【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1954年 ・学生数 19,305人 ・設置学部 ミネルバ教養学部、英語学部、西洋語学部、アジア言語文化学部、中国学学部、日本学学部、社会科学学部、商経学部、経営学部、司法学部、国際学部、LD(Language&Diplomacy)学部、LT(Language&Trade)学部、KFL学部、人文学部、通翻訳学部、東ヨーロッパ学学部、国際地域学部、経商学部、自然科学学部、工科学部、融合人材学部、バイオメディカル工学部、グローバルスポーツ産業学部、グローバル自由専攻学部、AI融合学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) 交換留学生(所属学部なし) (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など 所属学部なし ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか 可能 ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) 並行履修可能、出願の際に語学堂希望の有無を記載しました。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 KUISと同じく外国語大学なので留学生の数が多い印象を受けました。外国人は中国人がもっとも多く、その次に日本人が多いと思います。人によっては英語留学で来ている学生もいるので留学生の韓国語能力に大きな差があると感じました。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) 課題の量はKUISと大差ないと思います。外国人専用のKFL学部は、授業も試験もあまり大きな負担は感じませんでした。教養の英語授業に関しては、韓国人学生の平均英語能力が高く、授業も課題も試験もとても負担が大きかったです。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 事務所に交換留学生専用の窓口があります。私は口座開設や外国人登録証、奨学金についてサポートを受けました。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) ISOという学生団体主催で履修登録や寮、ゴミ捨て、外国人登録証の申請、学校内の施設について英語と韓国語で説明を受けました。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 学期開始の約1ヶ月前にウェブで行います。月曜4年生、火曜3年生…木曜1年生、金曜全学年で行われますが交換留学生は毎日参加可能です。先着順なので事前に仮登録をして開始時間に備える必要があります。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 韓国語能力向上、異国文化理解のため韓国に長期留学したいとKUIS入学前から思っていたので交換留学制度を利用しました。 (2) 留学先を選んだ理由 通翻訳専攻の授業に興味があり、寮もいくつかあったため韓国外国語大学を選びました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 授業やTOPIK受験の他に、少しでも長い時間韓国語に触れようと意識しました。 韓国人学生は英語能力が高い人ばかりで授業では韓国語より英語で苦労したので、英語ももう少し熱心勉強しておけばよかったと思いました。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 薬は日本から持っていったらいいと聞いていたので様々な種類の薬を持って行きました。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) ISOの活動や部活、友達の紹介で韓国人の友達ができました。韓国外大には日本人が多いので自分から動かないとなかなか韓国人の友達ができない印象でした。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 授業や課題、試験が全て韓国語で進むため普段使わないような語彙を新たに多く学ぶことができました。KFLの授業は、外国人専用の授業であるためKUISで2年間しっかり勉強してTOPIKも4級ー5級程度持っていれば大きな問題なく授業に参加できると思います。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) ISO主催のGATプログラム、BUDDYプログラムに参加しました。どちらもGoogleフォームで志望動機や活動計画などを記入し、ISOの審査に合格したら参加する事ができます。 サークルは卓球部に加入しました。簡単な面接と実技試験を受けて数日後に合格の連絡が届きました。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 私が参加した3つの活動は全て自分で見つけて自分で動いて参加したものです。簡単に韓国人の友達ができる環境ではないと感じたので自分で積極的に動くことが大切だと思いました。おかげでたくさんの友達もできて貴重な経験もたくさんできました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 留学は自分で動かないと何も始まりません。主体性を持ってどれだけ積極的に自分から動けるかで留学中に得られるものが変わると実感しました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか まだまだ発音や単語、文法など韓国語の学習課題は残っているのでもっと上達するよう実践的な学習を続けて行きたいと思います。また、留学中に自分の英語能力の低さを痛感したので英語学習にも力を入れていきたいです。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 期日までに用意すべき書類がたくさんありますが余裕を持って進めていくことが大切だと思います。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 私は北海道に住民票があるため札幌の領事館でビザの申請をしました。電話で訪問予約し申請から発行まで2週間ほどでした。私の場合、実家から札幌までかなり時間がかかるので帰省の際に予定を組んで飛行機やバスなど事前に準備をしました。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) アシアナ航空のアプリとトリップドットコムを利用しました。 (4) 渡航したルート 成田空港ー仁川空港 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 空港から近くの清涼里駅までバスで移動し、清涼里駅から寮までタクシーで移動しました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) 出願の際に大学寮を希望するか、希望する場合どの寮にどの期間滞在したいかを記入しました。12月末に寮の希望が通ったかメールが届きました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 前期は銀行に行き現金で支払いました。夏休みと後期はフライワイヤーという決済サービスを利用して日本円で支払いました。 2段ベット、クローゼット、机、椅子、冷蔵庫、洗濯機、靴箱、物干し、キッチン、シャワー、トイレが室内にあります。寮は6階建てですがエレベーターはなく、シャワーとトイレが一緒で仕切りなども何もありませんでした。浄水器もないので水は各自購入して飲んでいました。電子レンジは共同で2階と5階にあります。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 2人部屋ですが部屋は狭く、水回りなど慣れるまでは大変ですが清潔感のある室内なので慣れれば大きな問題はありませんでした。外国人専用の寮ということもあり、夜遅くに足音や話し声などがよく聞こえるので気になる場合は対策をしたらいいと思います。 狭い空間で風邪を引くとルームメイトにも気を使うので日本から風邪薬を持っていき、体調管理にも気を使うといいと思います。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 韓国のチェックカードを主に使用していました。ATMで日本の口座からお金を引き出し韓国の口座に入金して使用しました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) KUIS学生の割引を受け、KTのUSIMをウェブで購入しました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) 学内、寮どちらもインターネットが使用できます。カフェもIDとパスワードを入力したら自由にインターネットが使えます。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 病院に行くことはありませんでした。 (5) 日本から持っていくべきもの 薬、変換プラグ、少量の食料 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 危険を感じたことはありませんでしたが、日本大使館からくるメールやSNSで情報を入手していました。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 寮では冷凍食品やインスタント食品で済ませる事が多かったです。学食は朝が1000ウォン、キンパやラーメンなどの軽食は2000ウォン程度で昼食や夕食は3000ウォンー6500ウォンでした。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 主にSNSで情報を入手しました。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 日本に比べると無愛想な店員さんが多いと思います。混んでいても電車の優先席にはお年寄りか妊婦しか座ってはいけないので気をつけた方がいいと思います。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) しませんでした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 留学期間が1年でも半年でも、留学が始まるとあっという間に時間が過ぎていきます。KFLなどの外国人専用の授業ばかり受けていると現地学生と交流できる機会はあまりないので自分から授業外の活動に積極的に参加することで充実した留学生活を送れると思います。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 4,600,000 | 493,580円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 16,000 | 1,717円 |
交通費 | 443,000 | 47,534円 |
通信費 | 434,900 | 46,665円 |
食費・その他 | 7,330,000 | 786,509円 |
小計 | 12,823,900 | 1,376,005円 |
航空券 |
120,000
円
|
保険 |
150,000
円
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ビザ関連費用 |
0
円
|
その他 |
0
円
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合計 | 1,646,005 円 |
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