タイトルはカタルーニャ語で「また会おう、バルセロナ」という意味。10日しか滞在していないが、7月の模様を振り返る。 滞在先 旅行に行く予定もなく、食料も蓄えはあるため、ほとんど家で過ごしていた。帰国日の2日前に最後のバルセロナ市内観光をしつつ家族や友人向けの土産物を買いに行った。本当にあっという間の1年間だった。 食事 残っている食料を消費していたが、それでもだいぶ余ったので、バルセロナ市内に住む知り合いの日本人のご家族に渡した。それでも少し余っているのでルームメイトにあげることにした。 課外活動 最後に2回大学の寮でサッカーをする機会があった。ここで知り合ったすべての人たちにまた会えることを願ってやまない。本当に楽しかった。 週末の過ごし方 そうは言っても1週間強しかないがF1とサッカーを見ていた。サッカーはEURO2024が開幕し、我らがスペイン代表は決勝に進出した。準々決勝のドイツ戦、準決勝のフランス戦は手に汗握る好ゲームだった。是非とも優勝して欲しいものである。F1では、欧州ラウンド3連戦の最後、イギリスグランプリが開催され、7度の世界王者ハミルトンが3年ぶりに勝利を収めた。レース後に涙を流しながらチームに感謝を伝える無線に、彼の飽くなき勝利への執着心を見た。 友人関係 大学の寮に住んでいた日本人の友人が、どうやら契約が切れてしまったそうなので私が帰国するまでの間我が家に泊まることになった。彼とも日本で会えることを願う。そして、現地の友人も見送りに来てくれることになった。彼とは9月以降KUISで会えるので、再会を心待ちにしている。 携帯電話 短い間しかいないので、一番安い10ユーロ25GBのプランに更新した。だとしても使い切れる気がしない。 気候 完全に夏。夜も暑いと感じるようになってきた。 ここからは、バルセロナに留学するにあたって知っておいて欲しいこと、バルセロナでやっておいた方がいいこと、持っていってよかったもの・別に持って行かなくてもいいものを紹介していく。 知っておいて欲しいこと ・スマホは2台持ちがオススメ 私のようにスリに遭ってもいいように、型落ちの中古のモデルでもいいので予備の端末を持っていくと良い。普段は家に置いておき、いざという時に使えばいいので使わなかったら帰国前に現地でまた売ったり帰国後ハードオフなどで売るもよし。 ・ゴミ捨ては24/7で捨てられる 街を歩いていると色々なところに大きめのゴミ箱が設置されているが、ここには家庭ゴミだけでなく手元のゴミになったものも捨てることができる。日本と違って収集日の指定もないので、好きなタイミングでゴミを捨てにいくと良い。ただし、当然ながら分別は必須。 ・街はスモーカーだらけ 分煙化や禁煙化が進んでいる日本では考えられないだろう。タバコ嫌いな人には辛いが、バルセロナやスペインに限らず欧州では「禁煙」と書かれていなければ路上でもどこでもタバコを吸っている人がいる。吸い殻もその辺に落ちているので、第一印象はもしかしたら良くないかも。 ・縦列駐車に注意 これも欧州では良くあることで、路上に縦列駐車できるスペースがあったりする。中には交差点ギリギリのところに止まっている車もあるので、もしそういった道路を横断するときは、車の往来に十分注意。ちなみに、歩行者がいるとわかると、ほとんどのドライバーは止まって道を譲ってくれる。 ・意外と現金も有用 日本でもキャッシュレスが浸透してきたとはいえ、まだ現金払いが主流だが、よく言われるのが「欧州ではカード決済が主流」と言うもの。だが、私が思うに、スーパーで買い物をしている人たちも、みんながみんなカード払いではなく、品数が少ない場合は特に現金で払っている。盗難は確かに怖いが、現地での生活を考えれば少し多めに現金を持っていくべきとも言える。 続いてバルセロナでやっておくべきことを挙げる。 ・サグラダ・ファミリアの中に入る 知っての通りアントニオ・ガウディの最高傑作の一つで、現在も建設工事が続いているが、この教会は外観だけでなく内部も非常に美しい。ステンドグラス、外の彫刻、そしてすでに完成している塔に登ることもできる。