今月(2023年12月)上旬にようやく全ての期末試験・期末課題が終わり、カナダ留学前半が終了しました。長かったようであっという間の3ヶ月でした。課題に追われるばかりの毎日で正直留学を通して自己成長できているのか自覚できずにいますが、ひとまずは1学期をやり切った自分を褒めてあげたいと思います。 さて、今回のレポートでは冬休みをどのようにして過ごしたかについて書いていくのですが、本題に入る前にプチご報告です。今月9日についにカナダで初雪が降りました!ただ例年と比べると今年は温暖なようで、現地の友達によれば本来はもっと雪が降っていてもおかしくないとのことです。実際、雪が降ったのはその1日だけでそれ以降は雨ばかりの日々が続いています。これも温暖化の影響なのでしょうか…。 目次 • バンクーバーでの旅行を振り返って *バンクーバー旅行を振り返って* ・旅行の経緯 カナダ留学1学期目が終了し、待ちに待った冬休みがスタートしました。とはいえ次の学期は年明けすぐの1月3日にスタートしてしまうため2週間ほどの小休暇です。最初は2週間だけなら大学寮で大人しくしていようと考えていましたが、されど2週間。せっかくカナダにいるのだから楽しむべきだと思い直し、12月22日〜28日のバンクーバー旅行を決行しました。 ・宿泊施設について UFVのキャンパスがあるアボッツフォードは、バンクーバーの中心地からバスで片道2時間強、車で1時間ほどの場所に位置しています。バンクーバーにしか売っていない日本食を買いに行ったり、おしゃれなカフェに行ったりする分には許容できる距離感ですが、1週間ともなるとどこか宿泊できる場所を探す必要があります。そこで、今回私が利用したのはAirbnbです。私はAirbnbを利用した経験がなかったため、予約自体は一緒に旅行に行った中国人の友人がしてくれました。今回利用した宿は1週間で約250ドルし、1泊約40ドルでした(表記はカナダドルです)。日本円にして約4500円と、日本でビジネスホテルに泊まるより安いという破格の金額でした。実際泊まってみても特別綺麗というわけではありませんが、許容レベル。都心まで電車で30分ほどと立地もよく、学生の貧乏旅行としては、まずまずの宿泊先だったのではないかと思います。ただ、置いてある食器が少し汚く、毎食外食かテイクアウトをせざるを得なかったのは痛い出費でした。とはいえ、これから留学に行く人や、留学中でもうすぐ長期休みを控えている方にはAirbnbの利用がおすすめです。日本の宿泊施設の多くが1人当たりの値段が固定であるのに対し、カナダは1部屋に対して費用が固定されているため、大人数で泊まるほど1人当たりの値段が安くなります。とくにAirbnbはホテルに宿泊するより安い場合が多く、また備えつきのキッチンで自炊して食費を浮かせることもできるため、お財布に非常に優しく学生の強い味方です。 ・バンクーバーの観光名所 以下では、今回のバンクーバー旅行で訪れた観光スポットをご紹介します。 -Robson street バンクーバーを訪れると必ず立ち寄るのがRobson streetです。東京でいう表参道のようなエリアで、おしゃれなカフェから高級ブランドまでさまざまな店が軒を連ねています。カナダでは、クリスマスイブやクリスマスはスーパーを含めほぼ全ての店が閉まってしまい、日本のクリスマスと同じ感覚で街に繰り出しても何もできないのが普通です。しかし、私はそんなクリスマスにRobson streetにあるBreka Bakery & Caféというカフェに行ってクリスマスケーキを食べました!ここはカナダでは珍しい年中無休24時間営業の店で、クリスマスでも営業する貴重なカフェです。店内も綺麗でケーキも比較的日本人が好きな味付けなので、もしカナダで「クリスマスなのにケーキが買えない!」なんてことになったらBreka Bakery & Caféを訪れてみてください。また、カフェ以外にもOOMOMO(カナダ版3コインズ)やKONBINIYA(日本の調味料はここにくれば何でも揃います)など日本製品を取り扱う店やFantacityというカラオケショップ(部屋ごとの料金なので、複数人で行くとお得です)もRobson streetにはあるので、旅行だけでなく留学中のストレス発散として、定期的に通ってみてはいかがでしょうか。 -North Vancouver(画像参照) 個人的にバンクーバーで1番好きなエリアがNorth Vancouverです。North Vancouverに行く手段としては陸路を行くバスか、海を横切るSea busの2つがありますが、後者が断然おすすめです。See busのほうが海を横切るため最短距離でNorth Vancouverにアクセスできるというのもありますが、それ以上にSee busからの眺めや、陸に降り立った時の異世界感がたまりません。また、North Vancouver自体、バンクーバーで最も綺麗なエリアの1つで、そこで海を眺めながら食べたハンバーガーは格別でした。 -Granville island Granville islandは東京でいう築地や豊洲に近いエリアでしょうか。ここにあるメインの観光名所は市場です。食べ物はもちろんのこと、雑貨やお土産まで揃っています。市場の中にはフードコートのようなスペースもあるため、訪れる際はお財布の紐が緩くならないよう注意してください。 -Richmond Richmondはバンクーバーの南に位置し、カナダ来る留学生のほとんどが使うバンクーバー国際空港もRichmondにあります。