケーションなどがあり、周りに在校生がいなければ知らないものが多くて苦労しました。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 履修登録は、慶熙大学の履修登録専用サイトで行います。履修登録は早い者順です。事前に希望履修科目をリストアップしておける期間があるので、スムーズに履修登録をするために、忘れずに希望履修科目の登録をしておくことをお勧めします。履修登録の方法やコツなどを紹介する動画を視聴することができるので、参考にすると良いと思います。 春学期の履修登録は日本で行いました。1月半ばと2月の半ばの2回に分けて、それぞれ2・3日ずつ履修登録期間が設けられていました。1回目の履修登録期間では、希望の科目がほとんど取れませんでしたが、2回目の期間では取ることができました。諦めず挑戦すると良いと思います。 秋学期は韓国で履修登録をしました。交換留学生向けの履修登録に関する情報が遅れたり、一部に連絡が行き届いていなかったなどの問題で、通常の状態でなかったため参考になるかわかりませんが、1度の履修登録期間で希望の科目を全て取ることができました。 前期と後期で開講されている授業がほとんど違います。また、後期は開講されている授業数が少ないです、聞きたい授業があれば積極的に取っていくことをお勧めします。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 周りに勉強熱心な友人が多く、また、留学を考えている友人も多かったため自然と私の中にも留学という選択肢が生まれたような気がします。一番は、韓国が大好きで、現地で語学に加え韓国の生活に触れたいという強い気持ちが、留学を決意した理由になりました。 (2) 留学先を選んだ理由 一番重要視していたことは、どのような授業が聞けるかという部分です。いくつもの大学の授業リストを調べ、一番魅力を感じた慶熙大学を選びました。特に慶熙大学は韓国文化コンテンツについて学習できる学科があったことが大きな決め手になりました。そのほか、学校ごとの校内施設や寮の綺麗さ、立地なども比較しました。それぞれの学校の口コミや実際に通っている学生の方のyoutubeを見て、希望先を検討しました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 神田外語大学で日々頑張って授業を受けていることが大事だと思います。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 特に意識して準備したのは、お金の面と貴重品管理の2つです。クレジットカードを作る時は、カード会社の安全性や管理のしやすさ、手数料の割合などを調べてカードを用意しました。カードの種類で、お店によって理由もわからず使えないカードがあったりしたので、2枚ほど用意すると安心かもしれません。また貴重品管理のために、財布と鞄をつなげるフックや、派手に見えないお財布用のポーチなどを用意しました。韓国の治安は悪くはないといっても、実際寮で盗難があったと聞いたので、貴重品管理が徹底する必要があると思います。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 寮の中での交流がきっかけで交友関係が広がりました。寮の一階に共有スペースがあり、留学生同士で話す場になっています。一人仲良くなると、その人をきっかけにまた新しい人と出会うなどしながら、繋がりがひろがっていきました。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 韓国語や韓国文化に関する授業だけではなく、興味があった、文化コンテンツや心理学な授業を聞けたことが、とても良かったと思います。現地の学生の方と同じ場で学ぶことができること、また韓国語で新しい分野を学ぶこと、こういった経験は自分の学ぶ姿勢の変化や韓国語への自信につながったと思います。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ボランティアやサークルには参加しませんでしたが、交換留学生向けに開かれている韓国文化体験に参加しました。交換留学生向けにマッコリ作りや校内の博物館の見学などのイベントが定期的に開催されます。メールでお知らせを受け取り、Google Formを利用して参加の申し込みをしていました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 私は、国際キャンパスで行われた伝統はんこ作りに参加しました。自分でハンコを掘り、はんこを用いてハガキも作りました。韓国のはんこにまつわる歴史などもあわせて学ぶことができ、貴重な体験になりました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 韓国の日常を体験できたことだと思います。家の近くを散歩したり、必要なものがあったら重い体で頑張って買い物に行ったり、友達と待ち合わせして遊びに行ったり、韓国で日常生活を送ることができのは、とても貴重な体験だったと思います。そういった日常の中で、韓国人の方の温かさを知ったり、街にあるかわいいお店を見つけたり、旅行では体験できない、小さな気づきがたくさんありました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 韓国では、韓国語の歴史や韓国の経済、他さまざまな分野の授業を聴きました。今まで知らなかったことをたくさん学ぶことができ、とてもおもしろかったです。今後ももっと様々なことに目を向けて、たくさんの知識を得たいという学習意欲を忘れずに頑張っていきたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 私の時の場合ですが、慶熙大学は他の大学と比較して、出願書類や、学校生活の案内、寮の手続きなど、全般的に連絡が遅かった印象です。その割に用意しなければいけない資料が多かったりと苦労した点も多くありました。また、最初に求められていた必要書類が変更になったり、追加になったりしたケースもありました。銀行残高証明では、一度残高証明書を発行したのに、後で残高証明発行の期間が追加で指定され、もう一度、指定期間内に証明書の発行が必要になりました。不安になるとは思いますが、焦らず落ち着いて行えば大丈夫なので、頑張って欲しいです。 また、自分で行動しないと入ってこない情報もあります。寮の入金が完了したのか、いつが後期の履修登録期間なのか等、自分で問い合わせて確認しました。