月次報告書 2023-11
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
スペイン語専攻
留学期間
2023-08-01 ~ 2023-12-31
留学種別
交換
生活編
11月 学期終了 観光日和

学校面: 死者の日と革命の日の休日があり、授業があまりない月でした。また、学期が終わる月でもあり、テストや最終課題が出されました。私の取った科目の先生と写真を撮り、お別れをしました。 生活面: メキシコシティはかなり寒くなってきました。朝晩は防寒対策が必須です。ヒートテック、電気毛布を駆使しています。住んでいる集合住宅地が点検のため、水の使用が制限された時がありました。最初は3週間ずっと制限される予定でしたが、問題がなかったので、すぐに水が使えるようになりました。 観光 死者の日: 1日と2日は死者の日で国民の休日だったため、友達とソカロに行き、写真を撮りました。今年はフランシスコ・ビジャが亡くなってから100周年の年なので、ビジャの大きな像が飾られていました。その後、メキシコシティでいちばん有名なカフェ、カフェ・デ・タクバで死者の日の伝統的なパン、パン・デ・ムエルトを食べました。4日は、死者の日の大行進を見に行きましたが、3時間待ったのに人が多すぎてよく見えず、あまり楽しめませんでした。 テオティワカン: 世界遺産のテオティワカン遺跡を訪れました。想像を遥かに超えるスケールでとても感動しました。遺跡の面積も莫大で、見て回るのにかなり疲れました。メキシコに来たら絶対に行った方がいい遺跡です。 国立人類学博物館: 国立人類学博物館はメキシコの歴史や古代文明について詳しく学ぶことができる巨大な博物館です。1回目は3時間しか滞在できず、全てを見て回ることはできませんでした。なので、2回訪れました。全て見て回るのに6時間以上かかると思います。お土産屋さんが二つあるので、それを見るだけでも楽しめると思います。 ミチョアカン: 17、18日の週末にミチョアカン州の州都モレリアに1泊2日で観光旅行をしました。旧市街は世界遺産で、植民地時代の建造物が立ち並ぶ美しい場所でした。伝統料理のcorundaやuchepoはとても美味しかったです。 夜にイベントが行われており、ミチョアカン州やメキシコ州に住むMazahua族の女性達がパフォーマンス後に、観客に手芸品やお菓子を配ってくれました。先住民の方々の温かさに本当に感動しました。また、ミチョアカン州は以前はタラスコ王国であり、プレペチャ族が住んでいたので、伝統的なDanza de viejitosと呼ばれる踊りを見ることができました(写真1)。初めて見たのですが、力強さに心打たれました。 ソチミルコ: 世界遺産に登録されている湖、または運河、ソチミルコに友達と行きました。トラヒネラと呼ばれる小舟にのり、先スペイン期の農業チナンパやカラフルなトラヒネラ、マリアッチの演奏などを鑑賞しました。ソチミルコはメキシコシティの有名な観光地なので、ワクワクしていましたが、実際に見てみるとそこまで魅力的ではありませんでした。正直、過大評価されていると感じました。 ユカタン州: 学期終了後、4泊5日でユカタン州に観光しに行きました。気候は日本の夏と似ていて、高温多湿です。観光2日目はツアーに参加し、世界遺産のウシュマル遺跡(写真2)、カバー遺跡、チョコレート博物館を観光しました。マヤの遺跡はメキシコ中央部の遺跡とは全然違うので、その違いを楽しめました。 3日目はフラミンゴが生息するセレストゥンに行きました。州都メリダからバスか相乗りタクシーが出ています。私は相乗りタクシーを使いましたが、ネットに書いてあった予定表と実際の時間が違っており、1時間ほど待ちました。 セレストゥンは海岸沿いの村で、ボートで鳥やマングローブを見るツアーが有名です。野生のフラミンゴやペリカン、マングローブを見ることができました。そこで知り合ったメキシコ人の若者2人と友達になり、海や料理を楽しみました。帰りもメリダまで車で送ってくれました。 4日目は前日知り合ったメキシコ人にセノーテに連れて行ってもらいました。ユカタン半島には8000個のセノーテがあると言われています。今回はHomún村の4個のセノーテに入りました。この村だけでも300個のセノーテがあるそうです。

住居形態
ホームステイ
無線LAN(Wi-Fi) 有線LAN
月額費用
メキシコ ペソ
8.5181円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 4,500 38,331円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 6,239 53,144円
通信費 350 2,981円
食費・その他 15,784 134,450円
合計 26,873 228,906円
授業編
Mexican Antropology
メキシコ人類学
講義(地域言語)
600分
死者の日と革命の日という国の休日で、2回授業が休みだった。80年代のメキシコの人類学で主流だったマルクス主義と人類学の関わりについて学んだ。94年のサパティスタ民族解放軍の闘争の歴史的文脈や、社会に及ぼした影響などについて学習した。生徒が宿題を全然提出しないので、先生がテストを行った。休まずに授業にでていた私が12点中10点取れたので、授業を真面目に受けていれば誰でも高得点が取れるはずだが、2点をとっている生徒もいた。
Ethnography, Mesoamerica and Northern Mexico
メソアメリカとメキシコ北部の民族学
講義(地域言語)
480分
メソアメリカの後古典期について、オアハカ、中央盆地、東南地域に分けて、生徒がプレゼンした。本来は最終エッセイ課題があるのだが、先生の意向で、el maíz en tiempos de guerraというドキュメンタリーを見ながら、メソアメリカに関するものを箇条書きにする課題が最終課題となった。