月次報告書 2023-08
プロフィール
学科
国際コミュニケーション学科
学年
3年
専攻
国際ビジネスキャリア専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2024-04-30
留学種別
交換
生活編
洗礼

7月の下旬に到着したので、7月分もこちらに記入します。(授業なし) 【7月分】 ついに出国する日となりました。前日からたくさんの友人たちに激励の言葉をいただき、ようやく実感が沸いて、それまで全くなかった寂しいという感情が急に込み上げてきました。ピークは飛行機が動き出した時です。6時間のフライトを終えて現地に到着し、無事に入国審査を受けて二日目に、事件が起こります。なんと留学中に滞在するアパートを借りたいのに予約サイトでカードが使えない、、、。さらに三日目、なんとか予約できたアパートの場所を実際に確認しに行こうとすると、なんと記載された住所にはアパートなどありませんでした。近くのビルの受付の方が幸運にも日本語を話せる方で、管理人に連絡を取って頂くことができました、が、予約したはずなのに部屋が用意できていないと言われました。挙げ句の果てに体調を崩し、4日間ほど高熱にうなされました。大学のオリエンテーションの日にはなんとか回復しましたが、入国して1週間で散々な目に遭いました。 【8月分】 早速授業が始まりました。FTUの授業のレベルは私が想像していたものよりとても高かったです。まず全員英語がペラペラです。そして思考力も高いです。大学に入って2年間半、言語としての英語と、微々たる一般教養の基礎知識しか持ち合わせていない私にとっては急に大学生活がハードモードになりました。クラスで私1人しか留学生がいない授業もいくつかあります。そのような授業では先生に顔を覚えられてしまうため毎回指名されます。その度に答えられなかったり、トンチンカンな答えを言ったりしてクラスの前で醜態を晒すのが苦痛です。グループワークでも他のメンバーの足を引っ張ってしまって情けない気持ちになりました。大変なこと続きですが頑張ります。 ◯滞在先 入国してから2週間は、住居を探しながらホテルに滞在していました。サービスアパートメントに引っ越したのですが、予約をしたウェブサイト上のトラブルで1ヶ月半しか滞在できないと言われてしまい、新たにアパートを探さなくてはなりませんでした。同じFTUの日本人の留学生の友人たちに相談したところ、彼らのうち何人かが現在住んでいるアパートの大家さんを紹介していただき、10月から借りれることになりました。紆余曲折ありましたが、住居が決まってよかったです。 ◯食事 ベトナム料理はどれもとても美味しいです。そしてコストパフォーマンスがとにかく良いです。例を挙げるとどんぶり一杯のフォーが約230円で食べられます。お腹いっぱいになるくらい量もしっかりあります。 度々クセの強い食材や料理を見かけます。よく東南アジアでは胃腸を壊しやすいと言われていますが、私は今のところ特に何も問題なく過ごしています。他の友人の話を聞くと、体調を崩した人もいるそうなので、やはり個人差があるのだと思います。特に飲み物の氷は水道水で作られていることがあるそうなのでお腹を壊す人が多いそうです。 私の好きなベトナム料理はバインミー、バインセオ、ブンチャーです。 まだまだ知らない料理がたくさんあるのでこれからたくさん試していきます。 ◯通学 現在滞在しているアパートが大学から徒歩5分圏内にあるため、徒歩で通学しています。ちなみにベトナム人は徒歩10分圏内でもバイクやタクシーを利用するそうです。 ◯クラス 先ほども述べたように授業は質もレベルも高いです。また、一コマ2時間半ととても長いので1日で進むスピードも早いです。余談ですが1限は午前6時30分から始まります。 ◯週末の過ごし方 多くの友人たちはよく旅行に行ったり、他の留学生やFTUの学生たちと遊んだりしていますが、私は基本家でYouTubeを観たり、授業の復習をしたりしています。平日が忙しいので週末は貴重です。 ◯友人関係 留学前に以前留学していた本学の先輩を通じてFTUの日本語クラブの学生たちにつなげてもらって何人かのFTU生と交流をしていました。