リトアニアへ来てから1ヶ月が経過し本格的な授業が始まりました。授業全体を通しての感想は「ちょうどいい」です。課題の量、先生の授業スピード、英語レベルなど授業で求められるものが全て自分のレベルと同じか少しだけ高いため、努力が成果に直結するこの環境は自分に合っていると感じています。 自分はリスニングがかなり苦手で、特に年配の講師や様々な国から来た留学生の訛りが強い英語の聞き取りには苦労しています。しかし他の留学生達は円滑にコミュニケーションをとっているため「どのようにして英語の聞き取りを勉強したのか」という疑問が浮かび様々な国からの留学生10人ほどに質問してみました。その結果、「英語で映画やアニメを見た」ことが全員の共通点として浮かび上がりました。しかしそれは勉強としてではなく母国語の作品や吹き替えがそもそもあまりなく、英語で見るしかないという環境だったからという場合が多いようでした。私はこのことから母国語市場が発展している日本はすごいと思う反面、それが英語力が低い原因の一つになっているのだろうと考えました。こうした個人的なリサーチは自分が予想もしなかった事実や興味深い考察につながるため、これからも機会があれば挑戦したいと思います。 生活面では、今月はカウナス内の色々な観光地やお店を友達と回りました。色々な教会を見て回ったり、リトアニアのラーメンを食べに行ったり、お祭りの屋台を見て回ったりとカウナスの魅力を他国の留学生達と体験することができました。また、今月は私が作ったカレーを多くの人にご馳走することもできました。カレーのルーなどの日本にしかないものは輸入品を高い値段で買わないといけないので、何かご馳走したい料理がある人は日本から持ってくるといいかもしれません。