重要な内容だから必ず連絡が来るとは限らないので、不安になったら、待たずにとりあえず連絡して聞いてみるのも良いと思います。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) ビザの訪問予約が一番緊張しました。予約を取るのが難しく、先生に許可を取って授業中に訪問予約を取りました。大学からビザ関連の情報が送られてきたのが1月4日、訪問予約の受付が1月12日、実際に訪問できたのは、1月26日でした。出国が2月20日でこの日に訪問できていなければだいぶ厳しかったので、ギリギリでした。必要書類をしっかり用意しておけば、手続き自体は5分ほどで終了し、実際の発行までには1週間ほどかかりました。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) 初めは、HISで大韓航空の往復チケットを購入しました。夏に一時帰国する予定だったので、帰る日を事前に指定してチケットを取りました。FixOoenチケットを購入したのですが、夏に一時帰国の日程を変更しようとしたところ、変更にとてもお金がかかり断念したので、その時の予定などで自由に日程を組みたい場合、往復チケットはあまりお勧めできないかもしれません。秋学期は、HISでチェジュ航空を片道で購入し、帰りはANAのサイトで航空券を直接購入しました。 (4) 渡航したルート 春学期は、羽田空港発、金浦空港着の飛行機に乗りました。秋学期は成田空港発、仁川空港着の飛行機でいきました。どちらも特に大きな差はなかったので、自分の家から近さや、値段・時間などで行きやすい飛行機に乗れば良いと思います。 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 仁川空港から、大学の最寄駅である回基駅までは、電車で1時間30分ほどです(仁川空港からソウル駅急行に乗って、ソウルまでいった場合)。回基駅から寮までは徒歩15分ほどなので、全体で2時間ほどを想定しておくと良いと思います。 大学の方で、空港ピックアップサービスがありましたが、私は利用しなかったので詳細は分かりません。申し込むタイミングなどは、1月に受け取った資料に書いてあったので、利用する場合はそれを確認すれば良いと思います。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 私は慶熙大学内にある寮に申し込みをしました。11月にその他学校の出願書類と一緒に入寮申請書を提出しました。寮費は2月6日に国際送金で納付しました。自身の名義の口座で送る必要があり、Wiseの国際送金を利用しました。入寮は、学期が始まる3月2日の1週間前、2月22日から入ることができました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) <費用の支払い> 春学期はWiseを利用して国際送金で納付しました。秋学期の寮費、および夏・冬休みの寮費は、韓国で作った口座から振り込みました。 <寮について> 留学生用の寮は、全て二人部屋です。部屋には、机、机の前の棚、ベット、クローゼットの他、いくつか大きな収納がありました。また、冷蔵庫、洗面台、洗面棚、シャワー付きトイレがあります。部屋が広く、収納も多かったので過ごしやすかったです。すごく綺麗とは言えませんが、しっかり掃除すれば大丈夫な範囲内でした。シャワースペースがなく狭いトイレにシャワーヘッドだけという点が初めは少し辛かったですが、一年の生活で慣れました。冷暖房も不自由なく使用できました。 共同のものとしては、まず各階ごとに浄水器があります。冷たい水も熱湯も出るので、とてもありがたかったです。また、一回に電子レンジやトースターなどがあります。洗濯機と乾燥機は地下2階にあり、それぞれ1000ウォンで洗濯と乾燥ができます。寮のホームページには、各階に電子レンジがあり、洗濯乾燥は無料だと書いてあったのですが、少々ホームページの情報から変更になったようです。また、私がいる間に、コピー機が撤去されました。自炊は禁止です。目の前にコンビニエンスストアがある上、周りにお店も多いので食べるものには困りませんが、費用がかかるのと毎回出かけないといけないストレスがあり少し大変でした。 寮の出入り可能時間は、平日は朝5時から夜12時、金・土日・休日は朝5時から夜の1時です。また、月に一回点呼があります。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 生活用品の準備には力を入れました。特に常備薬やコンタクトなどはしっかり準備しておくと良いと思います。留学にいった先輩にお話を聞いたり、インターネットで調べ、用意するべきものをリストアップしていました。また、日本から変換器を持っていったのですが、寮のコンセントに合わず使用できませんでした。充電コードなどの電化製品は、現地で購入した現地のものを使うことをお勧めします。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) <韓国で口座を作る前> 主に日本で作ったクレジットカードを利用して支払いをしました。韓国では基本カードでしか支払いをしないので、交通カードにお金を入れる等の時以外はほとんど現金を使いません。現金が必要なときは、現金の引き出しができるクレジットカードを利用して、ATMで現金を引き出していました。 <韓国で口座を作った後> 口座を作り、口座と紐付けたチェックカードを利用して支払いをしていました。現金が必要なときは銀行のATMを利用して引き出していました。自分の口座がある銀行のATMを利用すれば、24時間入出金の手数料はかかりません。友人との割り勘なども、口座送金で行い(他銀行とのやり取りでも送金手数料がかかりませんでした。)、口座を作ってからは、そのカードとカードのアプリを使って管理をしていました。送金は、Wiseを利用して国際送金してもらいました。基本的にクレジットカードが使えない店はほどんどなく、カードが使えない場合でも、口座送金が可能なので、ほとんど現金を持ち歩いていませんでした。交通カードのチャージや、一部現金のみの観光地などがありますが、基本カードを持っていれば問題ありません。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 携帯電話は、日本で契約したEsimを1年間利用しました。ahh!educationという会社のsimを契約しました。 