月次報告書 2024-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2024-03-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
生活編
留学から半年

既に留学してから半年がたった。慣れない気候や体調管理の難しさ、生活に悩まされることがあるが、それ以上に得られる学びや感動が多く、留学生活がより充実したものになっていることを実感している。 今月はジュイス・ジ・フォーラから車で約2時間の場所にある「ペトロポリス」へ日帰り旅行に行った。ペトロポリスはジュイス・ジ・フォーラと似た雰囲気を持ちながらも、歴史的建造物や観光名所が多く、どこを見ても美しい街並みが広がっていた。しかし、標高が高いため気温は一段と低く、訪れた日はあいにくの土砂降りだった。そのため、あまり多くの場所を観光することはできなかった。 また、今回の旅行では初対面の人たちも一緒だった。これまで初対面の人と旅行をする機会はなかったため、迷惑をかけてしまわないかと心配だった。しかし、ブラジルではこうした初対面同士での旅行は珍しいことではないと教えてもらい、少しリラックスして過ごすことができた。 今月はもう一つ、友人に誘われて初めて教会を訪れた。日曜日の礼拝ではなかったため、特別な儀式は行われず、軽い自己紹介やレクリエーションを行った。私はキリスト教を信仰しているわけではないが、そこに集まった人々は皆温かく迎えてくれた。異なる文化や信仰に触れることで、とても興味深い体験ができた。 先月から寮を引っ越そうかと考えていたため、大学近くにある寮を探していた。UFJF周辺には多くの寮やアパートが存在するため、物件探しにそれほど手間取ることはなかった。例えば、UFJF近くの寮は需要が高く、多くの学生が一つの寮に住んでいる。そのため、部屋はやや狭い傾向がある。一方で、少し離れた場所にある寮はバスの利用が必要だが、建物が清潔で少人数制の寮が多い。自分の希望や生活スタイルに合わせて住む場所を考えるのも一つの選択肢だと感じた。しかし、今回私の希望に合う寮は見つからなかったため、現在も同じ場所に住み続けている。今回の寮探しでは、「Projeto do Buddy」という留学生サポートグループのメンバーに相談したり、UFJF内に掲示されている寮生募集のポスターを活用した。寮を決める際には、前回の留学生の紹介を参考にするのももちろん良い方法だが、こういったサポートグループに相談し、自分の希望に合った寮を見つけるのも同じく良い方法だと感じた。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
25.7023円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 700 17,992円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 100.71 2,588円
通信費 30 771円
食費・その他 1,333.95 34,286円
合計 2,164.66 55,637円
授業編
Português para estrangeiros
外国人向けポルトガル語
語学(地域言語)
360分
先月末にプレゼンテーションを終えてから2週間の休みがあってから、再開された。新しいクラスメートも増え、少し学習レベルが上がったように感じる。今月は動画を見てからどのような内容だったかを話し合ったり、短い文章を訳す等を行った。
LANGUAGE WORKSHOP: PORTUGUESE FOR FOREIGNERS - MULTICULTURALISM
言語ワークショップ:外国人のためのポルトガル語 - 多文化主義
講義(地域言語)
480分
ブラジルで話されている言語について主に学んだ。母語や公用語、儀式言語、移民言語など、毎週異なる言語をテーマに取り上げた。例えば、1850年以降の移民たちはそれぞれの母国語をブラジルに持ち込み、コミュニティを形成した。特にブラジル南部では、多様な移民コミュニティが今もなお根付いており、それぞれの言語や文化が地域社会に深く影響を与えているなどを学んだ。