学生13216の報告書一覧
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
インドネシア語専攻
留学期間
2023-09-01 ~ 2024-06-30
留学種別
交換
1~6件目 / 6件中
2024-04
月次報告書4月分
月次報告書⑧
今月は先月から続いていた断食月が終わりを迎え、月の半分程の期間が断食明けの祝日であるレバランを含む休暇期間となった。レバランはイスラム教徒の人々にとって非常に重要な祝日で、毎年多くの人々が帰省することが恒例となっており、期間中特にこの祝日の直後などは学校周辺も閑散としていた。 私達留学生は約2週間の休暇期間を与えられ、本来ならば、私はこの期間に友人に誘われ登山に臨む予定であったが、2週ある内の1週目に久しぶりに体調を崩してしまった。すぐに熱は下がったがその後も喉の痛みや咳の症状が3日程続いた。レバランの休暇期間中とあって、症状が回復した後も店という店が殆ど閉まっており、病み上がりの状態にも拘らず食事を選べなかったのがとても辛いところであった。 そんな事もあって休暇期間は殆ど何もしないまま終了してしまったが、休暇明けには先生方が先月に引き続き学校で食事会を企画してくださり、レバランの伝統的な料理であるKetupatを食べさせていただいたりと現地文化を知る上で非常に有意義な時間となった。また、月末には留学に来てから2回目となる現地学生の卒業式にも参加したりと、休暇期間明けの久しぶりの学校生活を楽しむ事ができた。
アジア言語学科 3年 交換
2024-02
月次報告書2月分
月次報告書⑥
今月は大学にて約1ヶ月間の短期研修が催された。私達交換留学中の学生が研修関連の行事や選択授業などに参加する機会はあまりなかったがそれでも参加者との交流を楽しむことができた。特に、研修の参加者や留学生全員での先生の家での食事会やGili Ketapanという離島で行った行事はとても印象的だった。 学校外でもまた印象的な経験をすることが出来た。普段利用している屋台で食事を摂っている際、華人系の方と知り合いになり今月はその方に様々な場所に連れて行っていただいた。出会ってすぐの状態にも拘らず、その方の家族と大勢の親戚の方々の旧正月の集まりに連れて行っていただいた際は流石に驚いたが、様々な人と話をしたり交流することができ、非常に有意義な時間となった。今回のような経験は、留学を通してでしか得られないものだと感じたので今後も学校の内外を問わずこのような出会いは大切にしていきたいと思う。 そして学習面に関して、基本ほとんどの授業は前期と同様にスムーズに内容を理解できているのだが、いくつかの授業に関して今までと比較して今月は難易度が上がってきたように感じた。期末課題の論文作成を行うライティングの授業では、日本語でレポートを書く際とは段落の構成などに多少異なる点があり、それらを理解するのに苦労した。また文法の授業も今までは日本にいる際にすでに学んだ内容を扱う授業が多かったのだが、今月はイディオムや今まで学んだ様々な文法事項から語句の並びの正誤を判断する問題などを扱ったりと一筋縄ではいかない内容が多かった。その為、今後はインドネシア語の学習に関してより一層力を入れていきたいと感じた。
アジア言語学科 3年 交換
2024-01
月次報告書1月分
月次報告書⑤
先月は旅行先などでの出費がかさんでしまったため、今月は少しでも出費を抑えようと節約に取り組んだ。まず目標としたのが飲食費の節約である。都市部と比べマランの物価は非常に安く、余程贅沢をしなければ3食全て外で食べても1日50000ルピア(500円弱)で賄えてしまうため、平日は飲食費を可能な限り抑えることを目標とした。その他にも、今までつい買ってしまっていたペットボトルの飲物の購入を控え水筒を購入したり、今までクリーニングに出していた洗濯物をできるだけ自分で洗ったりと様々な事に取り組んだ。結果として先々月以前と比較しても500000ルピア近く節約する事ができた。今までは外食の際にはあまり値段を気にせず注文していたが、店によってはこの値段でここまでの物を提供してくれるのかと驚くようなメニューもあり、改めて安くて美味しい物が毎日のように食べられるのはマランで留学生活を送る上での魅力であると感じた。 また行事などに関して、今月から大学付近の博物館で定期的に行われているガムランの練習会に参加させてもらうようになった。神田ではガムランのサークルに所属しており、以前から現地でのガムランの演奏の鑑賞や演奏体験には興味があったためとても良い機会となった。ガムランにはいくつか種類が存在し、サークルで演奏していたのはバリのガムランでありジャワのガムランに触れる事は初めてだったが、基本的には同じでもやはり演奏する際のリズム感や楽器そのものの形状など異なる点が多々あり非常に興味深かった。また、参加していた現地の方々とも交流を深める事ができ本当に有意義な時間を過ごす事ができた。その他にも、大学で催された日本文化関連のイベントに参加したり、現地の友人に教会で催された映画鑑賞のイベントに連れて行ってもらったりと1ヶ月間を非常に満喫する事ができた。
アジア言語学科 3年 交換
2023-11
月次報告書11月分
月次報告書③