データ通信無制限のものを契約したのですが、wi-fiのない中で携帯を使う場面も多く、また寮内のwi-fiがうまく繋がらないときがあったりもしたので、少し費用はかかりましたが、無制限にしてよかったです。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 校内では、基本Wi-fiを利用することができます。しかし教室によって、ほとんどwi-fiが使えないところもあるので気を付ける必要があります。 街中では、お店に入るとWi-fiを繋げられるところが多い印象でした。場所にもよるかもしれませんが特に不自由な利用できると思います。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 慶熙大学内にある、慶熙医療院を利用しました。診察や、支払いなど丁寧に対応してくださり、ありがたかったです。診察や治療の説明など全て韓国語なので、しっかり受け応えすることが大事かもしれません。 私は、事情により緊急病棟を利用したのですが、緊急病棟の場合、その場で保険を利用しての支払いができません。後で保険会社の方に請求すれば大丈夫なのですが、病院への支払いはまず自分で負担する必要があります。緊急病棟ということもあり、大きな額を支払わなければいけないので、注意が必要だと思います。 (5) 日本から持っていくべきもの 常備薬とコンタクトはしっかり準備してよかったです。また、冷えピタやスポーツ飲料水の粉など、体調が悪くなった時に使いたいものを事前に準備しているととても役に立ちます。また、個人的には、緑茶やほうじ茶など、日本茶のティーパックを持って行ったのがとても良かったです。加えて、ふりかけなどのお米のお供はとても重宝しました。そのほか、お米やスープなどの食料品に関しては、韓国でもすぐに購入できたので、たくさん準備していく必要はなかったかなと感じました。 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 韓国にいると、特に設定などなく自動で治安情報の通知が届きます。基本安全情報に関しては、その通知で確認していました。夏に一度、百貨店などで怖い事件が複数発生しました。外出を控え、人の多いところは避けるなどして、気をつけていました。基本的に、治安の状況は日本と大きな差はないと思います。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 食事は、コンビニエンスストアで買うか、学校近くのお店にご飯を食べに行っていました。価格帯は日本と大きな差はないと思いますが、ワンコインで食べることのできるお店はあまりない印象です。自炊もできないので、食費はだいぶかかりました。食堂は2つあり、1つは寮の横の建物に入っていました。値段は5,000ウォから8,000ウォンほどで、量もしっかりありました。とても安いというわけではないので、私自身はあまり利用しませんでした。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 学校の情報は、インスタグラムなどのSNSから得ていました。また、Never mapを利用すると、地下鉄やバスの時刻表、お店の口コミ、観光地の紹介まで、基本なんでも知ることができるので、たくさん利用していました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 韓国に行って驚いたことは、電車の中でものを売っている人がいたり、何かの勧誘をしていたりする人がいることです。それが日常なので気にしなければ大丈夫ですが、気を付けるべき点かもしれません。 また、スパム電話が本当に多いです。学校や寮などの電話番号は事前に登録しておいて、それ以外の電話がかかってきたときは、電話番号を検索してから出るようにしていました。ほとんどが保険の勧誘や宝くじの広告などですが、慣れない土地で知らない番号で電話がかかってくると怖かったです。そういうこともあると知っておくと安心だと思います。参考になれば幸いです。 その他、人との交友関係などは、誠意を持って付き合っていれば、特に文化の違いによるトラブルなどはあまりないのではないかと思います。強いて言えば、韓国は日本に比べお店の対応がフラットなので、少し怖いと感じる時があるかもしれませんが、ほとんどの場合何の問題もないと思います。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 就職を考えて準備をしています。留学を通して、世界が広がり、価値観や行動範囲、興味範囲にも変化があり、自身の中でさまざまな選択肢ができました。何かに絞らず広い視野を持って、進路を決めたいと思っています。 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) とにかくたくさん調べることに力を入れていました。どんな職業、職種、会社があるのか、たくさん調べて、自分の中で選択肢を作っていきました。就活サイトのオンラインセミナーに参加したり、神田外語大学のキャリアセンターのオンラインセミナーに参加したりしながら情報を得ていました。また、家族や日本の友人に電話で相談したり、キャリアセンターで面談をお願いしたりしながら、人と話すようにしていました。自分ではわからない、就活の視点であったり、向き合う姿勢を知ることができる貴重な時間になったと思います。 正直、始めるのが遅かったなという思いもありました。秋学期初め頃から、いろんなところを調べて、帰国後の短期のインターシップなどに応募できたら、もっと良かったかなと思います。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 私は、留学をしたことで、自分の中の頑固な部分が少し解けたと感じています。他国の地で生活する中で、人に対する意識や、物事の捉え方をより幅広くなりました。いろいろなことを客観的に捉える力が養われたと思います。自分自身に対しても他人に対しても、物事に対しても柔軟に考える力を今後の進路に活かせたらいいなと思います。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 家族と友達が大好きで、少しでも不安なことがあると諦めてしまうような私でしたが、韓国が好きという思い1つで勇気を出して渡韓し、韓国で1年間過ごして、無事素敵な思い出と貴重な学びを得て帰ってきました。 留学に行きたいと思い、行ける環境があることはとても幸せなことだと思います。あとは自分の努力だけだと思います。ぜひ韓国に行って、素敵な時間を過ごしてください。頑張ってください!
