月次報告書 2023-10
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-06-30
留学種別
交換
生活編
月次報告書②

留学先での生活も2ヶ月目に入ると渡航前や渡航直後には慣れるのに時間がかかると思っていた現地での生活習慣にも随分慣れてくるものである。例えば現地での外食や入浴に関して、今では毎日大学周辺の店や屋台で昼食や夕食を摂り、水だけで体を洗うインドネシア特有の入浴方法にも慣れ1日2回入浴する日も増えてきた。しかし、留学当初を思い返せばどちらに対しても少し抵抗があり、慣れるには時間がかかるだろうと感じていた。外食に関しては、店での注文の方法や支払いの順番など分からない事が多かったためあまり外食はせず、即席麺などで食事を済ませてしまう事が多かった。ある時には店頭で注文を済ませてから席に着く形式の店で先に席に着いてしまい、後から入店した人の動きを見て慌てて注文しに行くといった事もあった。入浴に関しても、冷たい水しか使えないという点が億劫で当初は週2回程度kosに隣接する大家さんの家のお湯の使える浴室をご厚意で使わせていただいたりしていた。そんな留学当初の自分自身と比べれば、今月の自分は見違えるように現地での生活に馴染んでいるように感じた。 現地での生活リズムが確立し、体調も安定してきた今月は先月以上に充実した時間を過ごすことが出来た。特に今月は毎週のように文化交流や海岸におけるマングローブの植樹の体験をはじめとした様々な行事に参加したり、現地の学生達と映画を観に行ったりバドミントンをしたりと先月に比べて色々な人との交流を深めることが出来たのではないかと感じた。そんな交流の中で特に良かったと感じたのは、日本でのインターン経験のある方々の貴重なお話を聞くことが出来た事である。派遣先大学には現地の学生の方々と文化交流を行うことができるMICCという施設があり、今月は行事での発表に向けた練習などの理由でその場所に行く機会が少なからずあった。そこで、マランクセスワラ大学で日本語を学び日本でのインターンシップを経験したという方のお話を聞く機会があった。私が日本語を学ぼうと思った経緯を聞くと、日本語を学び始めた理由だけでなく、就職先における働き始めた当初の辛かった経験や働いていく内に徐々に認められ人々の温かさを知った経験など日本での様々な経験までもを流暢な日本語で丁寧に話して下さった。また、別の日にも同様に日本でのインターンシップ経験のある方と食事をご一緒する機会があり、その際にも日本での食生活など様々な話を聞くことができた。将来、彼らのような日本で働きたいと考えているインドネシアの方々と何らかの形で関われるような職業に就きたいと考えている私にとってこれ以上ない程に有意義な話だった。来月はこのような交流をさらに増やしていく事を目標に、留学を通してのみでしか得られないであろう事をより多く経験していきたい。

住居形態
その他 kos
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
インドネシア ルピア
0.0094円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 800,000 7,520円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 2,000 19円
通信費 50,000 470円
食費・その他 2,185,600 20,545円
合計 3,037,600 28,554円
授業編
Berbicara
会話
語学(地域言語)
500分
伝統行事、観光地等の内容に関して学習した。問題演習は自ら情報を収集し文章にしてから発表するという形式が多く、具体的には提示されたインドネシアの観光地や自国の伝統行事などに関して文章を作成し話すといった形式だった。
Menulis
writing
語学(地域言語)
500分
インドネシアの観光地、伝統行事の二つのトピックに基づいた内容の冊子を用いて学習した。指定された文法を用いた文章の作成、選択問題や資料を用いて5文以上の比較的長い文章を書くなど様々な形式の問題演習を行った。
Membaca
reading
語学(地域言語)
400分
インドネシアの観光地、伝統行事に関する文章を読んだ上で問題演習を行った。問題内容は文章の作成や正誤問題、選択問題など多岐に渡る。冊子はトピックごとに分かれており、冒頭では世界の観光地、伝統行事に関する選択問題を解いた。
Tata bahasa
文法
語学(地域言語)
500分
接尾辞-i -kan、接頭辞ter-、受動・能動態など先月と比較しより複雑な文法事項に関して学習した。特に、日本で学習した内容と異なる点がある箇所も存在し少し難しく感じたが先生方が丁寧に例示を用いながら説明して下さった為非常に分かりやすかった。
Keindonesiaan
インドネシア文化
講義(地域言語)
400分
インドネシアの地方や島々に関して冊子の資料を用いながら学習した。問題演習は行わず、説明を受ける形式だが、自国の地方の特色や島々などに関して口頭で質問に答えながら授業が進められた。また、冊子の内容以外にも各地方の特色に関してより詳しく説明してくださる事も多かった。
Menyimak
listening
語学(地域言語)
500分
観光地、伝統行事の二つのトピックに基づいた文章を読み上げる音声を聞きリスニング問題に取り組んだ。問題は穴埋め形式だが一度では聞き取りきれない程長い文章の内容を問う問題もあった。その他にも穴埋め後の文章の内容を問う選択問題にも取り組んだ。
English
英語基礎
語学(英語)
430分
現地の学生約40人の授業に参加する形で授業が行われた。授業内容としては文章を読んだ上で現在形や現在進行形、現在完了形など簡単な文法を学習するという形式で、インドネシア語以上に英語を主体に用いた説明で進行される。