マドリード留学2か月目となりました。今月は少し郊外に出て小旅行をする機会もあったので、自分が訪れた場所を紹介しようと思います。 【トレド】 マドリード市内にある大きめの駅から、ALSAという高速バスに乗って1時間ほどで行けるスポットです。かつて西ゴート王国の首都として、イスラム時代の8~11世紀に繁栄した街で、画家エル=グレコの家、アルカサルの城などがあります。 イスラム文化の影響が残る建築が多く残り、非常に特徴的な街並みをしているので、歩いているだけで楽しいです。個人的には、渡航前までに勝手に想像していた「スペインの街並み」がまさにそこに広がっていたという感想です。ぜひとも訪れてほしい場所です。 メインの観光スポットである大聖堂まで歩いたあとは、拷問博物館や魔女博物館を見学しました。非常に興味深い展示が多かったです。 【アルカラ・デ・エナーレス】 市内からRenfeやで1時間ほどで訪れる事が出来るスポットで、街全体が世界遺産となっています。今回はセルバンテス週間(10月の第二週ころ)に訪れたため、中世市場祭りが開催されていました。 セルバンテス広場周辺にはたくさんの屋台が並び、食べ物やお土産が売られていました。また、ドン・キホーテの物語を再現し、中世の格好をした人たちが練り歩くパレードも行われており、17世紀頃の旧市街にタイムスリップしたかのような体験ができました。 【カサ・デ・カンポ】 大きな湖のある公園です。10月12日の「スペインの日」を記念して、花火やドローンによるパフォーマンスが各地で行われます。この公園でもドローンの光のショーが行われましたが、あまりにも人が殺到したため、帰りの最寄りのメトロの駅が封鎖されてしまいました。イベント事があると驚くほどに人が集まるため、迂回路を事前に見つけておいたり、早めに帰ったりすることをおすすめします。 22日には la Fiesta de la Trashumancia(移牧祭り)という、無数の羊やヤギが行列でこの公園を出発し、マドリード市街を練り歩くというお祭りがありました。非常に面白いお祭りですが、羊よりも人のほうが多く集まるため、こちらも注意が必要です。 【その他】 博物館巡りやレティーロ公園のイルミネーションを見に行ったりしました。すべてマドリード近郊のスポットであったので、移動費が月8ユーロで済んだのはやはり大きいです。今後は海外旅行なども控えているので楽しみです。 余談ですが、マドリードには日本食品を専門に売っているスーパーがあります。日本から直輸入したものは価格が高めですが、ハンガリーの工場で製造されているという、とある日本の会社のマークのカップ麺や袋麺は、安い上に日本のものとあまり変わらない気がします(フレーバーによる)。 醤油などの調味料はアジア系のスーパーを探せばたくさん置いてあるので、日本の味が恋しくなったら訪れてみるといいと思います。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 500 | 80,180円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 5 | 802円 |
交通費 | 8 | 1,283円 |
通信費 | 15 | 2,405円 |
食費・その他 | 200 | 32,072円 |
合計 | 728 | 116,742円 |