今月は、大学が冬休みになり、約1ヶ月間の自由な時間ができた。7、8月の休みといったら夏休みの感覚があるので、1ヶ月しか休みがないのかという感想がつい出てしまった。しかし、大学は長期休暇の間も学食や図書館は開いているので生活の基本は変わることはなく、学食に行き、図書館で勉強や時間を潰したりして、夜に学食を食べる生活をしていた。変わったことは、朝早く起きて、朝食も学食で食べられるようになったことだ。そうすることで、朝の時間を有意義に使うことができるようになった。また、違う州に行くような旅行はしなかったが、サンパウロ市内の中を友達と観光することができた。サッカーの試合を見たり、博物館に行ったりして、とても楽しい時間を過ごすことができた。 また大きな変化がない日々は、自分についても考える良い機会となった。今までは慣れない環境や、やらなければならないことに追われていたが、そういったものがないと今まで無視してきた色々なことに気がつくようになり、後期をしっかりと過ごすための準備をすることができたよう感じる。またこの期間を使って、保険会社の相談窓口を使い、相談もすることもでき、自分の問題とも向き合うことができたように思う。 留学に行く前は言語力が違う国に行くのに一番必要なことだと思っていたが、それは必要な要素の一つにでしかなく、それがあっても十分ではないことに気づいた。自分を管理する能力、ストレスへの耐性、考えの柔軟性とそれでいて自分の考えを持っていることなど、人として試される場であると感じた。こういったことの大切さに早くに気づけただけでも、留学をした価値は十分にあったように感じる。もちろん、当初からの願いでもある、ポルトガル語の能力を向上させることにも引き続き全力を尽くしていくことには変わりはない。当たり前のことですでに知っている人が大半だと思うが、生活するにあたって基本的なことがしっかりできているかなど、留学したいと考えている人はもう一度自身のそういった言語以外のことにも目を向けた方が良いと思う。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 950 | 24,739円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 99 | 2,578円 |
交通費 | 90 | 2,344円 |
通信費 | 70 | 1,823円 |
食費・その他 | 2,011 | 52,368円 |
合計 | 3,220 | 83,852円 |