アジア言語学科 3年 交換
<気候> 本当に寒いです。1日を通して気温が0度を上回らない日もたくさんあり、ロングコートを着ていないと辛いほどでした。そして、12月に入り何度か雪が降っています。慶熙大学は春夏秋冬、景色が綺麗なことで有名ですが、個人的に雪の慶熙大学は本当に綺麗だと思いました。週末には家族やカップルまで、たくさんの人が慶熙大学の雪景色を見にきていました。校内にたくさん雪だるまが作られていてかわいかったです。 <インフルエンザ> 最後の最後にインフルエンザにかかってしまいました。韓国でもインフルエンザが流行っているらしく、周りでも何人かインフルエンザにかかったと聞きました。冷えピタとスポーツドリンクの粉を日本から持って行っていたおかげでだいぶ助かりました。また、体温計や酸素濃度の測定器などもとても役に立ちました。留学に行く際の参考になればと思います。 <病院について> 病院で診察を受ける際は、すべてはっきりと自信をもって答え、わからないことがあれば、しっかりと質問することが大事だと思いました。外国人の診察ということもあってか、どれくらい説明を理解してくれるのか、どれくらい韓国語を話すことができるのか現地の方はわからないので、説明を省略されたり、お医者さんの質問に微妙な答えかたをするとスルーされてしまったりします。以前友人の付き添いで病院に行った時に、そういったことがあったので、今回ははっきり受け答えすることを意識しました。そのおかげか、丁寧に説明してくださり、薬の内容や治療方法についても相談しながら治療を受けることができました。 <治療費について> 土曜日に発熱したため、近くに保険会社と提携している病院が開いておらず、慶熙大学の緊急病棟に行きました。その場合、保険を利用しての支払いができないため、治療を受ける際の支払いは自身で行う必要がありました。一度自分でで支払った後、保険会社の方に必要書類を提出し、保険で治療費を請求するという形で、最終的には、海外保険を利用して治療を受けることができました。緊急病棟で、韓国の健康保険にも入っていなかったため、一度に大きな金額を払うことになり、自分のもっている海外保険も適用されないと言われ、とても焦りました。しかし、海外保険のサポートの方が電話で丁寧に対応してくださり、無事保険を使って治療を受けることができました。 <荷物について> 帰国に向けて、日本に荷物を送りました。23kgをEMSで発送して、約1万ウォンかかりました。20kg以下の荷物は普通の航空便や船便で送ることもでき、EMSに比べ時間がかかりますが、費用を抑えることができます。年末でしたが、1週間ほどで日本に到着しました。 <クリスマス> 韓国ではクリスマスが「サンタの日」という名前の公休日であることに驚きました。街に教会が多いため、大きなツリーや、イルミネーションといったものが多くあり、とてもきれいでワクワクしました。クリスマス当日、寮の友人とパーティーをするために、いつもお菓子を買っているお店でケーキを買ったのですが、お店の方が私たちの顔を覚えてくださっていて、クリスマスマカロンのプレゼントをいただきました。とても嬉しく、あたたかい気持ちになりました。留学したからこそ、経験できたことだなと思います。 <年末年始> 韓国は旧正月なので、街の様子に特に変わりはありませんでした。日本にいると、年賀状を書いたり、おせちを作ったり、親戚にあったりと、年末年始は楽しい忙しさがありましたが、そういったことがあまりなく少し寂しかったです。ですが、留学していないと、年末を韓国で過ごすことはなかなかないと思うので、寂しさも1つの学びかなと思いました。
アジア言語学科 3年 交換
2023-10
月次報告書10月分
留学8ヶ月目:中間試験
<気温> だいぶ涼しい季節になりました。10月終わり頃には、校内の紅葉がとてもきれいに色づき始めています。涼しいのですが、長袖を着て歩くと、少し汗ばむくらいの気温なので、どのような服を着ればいいのか難しいです。ですが、秋らしい過ごしやすい気候で気持ちがいいです。 <中間試験> 今月は中間試験がありました。今回は全て記述式の試験だったため、細かいところまでしっかりと覚えて記述できるように準備するのが大変でした。特に韓国の神話と人文の覚醒という授業では、内容や単語がなじみのないものが多く難しかったです。レポート提出が中間の代替課題になる教科もあるので、授業の内容によって、レポートの方がいいのか、試験がいいのか把握し、履修するときに確認すると良いと思います。 そして今回の試験期間も、学校ではいくつか応援イベントがありました。間食を無料配布していたり、お弁当を配ってくれていたり、私の寮では、サンドイッチとジュース、ノートを配布してくださり、とてもうれしかったです。韓国の試験に対する姿勢や学校の雰囲気・対応に改めて驚き、韓国の大学文化を感じることができる貴重な体験になりました。 <寮で気をつけることについて> 寮で盗難があったそうです。寮では少しだけ外出する時などは鍵を閉めない人も多いのですが、戸締りは徹底する必要性を改めて感じました。また部屋の中でも貴重品はしっかり管理する必要があるなと感じました。韓国は比較的治安も良く安心しがちですが、留学生ということもあり何が起こるかわからないので、持ち物の管理には気をつける必要があると思いました。 <休日> 今月は好きな韓国のアーティストのアルバムが出たので、関連した展示会などに行きました。韓国ではアルバムが発売されるといろいろなC Dショップで多くの人が集まります。その場所に行くと、多くの人と韓国語で話すことができます。楽しみながら、韓国やいろんな国の方と交流する機会になって面白いです。こういった経験は韓国にいるからこそできることだなと思います。 また、ずっと行きたかった夜の漢江に行くことができました。夏から秋ごろにかけてドローンショーイベントをやっていて、それを見たかったのですが、時間が間にあわず見ることができませんでした。ですが動画などで見ると本当に素敵だったので、是非おすすめしたいです。イベントは見られなかったのですが、夜の漢江はとても素敵でした。川辺でチキンなどを頼んで食べている人がいたり、散歩している人がいたり、公演をしている人がいたり、いろいろな人がいました。漢江で座りながらゆっくり過ごすことができ、良い息抜きになりました。
アジア言語学科 3年 交換
2023-09
月次報告書9月分
留学7ヶ月目:2学期開始
<気候> 9月前半は半袖で過ごせていましたが、9月の終わりになり、半袖だけでは肌寒く感じるほど涼しくなりました。夜は、長袖を着ないと寒いくらい気温が下がります。最高気温が20度を下回る日もありました。本格的に秋がやってきたなと感じる月でした。 <学祭> 今月は、秋の学祭がありました。今回の学祭では、とても有名なアーティストが公演するに来てくれることになり、大盛り上がりでした。近くで見るために、公演前日の夕方から列に並んでいる人もいるほどでした。私も寮の友人と午前中から列に並んだのですが、私が並びに行った時にはすでに信じられないくらい長く列ができていて驚きました。。雨が降ったため、全体のお店の配置が変わっていたり、みんなが雨ガッパを着て公演を楽しんでいたりと、春とはまた違う学祭の雰囲気を味わうことができました。 <3校交流> 慶熙大学と韓国外国語大学とソウル市立大学のサークルが3校対抗で戦うなど、”3校での交流を深める”というイベントがありました。サッカーやバスケなどの3校対抗試合をはじめ、バンドやダンスの公演もあり、とても楽しかったです。3校の交流の機会を作るためのいくつかのイベントも開催されていました。それぞれの学校でイベントをおこなっていて、私はバンドの公演と芸能人の公演を聴きにいくために、ソウル市立大学に行きました。ダンスバトルも見たのですが、それぞれの学校ごとで本当に盛り上がっていて、素敵だなと思いました。 <友人と過ごして感じた韓国> 今月は、友人が日本から韓国まで会いにきてくれたのですが、その時間を通して、韓国という国に改めて向き合うことができました。韓国についてほとんど知らない友人だったため、韓国のいろいろなところに新鮮さを感じていて、日本と韓国の違うところ、韓国ならではの文化などを発見してとても驚いていました。私は韓国について興味を持ち始めてから、韓国ドラマを見たり、韓国の文化コンテンツをたくさん見ていたので、知らず知らずのうちに、韓国の文化が当たり前のものになっていたような気がします。友人との時間を通して、韓国の魅力を改めて発見することができ、また客観的に韓国を見る姿勢がもっと必要だなと感じました。 <授業> 1日から授業が始まりました。1週目は履修修正期間でたくさん授業を聞いたのですが、イメージしていたものと違い履修しなかった授業、反対に想像以上に面白そうで履修することになった授業があり、実際に授業を受けてみることの大切さを感じました。大変ですが1週目はできるだけ多くの授業を聞いてみることをおすすめしたいです。
アジア言語学科 3年 交換
2023-08
月次報告書8月分
留学6ヶ月目:夏休み
<気候> とても暑いですが、日本にいた時よりも辛い暑さではありません。また、8月は雨が多かった印象です。 8月の終わりになるにつれ、日が短くなりました。以前は8時くらいまで明るかったのですが、一時間ほど日が短くなりました。また、夜になると、肌寒くなってきました。1日の気温差がだんだんと大きくなっています。 <旅行> 今月は、釜山旅行に行きました。KTXを事前に予約し、2時間30分ほどかけて行きました。 8月の半ばに行ったのですが、思っていた以上に過ごしやすい気温でした。また、久しぶりに海を見ることができて嬉しかったです。街の雰囲気はソウルと似ている部分が多く、特に釜山駅や釜山周辺の駅は栄えていました。しかし、バスに乗ると、地元のおばあさんたちが方言で話していたり、お店の店員さんが方言で話しかけてくれたり、釜山ならではの地域の雰囲気を感じることができとても新鮮で面白かったです。 <履修登録> 1学期と2学期で開講されている授業がだいぶ変わっていて驚きました。1学期の履修登録時に2学期に受けようと思っていた授業が、ほとんどなくなってしまっていて残念でした。けれど、その影響で他の学科の授業や自由履修の科目を調べる機会ができ、新しく興味のある授業を見つけることができました。交換留学生はどの学科の授業も自由に聞くことができるので、自分が興味のある学科のみの授業に絞らず、一度他学科の授業を見てみるのもいいと思います! <情報収集> 今学期の日程などの資料がくるのが遅く、履修登録の日程などがわからず混乱しました。