月次報告書 2024-06
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2024-02-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
生活編
6月

『滞在先』 四ヶ月も住んでいると、一緒に住んでる住人の人とは仲良くなり、一緒に学食に食べに行くようになったり、共同のキッチンで話をしたり、相談に乗ってもらったりと自分でもここでの生活に慣れてきている実感がある。僕が住んでいるところは、repúblicaといって寮のようであるけど、学生だけではなく、働いている人も住むことができ、学生以外との交流もすることができる。だから、大学以外でも交友関係を築きたい人には良い環境だと思う。 『食事』 相変わらず、学食で食べられる日は学食で食べている。しかし、今月は体調を大幅に崩し、2週間ほど外出も、大学にも通うことができない時があり、その時はifoodというフードデリバリーサービスを利用した。アプリで注文し、日本でいうUbarEatsのようなものでとても便利ではるのだが、当然料金は高く、多くのお金をここで使ってしまった。すごく便利なので、必要な時は使うべきだが、必要以上に使うとお金がすぐなくなるので気をつけてほしい。 『課外活動』 留学生の会という、社会人の方との交流を通うじて学生が就職や将来について考えることを目的とし、2015年11月に第一回を開催され、それ以降半年ごとに留学生の会は継続して開催されて、去年12月にパンデミック後、約4年ぶりの開催となった会に参加することができた。最初にパネルディスカションがあり、商社の方や、通訳として働いている方、また日経新聞の記者の方などがそれぞれの経験や視点から話されていて、とても有意義な時間であった。また午後の部では、シュハスコを食べながら、さらにたくさんの話をすることができ、またブラジルや海外で働く具体的なイメージを持つことができた。とても貴重な経験をすることができたと思う。ぜひ来年サンパウロに留学する人たちにも参加することをお勧めしたい。 『週末』 6月といえば、festa junina でいくつか行くことができた。神田外語大学でもあったが、本場のものは規模や熱量といったものが違く、また驚いたことは子供から大人までみんながこのお祭りのことを好きなことで、普段お祭りには行かない友達たちもfesta junina は行いっていて、ブラジル人にとって特別なものであることを知った。またこの時しか、食べれない食べ物や飲み物もあるので、行く価値は十分にあると思う。 『大学』 今月の前半は風邪の影響と精神的な疲れがどっと出た。久しぶりに39℃の熱を出し、大学に行けない日が続いた。また学期末が近づいていることもあり、テストや課題をやらなければならないのに、できないことが大きなストレスとなった。このような時にすぐに相談できる相手を作っておくことの重要性を感じた。

住居形態
その他 república
月額費用
ブラジル レアール
26.041円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 950 24,739円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 100 2,604円
交通費 45 1,172円
通信費 40 1,042円
食費・その他 1,804 46,978円
合計 2,939 76,535円
授業編
Aspectos da Cultura Brasileira Ⅰ
ブラジル文化の側面Ⅰ
講義(地域言語)
480分
ブラジルをテーマにさまざまな教員がそれぞれの分野に基づいたブラジルの見方を提示してくれる。この授業は留学生に対して開講されている授業であり、初回は大学の周りの地域的特徴から、パンデミックの時にどのようにしてコロナが広まっていったのか、その影響などを扱った。各回ごとに授業を担当する教員が異なるため、非常に面白い。 最終課題は、自分が最も興味を持ったテーマの授業を選び、その先生が指定したものをする。僕は、サンパウロと自分の出身地との地理的な比較をした。
Topics in Anthropological Theory: Introduction to digital anthropology
人類学理論のトピックス:デジタル人類学入門
講義(地域言語)
960分
デジタルの発達、モデルニズモで人々の生活がどのように変化したか、また時間的距離の縮小の弊害などを学習した。授業の形式は先生がスクリーンを使いながら、事前に出されてた読み物の内容の具体的な例、例えは映画などを通して、その回の題材への理解を深めるものである。基本的にテキストを授業前までに読んでおき、授業では質問などを通してより理解していくことを目的としている。クラスでは学生は積極的に発言しており、授業への参加度は高い。 最終課題として、4ページから5ページのレポートを提出した。レポートの内容はこれまで受けてきた授業の内容特に、読んできたテキストについて書くことだった。
Cultura JaponesaⅠ
日本文化Ⅰ
講義(地域言語)
480分
主に前期では、平安時代までを学び、その続きを後期の授業で学習するカリキュラムとなっている。最終課題は、グループで行い、教室で4つの問いをそれぞれ1ページづつ答案を作り、提出するというものだった。ブラジル人の友達とペアを作ることができ、その人の手伝いもありなんとか時間内に終わらせることができた。
Português para estrangeiros - Nível B1
外国人のためのポルトガル語 B1レベル
語学(地域言語)
120分
留学生向けのポルトガル語の授業であり、上級者向けの授業となっている。参加している学生はスペイン人などをはじめとするヨーロッパ系の学生が多い。クラス全体の人数は20人ほどで、教員との距離感が近いがこの授業の良いところである。授業では、発音の細かいところか、日常で使える表現、ブラジルの文化や芸術作品など幅広い分野を扱う。授業内容や先生の話は理解することはそこまで難しくいが、他の学生のように発言したり、流暢に話すことはまだ難しい。