月次報告書 2024-07
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2024-06-01 ~ 2025-03-31
留学種別
交換
生活編
【7月報告書】熱!雨!スポーツ!

チェンマイ大学での留学生活も早いことにあっという間に2か月が過ぎてしまいました。やはり1か月という時間、ひいては10か月間の留学というものはあっという間に過ぎてしまうため、いかに毎日を充実させ、言語学習などのやるべきことをやれるかが大切だと改めて感じました。先月の報告書に書かせていただたいた滞在先などの大きく変化がないことは今月の報告書では省略させていただきます。 【言語面】 リスニング力の伸びをよく感じることができた1か月間でした。この伸びの背景には、語彙力が伸びてきていることがあるように感じられました。英語や日本語に比べ文法の複雑さがあまりないタイ語では、単語や表現を知っているかどうかが聞き取れるかどうかに直結していると感じました。そのため、タイに2か月間ほどおり、様々なシチュエーションでよく使われる表現や、特定のシチュエーションで使われる言葉を学び、覚えたためネイティブたちがそのシチュエーションごとに何を言っているのかが聞き取れるようになったのだと思います。一方で、スピーキング力の伸びは芳しくなくさらなる努力が必要不可欠だと強く感じました。リスニング力のように、言葉を知っているだけではその言葉を使いこなせる(=話せる)というレベルに達することができず、言いたいことをタイ語で表現することができず歯がゆい思いをすることもあったため、来月からはもっと積極的にタイ語を使って様々なことを表現し、たくさんミスをして日々多くの表現を学んでいきたいです。 【生活面】 7月の上旬から中旬にかけては時々雨が降ったり、曇り空が続いたりしておりそこまで不便に感じることはありませんでしたが、下旬からは雨が1日中降っている日が続き、通学の際や帰宅の際にかなり不便に感じました。日本の方が気温が高いことがある程、7月のチェンマイは気温がそこまで高くないため一度雨に濡れてしまうとかなり寒かったです。また、7月上旬のある日の深夜4時に急な腹痛と39度の熱に襲われました。タイに来て初めてしっかり何らかの病気にかかったので正直、怖かったです。加えて、ちょうど家の水を切らしていたため水分補給がほとんどできずかなりつらい思いをしました。幸い、1日中ベッドとトイレを行き来する生活をつづけたらかなり体調がよくなり、翌日の授業に出ることができました。保険に加入しているため、もちろん病院にかかることはできたものの病院に行こうとしたタイミングで熱が下がり、症状がましになったので今回は病院にお世話になることはありませんで した。次から何かしら病気やけがをしてしまった際はすぐに病院にかかろうと強く思いました。 今月はソフトボールサークルに参加したり、友達の先輩たちと一緒にバドミントンをしたり、ゴルフの練習場に連れて行ってもらったりして、スポーツを通して新たな友達出来た1か月でした。スポーツを通して体を動かすと気持ちのリセットになり、様々なことに対して高いモチベーションを保つことができると個人的には感じています。これからも勉強に疲れたらスポーツをしてリフレッシュしていきたいです。 雨でずぶぬれになったり、おそらく胃腸炎にかかったりとトラブルはあったものの、タイ人の友達と様々なスポーツをしたり、一緒に遊びに行ったりと楽しく毎日を過ごすことができているためあいかわらず順調な留学生活を送れていると思います。 【就活】 今月から就職活動の準備を始めました。大学の就活支援センターの方とzoom通話をして、どのような業界にすすみたいのか、どのような職種を希望するのかなどを話し合いました。これからのタイでの日ごろの生活の際に、将来、進みたい業界や業種などについて目を凝らしていきたいです。 【Humanitas】 チェンマイ大学人文学部には7月中旬ごろに毎年「Humanitas」と呼ばれる、学外の方向けのオープンキャンパスのようなものが開催されており、それぞれの学科がそれぞれの専攻言語を話す国々の文化・伝統を紹介していたまし。Humanitas当日以前から、1年生たちの準備に参加させてもらい一緒に短冊を作ったりしました。当日は日本から、持ってきた浴衣を着て参加したが暑すぎたため1時間弱で諦めてしまった。浴衣を存分に楽しむのは来年の2月に予定されているチェンマイ大学日本語学科主催の日本祭の時のお楽しみとしてとっておこうと思います;)

住居形態
学生寮
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
タイ バーツ
4.1527円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 8,000 33,222円
水道光熱費 614 2,550円
学費・教材費 0 0円
交通費 620 2,575円
通信費 180 747円
食費・その他 10,684 44,367円
合計 20,098 83,461円
授業編
Thai for business
タイのビジネス
講義(地域言語)
630分
7月上旬は、ホテル業界で使われる単語や表現などを学んだ。タイ語における日本語でいう尊敬表現が少し難しく、覚えるのに苦労した。下旬は、金融業界における単語や表現などを学習した。日本語で説明されても理解に苦しむ言葉などがあった。
Thai for Mass Communication
マスコミュニケーションのためのタイ語
講義(地域言語)
630分
初めて、単元末テストのようなものが行われた。今回の単元は「タイの新聞」についてだったため、単元の最後の授業にそれぞれ今まで学習してきた、タイ語の新聞や雑誌などで使われる言葉やテクニックなどを使って自国の祭りを紹介する新聞記事を書き、プレゼン形式で発表した。思ったよりもプレゼンがもたついてしまったので、次の単元では同じ失敗を繰り返すことがないようにしたい。
Thai society and culture
タイの社会と文化
講義(地域言語)
630分
「タイの大学生の文化」という単元に入った。日本の大学にはあまり見られない「ラップノーン」(学部の新入生を、学部全体の先輩たちが歓迎する会)などについて学んだ。どうしても日本の大学だと勉強することがなかなか難しいことのため現地で学ぶことができて、とても良い学びになっている。また、それに対して授業を受けている学生たちがそれぞれの意見を述べているため、今の世代がそれに対してどのように感じ、どのように感がているのかとうことが見て取れて非常に面白い。
Interpretation
通訳
講義(地域言語)
810分
ビジネスの場で用いられる表現や、金融業界で用いられる表現などを学び、それらを通訳する練習をした。相変わらず先生と生徒の距離が最も近い授業で内容は難しいものの非常に和気あいあいとした雰囲気でじゅぎょが進められているので学習していて楽しい。私個人のビジネスで用いられる日本語についての理解があまり深くなかったため、日本語ですらなんと表現したらいいのかわからず困ることもあった。
Modern World in Everyday Life
日常生活における現代社会
講義(英語)
810分
現代社会におけるファストファッション、消費主義社会などについて学んだ。消費主義の考え方が現代の社会にどのような変化や軋轢を生み出しているのかを学び、服を買うのが好きな私にとって考えさせられる内容だった。今月から生徒の活発な意見交換を進めるための様々な試みが導入され、より一層教授と生徒の双方向的な授業となった。