調べても正確な情報がわからず、留学生の知り合いが問い合わせたてくれたところ、履修の日程が変更になり、日程はのちに公示するとの連絡がきました。結局、少し経ってから、2学期の資料が届き、情報が遅くなったため、という理由で履修登録の日時が変更となりました。また2学期にバディープログラムに参加したかったのですが、春学期から留学に来ていた学生に資料が届くのが遅くなったため、資料が届いた頃には応募期間が終わってしまっていました。気になることは早めに学校に問い合わせて、自身で情報を得ていく姿勢が重要だと感じた出来事でした。 <ツベルクリン検査(結核検査)> 2学期の入寮のために、追加で結核検査が必要でした。私は、寮の近くの保健所で検査をしました。検査費は無料で陰性証明書の発行に3000ウォンかかりました。予約なしで当日に検査でき、検査結果は次の日に受け取ることができました。突然の公示で結核検査の提出期限まで時間がなかったので、とても助かりました。 いろいろと調べてみましたが、保健所ではなく一般の病院で検査を受けると、検査費が必要で、加えて診断書の発行も費用が多くかかる場所も多いようです。検査結果の受け取りもほとんどが1週間ほどかかると記載されていました。私が調べた保健所のホームページには、結核検査ができるということしか記載されておらず、詳細は電話で確認しました。もし韓国で結核検査などの検査が必要な時は、近くの保健所などに問い合わせると良いかもしれません。参考になればと思います。
アジア言語学科 3年 交換
2023-07
<生活面> 7月後半、日本から韓国に戻ってきてから少し体調を崩し、あまり思うように動くことができませんでした。 残念な気持ちもありましたが、韓国でのんびりと過ごすという貴重な体験ができたのでよかったと思うことにしました。 夏休みに入り、学校の周りの飲食店もお休みが多くなりました。インターネットで調べても情報が出ていないお店もあり、夏休みは電話などで事前に確認してからいくと失敗しないことを学びました。 <気候> 7月に入り、とても暑くなってきました。日本に比べると少し楽だとは思いますが、30度〜35度ほどの日が続いています。7月に入り、熱中症注意の通知がよく来ています。湿気はだいぶ落ち着いて、じめじめとした暑さではない印象です。 <安全面> 治安の面で不安な事件が最近多く起こっています。夏休みなのでたくさん出かけようと思っていたのですが、人の多い場所に行くのが少し怖いです。またコロナが落ち着いてきた影響で、集会規制が緩和され、デモや集会が増える可能性があるという話も聞きました。韓国は比較的安全な印象があり、今までも大きなトラブルに巻き込まれたことはありませんが、また気を引き締めて生活していこうと思います。 <寮生活> 夏休みの期間に、短期で留学にきた外国人の方が寮に滞在していて、少しだけ交流することができました。日本から卓上ゲームを持ってきていたので、そのゲームで遊びました。寮の友人がトランプを持ってきてくれたのですが、そういった言語関係なく遊べるものを持っていくと、交流のきっかけを作れるのでとてもいいと思います。色々な国の方がいて、韓国語がほとんど通じなかったのですが、身振り手振りで伝えたり、拙い英語で伝えたり、周りの手もかりながら、一生懸命意思疎通をしました。韓国に来たことで、色々な国の方と出会う機会があり、そういった経験もとても貴重だなと感じています。
アジア言語学科 3年 交換
2023-06
<学習面> 今月は復習の月でした。1学期の締めくくりだったので、1学期の内容全体を復習しました。 中間試験で大体の試験の形式や、勉強方法がわかっていたので、試験勉強は中間試験よりも効率的にできました。一方で、期末試験のみの授業や、課題のテーマが変わった授業の試験準備は苦労しました。今回履修した教科の試験が全て、分量の多い記述式の試験だったため、韓国語の書く力が伸びたのではないかと思います。 <生活面> 今月はバスを多く利用しました。基本的に地下鉄移動が中心だったのですが、友人の影響で、バスをよく利用するようになり、その便利を感じているとこです。韓国のバスは、乗った瞬間にドアが閉まり、ドアが完全に閉まっていないにもかかわらず発車します。また、降りるときは、停留所に着く前から立ち上がり、出口の前に待機しなければいけません。日本のバス文化とは違う点が多く、最初は戸惑いましたが、慣れてくると面白いです。また、バスを利用すると、地下鉄だと乗り換えないといけないところを、一本で行けたり、停留所が多いので現在地に近い場所から、より目的地に近い場所まで行ける場合があり、とても便利です。 <気候> 本格的に梅雨が始まりました。想像以上に湿度が高くじめじめしています。また、雷が多いです。雷注意報が連日出ていて、夜中に何度も雷が落ちた日もありました。気温は日本にいた時に比べれば高くないので、湿度があまりない日は比較的過ごしやすいです。 <休日> 今月は一人で出かける日が増えました。一人で出かけることに抵抗があったのですが、趣味活動のために、一人で出かける機会が多くなり、一人で出かけることの魅力も感じています。
アジア言語学科 3年 交換
2023-05
月次報告書5月分
留学3ヶ月目:学祭!