竣工後はバルセロナで最も高い建築物となるため、眺望は最高である。 ・FCバルセロナの試合観戦 サッカーに特段興味がなくてもこれは絶対にやっておいた方がいいことの一つである。私の滞在中は全試合がモンジュイックのオリンピックスタジアムで開催されたが、今年(2024年)末〜来年(2025年)初頭には、大元のホームスタジアムであるカンプ・ノウでリーグ戦が開催される予定となっている。余裕があれば記念にユニフォームなどのグッズを買うのもオツなものだ。 ・ランブラ散策→そのまま港へ 例えるなら原宿のような渋谷のような、さまざまな店が並ぶアーケード。カタルーニャ広場からまっすぐ抜けていくと、やがてコロンブスの塔が見え、その先には港がある。地中海ということでとても美しく波も穏やかなので、港にはヨットがたくさん並んでいる。ここだけ見るとモナコっぽい。ちなみに、港湾一周クルーズもあるので、時間があるときに乗船してみては。 そして持っていってよかったものを紹介する。 ・ピンチハンガー ピンと来ないかもしれないが、要は洗濯バサミがたくさんついているハンガーである。欧州では洗濯したものをロープに引っ掛けて干すため、特に下着や靴下などを干すときには非常に重宝する。百均の小さいものであれば嵩張らないのでオススメ。 ・ランドリーバッグ 洗濯するものを入れるために使った。こちらも百均で手に入れられる。多めに溜まってもバッグなので洗濯機までの持ち運びが非常に楽になる。 ・トイレットペーパー 意外とあってよかったものである。もちろん現地調達できるが、こちらで買えるものは基本的に紙が硬くてカサカサなので、肌が弱い人には最初は合わないかもしれない。2〜3ロールほどあれば安心だろう。 ・薬 私は体調を崩すことはほとんどなかったため、風邪薬や胃腸薬などを飲むことも全くと言っていいほどなかったが、疲労回復のために持っていっていたアリナミンはたまに飲んでいた。こちらには体に合うものがあるかどうかわからないので、市販薬でも薬局で処方されたものでも、飲み慣れた薬を持っていくと良い。 ・クリアファイル 実はスペインではクリアファイルは売られていない。少なくとも私は見たことがない。なので、5〜10個ほどあれば間違いなく足りるはずだ。ルームメイトや現地学生が友達になった時のためにアニメ柄のものを持っていって渡すのもありだろう。 ・ボディタオル 体を洗うときに使う「アレ」である。現地には当然売っていないのでもしあった方がいいというのであれば購入をお勧めする。間違いなく背中は洗いやすいはずだ。 逆に、別に必要なかったもの(現地で買えるもの)も挙げていく。 ・日本食 行く前こそ私も現地の食事が舌に合うか、体に合うかわからなかったが、いざ来てみればそれは全く問題にならなかった。アジアンスーパーも点在しているので、少し値段は弾むが日本の食料を入手することは可能。どうしても持っていくのなら、フリーズドライの味噌汁くらいで十分だろう。パエリアがまさにそうだが米を食べる国なので米ならいくらでも手に入る。 ・シャンプー、ボディーソープ スペインをはじめヨーロッパの水道水はどの国に行っても硬水であることが多く、特に私が持っていったシャンプーに関しては非常に泡立ちが悪かった。持っていくにしてもほんの少量、現地で新しいものを買うときは「アロマ成分配合」というような文言が入ったものを買えば保湿もされるので全く問題ない。 以上、ちょっとした役立ち知識を挙げてみた。留学を考えている人はぜひ参考にしてみてほしい。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 95 | 16,530円 |
水道光熱費 | 20 | 3,480円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 0 | 0円 |
通信費 | 10 | 1,740円 |
食費・その他 | 53.47 | 9,304円 |
合計 | 178.47 | 31,054円 |