月次報告書 2023-10
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
生活編
10月 ando de viajero

9月後半から10月にかけて、学生のデモや、大学内で発生したトコジラミ問題の影響で、授業が無くなる日が多くなった。それを利用して、様々な場所を巡った。大学内にあるEstadio Olímpico Universitarioで初めてサッカーを現地観戦した。1番安い席で190ペソだった。ベルトやイヤホンを持ってるとスタジアムに入れないので注意が必要。 10月14日は日食が見れるということで、大学内に大勢の人が集まった。みんな日食用メガネのために長蛇の列を作っていた。 Arena Méxicoに初めてプロレス観戦に行ったが、迫力満点でとても楽しめた。悪役へのブーイングが凄かった。試合後、Esfingeというレスラーの写真をインスタに投稿したら、本人からいいねが来てとても嬉しい思い出になった。 Basílica de Guadalupeはメキシコのグアダルーペ信仰を直接感じられる素敵な神殿だった。車椅子の方もたくさんいて、みんな病気や怪我を治すためにお祈りに来ているのだと実感した。私も、持病が治るようにお参りした。周りには宗教グッズがたくさん売られていたので、ピンバッジを買ってバックにつけた。日本のお守りみたいだなと感じた。 世界遺産の町 San Miguel de Allendeはメキシコではあまり見かけないスタイルの教会がとても有名。世界的に有名な観光地だが、特にアメリカ人が沢山いた。チュロスやTumbagón というお菓子は食べた方が良いだろう。私はケレタロから1時間半かけてバスで行った。 Etnografíaの授業で、大学のすぐ側のクイクイルコという遺跡を訪れた。自然豊かな場所で、勉強だけでなく、リラックスしに来るのもいいだろう。ピラミッドの山頂からは遠くの山が見えて、地理の勉強にもなる。(写真1枚目) 10月最後の週末は、昨年Instituto Cervantesのマイクロドキュメンタリープロジェクトで知り合った、son jarocho(伝統音楽)を継承している方々に会いに行った。ベラクルス州のOtatitlánという田舎に住んでおり、バナナとサトウキビの畑で溢れている村である。近くにPapaloápan川があり、漁業も行っている。川を渡るのに、徒歩や自転車なら小さなボートをつかい、車やバイクはフェリーを使っていて驚いた。気候は日本の夏という感じで、とても暑い。Son jarochoで使われる楽器Jaranaを教えてもらい、1つプレゼントしてくれた。また、ベラクルス州の4つの凹みがある帽子もプレゼントしてくれて、とてもいい思い出となった。(写真2枚目)

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
メキシコ ペソ
8.2592円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 4,500 37,166円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 3,500 28,907円
通信費 200 1,652円
食費・その他 9,000 74,333円
合計 17,200 142,058円
授業編
Ethnography, Mesoamerica and Northern Mexico
メソアメリカとメキシコ北部の民族学
講義(地域言語)
720分
トコジラミの影響で二回オンライン授業になった。オアシスアメリカの文化を学び、そのあとはメソアメリカの先古典期について、生徒のプレゼンと先生の補足から学んだ。授業の一部として、クイクイルコ遺跡に行き、先古典期中期について学んだ。
Mexican Antropology
メキシコ人類学
講義(地域言語)
480分
トコジラミの影響で学部が閉鎖され、オンライン授業を一回行った。20世紀後半のメキシコの人類学の変遷を年表を確認しながら概観した。20世紀のIndigensimoを批判するAntropologia criticaが生まれた、人類学の重要なシーンを学んだ。Óscar LewisのAntropologia de la pobrezaを読み、各グループでプレゼンを行った。