授業が始まってすぐに日本語クラブの学生が大学敷地内を案内してくれたり、クラブの他の学生を紹介してくれたりと、私がFTUに馴染めるようにサポートしてくれました。 オリエンテーションの日にはドイツ人の留学生とお友達になりました。彼女と同じ授業を一つとっているので、定期的に交流しています。 オリエンテーションの日の数日後には、日本人の留学生全員と夜ご飯を食べに行って仲良くなりました。彼らは本当にいい人達で頼りになります。アクティブに行動する人が多く、よくご飯や遊びに誘ってくれるので度々参加させてもらっています。 FTUの学生たちは優しい人ばかりです。英語が通じるのでコミュニケーションもとりやすいです。初回の授業で「この授業ここの教室であってる?」と聞くとみんな友達になってくれます。(この方法で友達を作りました) ◯携帯電話 空港でSIMカードを購入しました。初めは街のお店で購入しようと考えていたのですが、それらしお店が見つからず、結局空港で購入することにしました。1ヶ月で20G使用できます。今考えると、空港で購入した方が比較的安全だと思います。 ◯気候 この時期のハノイはとにかく湿気がすごいです。日本の2倍はある気がします。また、スコールもあるため、いつ雨が降るかわかりません。そのため、折りたたみ傘は毎日持ち歩いています。スコール後は特に湿気がひどいです。 晴れの日は日差しが強く、日傘を指している人もいます。 以上が7月、8月の報告です。幸先があまり良くありませんでしたが、まだ始まったばかりなのでこれからどんどん頑張っていきます。

住居形態
その他 ホテル
無線LAN(Wi-Fi) その他 SIMカード
月額費用
ベトナム ドン
0.0059円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 24,710,000 145,789円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 1,500,000 8,850円
通信費 0 0円
食費・その他 5,000,000 29,500円
合計 31,210,000 184,139円
授業編
Human Resource Management
人事マネジメント
講義(英語)
1200分
企業における重要な「人材」に関する授業。どのように人材を選別し、雇い、育成することで企業の成長つなぐのかなど、企業の‘人事’に焦点をおいた学習を行っている。クラスは約50人くらいで、積極的に発言する生徒が何人かいる。この授業では発言すると中間試験の加点になるらしい。この授業は私が今ピリオドで履修した授業の中でも、比較的内容が優しく、質問や問題も答えやすい。留学生は私とドイツ人の友達の2人である。
Food Culture
料理文化論
講義(英語)
1200分
世界各国の料理について学ぶ授業。料理だけでなく、各国の文化や歴史についても触れる。3〜4人のグループに国や地域が割り当てられ、毎時間プレゼンテーションを行う。第3回の授業で私たちのグループは北欧の料理や文化についてのプレゼンテーションを行った。クラスは全体で約30人弱くらいの小規模で、そのうち留学生が約10人いる。今回私が履修した授業で最も留学生の人数が多い。そしてそのほとんどが日本人である。
International Business Law
国際ビジネス法
講義(英語)
1200分
国際ビジネスにおける法律についての授業。基本的にはベトナムの法律、国際的な機関の条約や協定をもとに学ぶ。この授業の内容がとにかく難しい。今回履修した授業の中で最も難しいと言える。特に二国間以上の取引となると、適用される法律や条約がより複雑になってくるため、国際法律の難しさと複雑さを実感する。しかし内容は最も興味深く、学習しがいのある授業である。クラスは約70人で留学生は私1人である。
Trade Facilitation
貿易円滑化
講義(英語)
1200分
貿易に関する機関や条約、または貿易をより効率的に、円滑に行う方法などを学習する授業。国際ビジネス法で習う内容が重複することもあり、今回同時に履修したことで、すぐに知識を活用することができている。クラスは約40人で留学生は私1人である。