月次報告書 2024-08
プロフィール
学科
アジア言語学科
学年
3年
専攻
タイ語専攻
留学期間
2024-06-01 ~ 2025-03-31
留学種別
交換
生活編
波乱の8月

8月 【振り返り】  今月はチェンマイ大学に来て以来初めてとなる中間テストや、久しぶりのビザ延長手続きなどがあり、今までの留学生活の中で最も忙しい1か月でした。また、中間テスト前にある2週間のリーディングウィークを使ってチェンマイの外に出かけたこともあり、かなり濃い1か月だったと実感しています。 【中間テスト】  振り返りでも述べた通り、今月は、チェンマイ大学に来て初めての中間テストがありました。チェンマイ大学は中間テスト期間前にリーディングウィークという2週間すべての授業が休みになり、自習をしてテストの準備を進めるという期間があります。なんとこの期間中は大学の図書館が24時間営業になり、図書館に泊まり込んで自習する人もいます。もちろん、日本の大学で図書館が24時間開いているようになり、そこに泊まり込む人なんて見たこともなかったので衝撃を受けました。テストも無事に終えることができ、留学生活における一つの大きな波を超えることができ、ある程度の達成感を得ることができました。しかし、その反面、実力と準備不足が原因となって納得のいく結果を得ることができなかった科目もあり、悔しい思いもしました。10月の下旬に期末テストが控えているため、その時には同じ思いを絶対しないようにこれから日々の努力を怠ることなく留学生活を続けていきたいです。 【カンチャナブリ―にて】  リーディングウィークのおかげでまとまった休みが取れたので、ミャンマーとの国境にあるカンチャナブリ―県にミャンマーとタイの国境に数多くいる国籍がない子供に教育を提供する学校を国境付近で運営していらっしゃる方に会いに行きました。そこで見た光景、無国籍の子供たちの現状や、実際に少数民族の方と話し聞いたことなどは、日本で生活していたら絶対に経験することができないものであり、こういった経験をできることこそ留学の醍醐味の一つだと改めて実感しました。大学3年という年齢でこのような経験を短いながらも積むことができたことはこれからの人生にとって大きな財産となったのではないかなと思います。チェンマイからカンチャナブリ―に際に、人生で初めてロットトゥー(รถตู้)と呼ばれるバンのようなもの約6時間近く乗り、かなり刺激的な経験ができたため、是非来年以降にタイに来る留学生におすすめします!酔い止めの薬を忘れないようにしてください! 【ビザ延長申請】  タイに入国してから早くも90日が経過しそうになっていたため、8月の中旬に入国管理局にビザの延長手続きをしに行きました。入国管理局での手続き中にチェンマイ大学が用意した書類にミスが発覚し、また11月にビザの延長手続きをもう一度しなくてはいけない羽目になりました。(どちらにせよ90日レポートという書類を提出しなくてはいけないため入国管理局に赴くのですが、ビザ延長手続きをするとお金も時間もさらにかかってしまいます。)これからタイに留学し、ビザ延長手続きをする来年度以降の学生のために、ここから私の書類に見つかったミスや今までの延長手続きの経験に基づく、手続きの際の注意点を書いていきたいと思います。 ①すべての書類は青色のボールペンで記入してください。(私はすべて黒色のペンで記入していたため、すべて記入しなおしになりました) ②大学から用意された書類には「表面」にパスポートと同じサインを記入してください。(大学から書類を受け取った際、書類の「裏面」に記入してください。といわれたのですが、入国管理局の方に全て「表面」に記入しなおしてくれ。と注意されました。この1日で信じられない量のサインをする羽目となり、利き手が使い物にならなくなりました。) ③チェンマイ大学が作成した書類に記載されている私の滞在期間がほかの学生のものと混同していました。書類を受け取る際は記入にされている情報に間違いがないかチェックを欠かさないでください。 ④1か月前には学部の担当者の方にビザの延長手続きをしに行く日を伝えてください。基本的に書類が上がってくるスピードは信じられないほど遅いです。手続き当日ぎりぎりになって完成した旨の連絡がくることもしばしばあります。学部の事務所と学生の間で勘違いが生じないように綿密な連絡を欠かさないでください。 ⑤入国管理局には8時ごろには到着しているようにしてください。ビザの延長手続きは8時半にカウンターが開きます。しかし、8時ごろから整理券が配布されているので、早めに受け取るようにしてください。この整理券の番号が遅れれば遅れるほど、手続きが終わるのが遅くなってしまいます。 ⑥入国管理局に行く際はタイ人の友達にお願いして連れて行ってもらえたら最高です。留学生一人で行くと、何か問題が発生した際に助けてくれる人がおらずかなり混乱してしまうと思います。私も、書類のミスが発覚した際に同行してくれたタイ人の友人が、今何が起きていて、大学の事務所に何を確認すべきなのかということを説明してくれとても助かりました。

住居形態
アパート
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
タイ バーツ
4.2025円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 8,000 33,620円
水道光熱費 600 2,522円
学費・教材費 0 0円
交通費 1,378 5,791円
通信費 300 1,261円
食費・その他 4,500 18,911円
合計 14,778 62,105円
授業編
Thai for business
タイのビジネス
講義(地域言語)
450分
中間テストの形式はテイクホーム式だったため、事前に計画を立て、計画通りに進められたため、この科目はかなりリラックスしてテストを受けることができました。テスト内容は中間テスト前に学習した内容が殆どでした。
Thai for Mass Communication
マスコミュニケーションのためのタイ語
講義(地域言語)
450分
今月はペアを組んで、コンセプトやスクリプトを自分達で作成しタイ語でポッドキャストを収録する課題がありました。今回の課題はかなり楽しみながら作成することができました。 この科目は単元の終わりごとに大きな課題があるため中間テストはありませんでした。
Modern World in Everyday Life
日常生活における現代社会
講義(英語)
450分
消費社会やそれに伴うミニマリズムについて引き続き学びました。テスト明けの最初の授業にはデンマーク人で東南アジアの少数民族について研究している方がゲストスピーカーとして登壇し講義をしてくれました。テストは思っていたよりも難しかったのですが、かなりいい点数を取ることができたので満足しています。
Interpretation
通訳
講義(地域言語)
450分
今月は朝礼におけるタイ語、日本語通訳を学んだのですがやはりかなり難しく母国語の日本語でもどう言い換えて説明したらいいのか分かりづらく、かなり苦労しました。また、テストは準備不足+タイ語の表現力不足によりあまりいい結果を出すことができませんでした。期末は今回の公開を繰り返さないようにより一層努力を重ねたいです。