<学祭> 今月は、学祭がありました。慶熙大学では、フードトラックが来たり、有名なアーティストの方のステージがあったり、学生の方の発表などがあり、とても盛り上がっていました。想像以上に人がいて、夜に行われるアーティストのステージを見るために、お昼から列ができるほどの盛り上がりでした。 日本の学祭では、学生が主体となって、食べ物を作って販売したり、イベントを開催するイメージがありましたが、韓国の学祭では、フードトラックが来たり、本格的な遊具(ミニジェットコースターや、バイキングなど)があったりと、日本の学祭との雰囲気の違いを感じました。また、大きなイベントは大体夜に行われて、夜遅くまで学祭が盛り上がっていて驚きました。 アーティストの公演を見るために、他校の学祭に行く人も多いようで、周りの友人もいくつかの学祭に行っていました。私も、寮の友人とソウル市立大学の学祭を見に行き、とても楽しかったです。学校によって売っている食べ物、やっているイベントも違ければ、学祭の色も違うので、新鮮で面白かったです。他の学校を見学できる機会にもなりました。留学にこれからくる方がいたら、ぜひいろんな学校の学祭に行ったら楽しいと思います! <気候> 今月は全体を通して暑い日が多かったです。5月の前半は、朝は肌寒い日もあり、長袖をはおった日もありました。5月後半では、30度になる日もあり、突然夏がきたようです。晴れてる日は日差しもとても強く、これから本格的な夏が来ると思う怖いです。 <銀行口座> 今月は、ずっと作りたかった銀行口座をやっと作りました。学校の中にある銀行で口座を開設しました。銀行口座を作ると、韓国のサイトで買い物ができたり、同じ銀行の口座を持っている友人には手数料が発生することなく送金することができます。キャッシュレスが進んでいる韓国では、友人と割り勘する際、お互いの口座に送金することが多いそうで、実際私も利用しましたが、現金での直接やりとりに比べはるかに便利です。また、口座を作る際に、カードを受け取るのですが、自動でデビットカードの機能がついており、海外カードを使う際に発生する手数料なくカードで買い物することができ便利です。 <文化体験> 5月に、いくつか交換留学生向けの韓国文化体験プログラムが開かれました。私は、慶熙大学国際キャンパスで行われた韓国の歴史的なはんこづくりを体験するプログラムに参加しました。ハンコづくりの他に、韓国のはんこに関連するお話を聞くことができて面白かったです。また、国際交流チームの方とお話しする機会があり、韓国語を使って会話することができ、良い機会になりました。 <交通> ktxとタクシーについてです。 初めにタクシーについてです。初めて自分でタクシーを呼んだのですが、アプリで簡単に呼ぶことができました。私が乗ったタクシーの運転手の方はとても親切で、たくさんお話をしました。降りるときには、韓国の留学生活たくさん楽しんでね、と声をかけてくださりとても嬉しかったです。 また、今月は慶熙大学国際キャンパスのある水原に行くためにKTXを利用しました。平日ということもあり、当日に駅の機会で購入しました。水原までで、千円以内で行くことができました。今回は事前予約なしに乗りましたが、国内旅行に行く際は、インターネットで事前にチケットを買っておいた方が良いそうです。
アジア言語学科 3年 交換
2023-04
月次報告書4月分
中間試験
<気候> 3月に引き続き、気温差が大きく、今月は雨の日が多かったです。気温差と1ヶ月目経ち疲れが出てきたことも重なり、少し体調を崩してしまいました。日本から持ってきた風邪薬を服用して、病院には行きませんでしたが、鼻風邪が2週間ほど続きました。学校では、風邪が流行っていると聞いたので、この時期に体調を崩す人が多いようです。 <学習面> 今月は中間試験期間でした。試験が2つ、報告書が1つ、グループ課題が1つありました。試験では、普段の授業から予習・復習をしていたことがとても役に立ったと思います。授業内容を理解した状態で試験勉強をすることができたので、内容のまとめなどをスムーズに行うことができました。グループ課題に関しては、早めに準備が始まったので、余裕を持って課題に取り組めたのでよかったです。グループでは、資料調査と発表スライドの作成を担当したのですが、調査した資料をグループで共有すると、とても丁寧にフィードバックをしてださって、とても勉強になりました。また、グループ課題を通して、韓国の学生の方や、他の留学生の方と関わる機会ができ、とてもいい経験になりました。 この1ヶ月を通して、普段から復習をしっかり行うことと、早め早めに課題に取り組むこと(余裕を持って課題に取り組むこと)の大切さを改めて感じました。 <食事> 今月は、韓国に来て初めて一人でご飯を食べに行ったり、友人と配達をしたりしました。学生街なので、一人でご飯を食べている学生も多く、値段も比較的安いので、ひとりご飯がしやすい気がします。 また、韓国といえば、配達のイメージがありますが、配達には韓国の銀行口座を作る必要がありました。外国人登録証と本人認証済みの携帯電話番号と韓国の銀行口座が必要なため、配達をする時は、この3つが必要になるかと思います。 今月は先月に比べ、だいぶ食費を抑えることができました。家族が送ってくれたレトルトご飯や味噌汁を食べたり、お昼ご飯は、学校の生協で買うなど、外食の回数を減らすことで、食費を減らすことができたと思います。 今月は、日本にはない経験をしました。中間試験期間に、頑張ってくださいと、寮でハンバーガーと飲物が配られました。とても驚きましたが、同時に韓国の試験への意識の高さも感じました。 <外国人登録証> 外国人登録証は、学校で団体で申請してもらいました。2月の終わりに書類を提出し、3月の初めに指紋登録手続きを学校で行い、3月の末には外国人登録証を受け取ることができました。指紋登録としてから、約2週間ほどで受け取りました。 <保険手続き> 韓国で外国人登録が完了すると、同時に国民健康保険に自動加入になりますが、日本人は日本の国民保険に入っていることを証明できると、韓国の国民健康保険の免除を受けることができるそうです。