今月も他大学でのセミナーや伝統舞踊の鑑賞など様々な行事に参加させていただいた。そんな行事の中でも、周辺地域に住む日本人の方々や日本語を学んでいる学生の方々、日本語教師の方との交流行事は印象的だった。行事には多くの学生の方々が参加し、流暢な日本語で積極的に話して下さった。加えて、この行事では集まった日本人の方々の多さに驚かされた。現地で働いているという方々も多くとても有意義なお話を聞く事ができ、非常に収穫の多い行事となった。 今月は自主学習をより習慣化することが出来たと感じられた。日本では大学の施設で学習する事が多かったが、こちらでは図書館をはじめとした施設は早めに閉まってしまう為、授業後における長時間の自主学習に適した施設が学校にはあまり無い事が自主学習を進めていく上での懸案事項だった。そこで、先月から大学周辺のカフェでの自主学習に取り組むようにした。マランにはカフェが多く立ち並んでおり、大学周辺の徒歩圏内だけでも約5つのカフェがあり内一つは大学の駐車場の真横に位置している。値段も日本と比較してしまえば非常に安く一番高い飲み物でも日本円にして200円代の店が殆どである。更に、店によっては同じ飲み物でも量がほんの少し違うからか温かい物の方が冷たい物より少し安かったりと毎日の様にカフェに通う身としては非常にありがたい値段設定なのである。最近は大学周辺の4店舗に日替わりで出向き毎日自主学習を行う事を目標としている。屋外に面している席がある店も多く、雨季が本格的に始まったこの時期は降り頻る雨の音を間近に聞きながら涼しい環境で学習出来るので特に気に入っている。現在は徒歩で行くことの出来る範囲のカフェのみしか行けていないので今後はより様々なカフェを巡ってみたいと思う。
アジア言語学科 3年 交換
2023-10
月次報告書10月分
月次報告書②
留学先での生活も2ヶ月目に入ると渡航前や渡航直後には慣れるのに時間がかかると思っていた現地での生活習慣にも随分慣れてくるものである。例えば現地での外食や入浴に関して、今では毎日大学周辺の店や屋台で昼食や夕食を摂り、水だけで体を洗うインドネシア特有の入浴方法にも慣れ1日2回入浴する日も増えてきた。しかし、留学当初を思い返せばどちらに対しても少し抵抗があり、慣れるには時間がかかるだろうと感じていた。外食に関しては、店での注文の方法や支払いの順番など分からない事が多かったためあまり外食はせず、即席麺などで食事を済ませてしまう事が多かった。ある時には店頭で注文を済ませてから席に着く形式の店で先に席に着いてしまい、後から入店した人の動きを見て慌てて注文しに行くといった事もあった。入浴に関しても、冷たい水しか使えないという点が億劫で当初は週2回程度kosに隣接する大家さんの家のお湯の使える浴室をご厚意で使わせていただいたりしていた。そんな留学当初の自分自身と比べれば、今月の自分は見違えるように現地での生活に馴染んでいるように感じた。 現地での生活リズムが確立し、体調も安定してきた今月は先月以上に充実した時間を過ごすことが出来た。特に今月は毎週のように文化交流や海岸におけるマングローブの植樹の体験をはじめとした様々な行事に参加したり、現地の学生達と映画を観に行ったりバドミントンをしたりと先月に比べて色々な人との交流を深めることが出来たのではないかと感じた。そんな交流の中で特に良かったと感じたのは、日本でのインターン経験のある方々の貴重なお話を聞くことが出来た事である。派遣先大学には現地の学生の方々と文化交流を行うことができるMICCという施設があり、今月は行事での発表に向けた練習などの理由でその場所に行く機会が少なからずあった。そこで、マランクセスワラ大学で日本語を学び日本でのインターンシップを経験したという方のお話を聞く機会があった。私が日本語を学ぼうと思った経緯を聞くと、日本語を学び始めた理由だけでなく、就職先における働き始めた当初の辛かった経験や働いていく内に徐々に認められ人々の温かさを知った経験など日本での様々な経験までもを流暢な日本語で丁寧に話して下さった。また、別の日にも同様に日本でのインターンシップ経験のある方と食事をご一緒する機会があり、その際にも日本での食生活など様々な話を聞くことができた。将来、彼らのような日本で働きたいと考えているインドネシアの方々と何らかの形で関われるような職業に就きたいと考えている私にとってこれ以上ない程に有意義な話だった。来月はこのような交流をさらに増やしていく事を目標に、留学を通してのみでしか得られないであろう事をより多く経験していきたい。
アジア言語学科 3年 交換
2023-09
月次報告書9月分
月次報告書①
8月29日にジャカルタに到着してから最初の約3日間はダルマシスワ奨学金関連のオリエンテーションに参加した。様々な国の留学生が一堂に会し、同じくマランクセスワラ大学に派遣されるエジプトからの留学生達ともそこで知り合った。派遣先大学があるマランには8月31日の午後に到着した。同大学での短期研修に今年の2月から3月にかけて参加したばかりということもあり、空港から大学までの道のりはまだどこか見覚えがあった。大学に到着後、研修の際に知り合った先生方や学生と再会するとまたここに戻って来たんだなという実感が徐々に湧いてきた。 今回の留学の居住形態はホームステイではないため、一人暮らし未経験の私にとって最初の内は生活面でかなり苦労した。特に、食事にはなかなか慣れることができず1週目は特にバランスの取れていない食事が続いた。食生活の乱れ等が原因か2週目と3週目は連続で発熱の症状が出るなど体調を崩してしまい、特に3週目は発熱に加え腹痛が3日程続き夜はほとんど眠ることが出来なかった。その際には、先生方が薬を用意してくださったりチューターの方にそれをわざわざ届けに来ていただいたり、大家さんに食事を分けていただいたりと本当に色々な人にお世話になった。 9月も終わりに近づく頃には一人暮らしにも少しづつ慣れ始め、生活面での不安はおおよそ解消した。休日には卒業式などの学校行事への出席や現地の学生との交流、市内の散策など留学開始1ヶ月目にして様々な事を経験することができた。平日も午前中は授業、午後は自主学習に専念するという流れで渡航前に思い描いていた理想的な過ごし方を実現することができ、特に問題なく生活を送ることが出来ている。しかし、健康面での不安は未だ多い為、今後は生活習慣等に気を遣いながらまずは体調を崩さない事を目標に有意義な留学生活を目指していきたい。
アジア言語学科 3年 交換
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