Richmondは中国系移民が多く住むエリアとして知られており、街では至る場所で本格中華を堪能する事が可能です。かくいう私も旅行中にRichmondを訪れ中華料理に舌鼓を打ったのですが、一緒に行った他の友達が全員中国人だったせいか、私まで店員さんから中国語で話しかけられるという事件も起きました。なお、もちろん店員さんは英語でも対応してくれますのでご安心ください。また、中華料理に加えぜひおすすめしたいのが、McArthurGlen Designer Outletというアウトレットモールです。雰囲気は三井アウトレットパークとほぼ変わらないのですが、ディスカウントの程度が日本とは比べものになりません。私はこのアウトレットで元々60ドルした手袋を13ドルほどで購入しました。単純計算で1/4以下です。カナダの高い消費税を考慮すればもっと安いかもしれません。ただ注意していただきたいのが、いつでもこの破格の安値で商品が買えるとは限らないということです。カナダにはBoxing dayという祝日があり、この日を含めた前後数日間は1年で最も値引きセールが盛り上がる期間だといわれています。私が手袋を安く手に入れられたのも、実はこの日にアウトレットを訪れたからでした。カナダは冬の寒さが厳しく、日本から持ってきたジャケットやコートでは事足りなくなるかもしれません。そんなときはBoxing dayやアウトレットモールをうまく利用して、少しでも安く冬支度をしてみてはいかがでしょうか。 -Christmas Market(画像参照) バンクーバーにあるWaterfront stationの近くで冬に毎年開催されるのがクリスマスマーケケットです。バンクーバーに来たら絶対に行くべきといっても過言ではありません。上でも書いたように、カナダではクリスマスは街がとても静かになります。そんな中で唯一クリスマスの雰囲気を感じられるのがクリスマスマーケットです。ホットパイやターキー、ホットチョコレートなど、クリスマス感満載の食べ物が目白押しですし、ライトアップも非常に綺麗です。カナダに留学に来る学生にはぜひ一度は訪れていただきたいと強く思います。なお、クリスマスマーケット入場には約20ドルのチケットを事前に購入する必要があり、またチケットはすぐに売り切れてしまうため、できるだけ早めに購入するようにしてください。 -Gastown GastownもまたWaterfront stationの近くに位置する観光名所です。Gastownという名前から町を連想してしまうかもしれませんが、実際は有名なstreetのことを指します。周りに高層ビルが立ち並ぶ中、このエリアだけはパリを彷彿とさせるおしゃれな雰囲気が漂っているため、訪れるとなんだか不思議な感覚に陥るかもしれません。お土産ショップや洋服店が軒を連ねますが、1番の名所は蒸気時計です。Streetの中央にある時計台からは、15分ごとに汽笛と共に蒸気が吹きあげます。とくに毎時間00分(例:15時00分)になったタイミングで鳴る汽笛は他の15分おきの汽笛とは異なり少し長めです。時計台の汽笛を動画に収めたい場合は、00分に合わせていくのがいいのではないでしょうか。なお、時計台の汽笛は実際の時間より1、2分早く鳴ることもあるため注意してください。 -UBC カナダ国内で入学の難しさが1、2を争い、世界大学ランキングでは東京大学よりはるか上に君臨する、言わずと名の知れた名門校であるThe University of British Columbia(UBC)はバンクーバーの郊外に位置しています。キャンパスの規模は神田外語大学のそれとは比較にならないほど大きく、キャンパス自体が一つの街として機能しています。とても1日では回りきれない大きさです。もし機会があれば訪れてみてほしいのですが、冬は長期休みでキャンパス内の施設にアクセスできなくなってしまうので、秋の間の訪問がおすすめです。 -Metropolitan Mall カナダでは高級ブランドであるユニクロがあるのがMetropolitan Mallです。日本で買い忘れた洋服や日本のサイズ展開が恋しくなったらぜひここをチェックしてみましょう。また、このモールにはT&Tという中華系スーパーもあり日本食も多く売っているため、どうしてもほしい日本食があるという際はRobson streetのKONBINIYAと併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 長くなりましたが、以上が個人的にバンクーバーの都市部でおすすめの観光スポットです。カナダ留学もこれから後半戦に入っていきますが、前半での疲れをこの旅行で発散できたように感じました。残りの約3ヶ月も気を抜かずに走り抜けたいと思います。また、来月の留学レポートもためになる内容にしていきたいと思いますので、また見に来ていただけると幸いです。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 700 | 75,758円 |
水道光熱費 | 24 | 2,597円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 100 | 10,823円 |
通信費 | 45 | 4,870円 |
食費・その他 | 1,500 | 162,338円 |
合計 | 2,369 | 256,386円 |