免除の条件と必要書類は、国民健康保険センターに直接確認する必要があったため、電話で確認しました。日本の国民保険だけでは不安ですが、私は留学前に、海外保険に入ったこともあり、免除を受けることにしました。免除には、日本の健康保険証のコピーとその翻訳が必要でした。韓国で日本の保険証が必要とは思わず、持ってこなっからのですが、家族に写真を送ってもらうなどして対応しました。また、翻訳は自身で行えばよかったので、ワードで翻訳を作成し提出しました。 <休日> 今月は、寮の友人と韓国に来て初めて、韓国のコンサート(収録)に行きました。韓国での現場は初めてだったので、とてもドキドキしました。韓国でしか味わえない、会場の雰囲気やグッズの配布・販売があり、思い出にの残る1日になりました。会場でのアナウンスなども含め、もちろん全て韓国語なので、そういった部分も日本では味わえない体験だったので、とても嬉しかったです。 また、今月は、トゥクソムというところで、雑貨屋さんやカフェに行きました。最近、聖水(ソンス)という場所が韓国で人気の場所らしいのですが、その隣駅がトゥクソム駅です。韓国雑貨を集めた雑貨屋さんがあり、素敵なポストカードやポスターから、ノートや可愛いステッカーまでさまざまな雑貨が揃っていて、韓国雑貨が好きな人には最高の場所だと思います。少し歩くとすぐにカフェ街があり、カフェ巡りが好きな人にもおすすめしたい場所でした。 <タクシー> コンサートの帰りに、一緒にコンサートに入った先輩がタクシーを拾ってくれました。アプリを利用して、現在地を設定すると、タクシーを呼ぶことができました。コンサート後だったので、タクシーが拾えるかどうか不安でしたが、会場から少し離れたところまで少し歩いたことろで、タクシーを呼んだところ、すぐに拾うことができました。値段は、45分ほど乗って26000ウォンほどでした。
アジア言語学科 3年 交換
2023-03
<授業> どの授業もクラス全体が学習熱心な雰囲気なので、とても勉強しやすいです。全て韓国語ということもあり不安な点もありますが、予習・復習を通して理解できる部分も多いです。また、前期は時間に余裕を持って授業をとったので、一つ一つの授業にしっかり取り組めています。韓国で授業を受けて驚いたのが、韓国の学生の方の多くがパソコンでノートをとっているという点です。タブレットや紙のノートで受けている学生もいますが、PCで打ち込みながら授業を受けている学生が多い印象でした。 <寮> 部屋が広く、収納も多いです。学校内にあるということもあり、通学時間を考えなくていいのがとてもいいです。寮のすぐ横にコンビニがあったり食堂やカフェがあったりと、便利な点も多いです。古い建物と聞いていたので少し不安があったのですが、掃除をして、特に不便なく過ごせています。 <気候> 3月は特に1日の気温差の激しさを感じました。朝は5度前後で、午後は20度前後といった日もありました。また、日ごとでも気温がかわり、昨日は半袖、今日はセーターのように、暖かい日と寒い日がランダムでやってきて、服の調整が難しかったです。個人的に乾燥が少し大変でした。夜に喉の渇きで目が覚める日があるほど、乾燥に悩まされました。全体的には、思ったより暖かく、ペディンを持っていきましたが、ほとんど着ませんでした。 韓国では、3月の終わりごろ、桜が満開になっています。とても綺麗で、外部からも桜を見に多くの人が学校に訪れているのを見かけます。4月には桜のお祭りがあるそうなので、楽しみです。 <携帯電話> 今月は、遊びに出かけたり、手続きに行ったりと外出の機会が多く、外出先で地図を調べたりなどWi-fiのない中携帯電話を使う機会が多かったので、携帯電話のデータ通信を無制限にしてよかったなと感じた1ヶ月でした。韓国に来て慣れなかったのは、スパム電話が多いことです。初めて来たときはとても怖かったですが、比較的頻繁にくるので、少し慣れました。家族や、寮などの電話番号などはあらかじめ登録しておき、そのほかはスパムの可能性が高いので、取らないようにしています。 <交流> 私は、BADDY制度を利用しなかったため、韓国の学生の方や他の留学生の方と関わる機会がほとんどなく、少し残念です。寮に卓球場があるのですが、そこで卓球をしていたら何人かの留学生との関わりが出来ました。寮に他にも多くの留学生がいますが、基本英語というのもあり、あまり関われていないので、来月は勇気を出して交流の幅を広げたいです。 <食事> 寮で自炊ができないので、外食しなければならず、費用が多くかかりました。けれど1ヶ月生活する中で、学校近くの安くて美味しいお店を見つけたり、1日を通しての食費の調整ができるようになるなど、管理が少しづつできるようになってきました。また、大学の周りに本当にたくさんご飯やさんやカフェがあるので、美味しい店を探すという新しい楽しみも出来ました。商品を買う時なのですが、韓国のマートでは、商品の値段が書いていないものが多く、同じ商品にも関わらず、コンビニの二倍近くの値段で買ってしまうという失敗をしました。マートだから、必ずしも安いわけではないので、値段を聞いてから買うなどした方がいいかもしれません。少しでも参考になったらと思います。 <休みの日> 今月は、友人が旅行に来ていたり、留学初めての1ヶ月ということもあり、休みの日はいろいろなところに観光に行きました。また、寮で友人ができ、一緒に課題をしたりしながら休日を過ごした日もありました。 <その他> 荷物についてです。荷物を送るときに、気をつけなければならないことが多いようで、同じ商品を大量に入れたりすると、税関に引っかかってしまうそうです。家族に荷物を送ってもらうときは、制限などをしっかり調べておく方が良いかもしれません。私の場合は、家族がとても気をつけて箱詰めをしてくれたおかげで、送ってもらってから、3日ほどで寮に到着しました。
アジア言語学科 3年 交換
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