月次報告書 2024-08
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2024-02-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
生活編
新しい学期

季節的には冬になるが、日本の感覚で言うと春や秋ぐらいの気候で比較的過ごしやすい。服装も長袖一枚に長ズボンを履けば、寒さを感じることなく過ごすことができる。それに、日中は長袖では暑い日の方が多く、日中と朝夜の寒暖差があるのでそこには注意が必要である。 サンパウロ大学は8月5日から正式に後期の授業が開始した。前期のように最初の1週間は授業がないなんてことはなく、しっかり授業が初日からあったことには安堵した。また履修方法は、前期と変わらず、2週間のお試し期間があり、その間に自分が気になった授業を見て回ることができる。同じタイトルの授業でも、先生により課題や授業内容が違うので、そこを比較することができる期間があることは非常にありがたい。また前期の教訓から、履修登録は本当に早い者勝ちなため、履修登録日は登録開始時間丁度にサイトにアクセスできるように準備しておいた。その甲斐もあって、前期のように取りたい授業を逃すことなく、取ることができた。また前期と変わったことは2つある。一つ目は日本人留学生が9人になったことだ。前期は4人しかいなかったのでこれは、とても心強く嬉しいことだった。海外留学に言語習得、上達を目的にいく人たちは必ず悩む問題は、現地で日本人とどの程度交流を持って、関わって行くかだろう。僕が留学していて思ったことは、100%日本人から離れて、現地の人たちとだけ関わって行くことはかなり難しいということだ。それに日本人の友達を作った方が在留資格の申請や銀行の口座開設、履修登録などお互い同じ状況で情報を交換し合いながらやることができる。多くの場合、ブラジル人はこのような、留学生だけがやらなければならない細かいことにそれほど詳しくない。だから、聞いてもわからないことが多く、毎回国際戦略部のようなところに聞きに行かなくてはならない。そういった面では、すでに知っている日本人から聞くのはかなり効率的だ。それに、やはり異国の地で半年、1年間生活するとどうしても、メンタルが落ち込んだり悩んだりすることがある。そんな時に、自分の母語で自分が思っていること感じていることを相談できる相手がいることはともて大きい。特にブラジルでは文化からくる、そもそもの感性の違いなどは話し合って、理解さえすれど、納得することは難しいことはある。それはブラジル人たちも同じで、日本人の理解できない部分は多いらしい。だから、自分の目標とするところへは努力をしつつ、それと同時に自分自身の状態を見ながら、人間関係を構築していくのが大切だと思う。 二つ目は、授業外で、USPのCEPEという運動施設で開講されている、バレーと瞑想のコースを始めた。これは週に2回、CEPEの指定された場所に行き、先生から指導してもらえるものだ。期間は半年で、コースに申し込む時に50レアル(1300円ぐらい)支払う必要がある。これは、前期の時に精神的に不調に陥ったので、それを改善するために運動とそれと新たな人間関係ができるかもしれないと思い始めた。バレーでは同じ受講者の人とコミュニケーションを取る機会が多く、また初心者の人も多いため、授業のレベルもそこまで高くなく、楽しんで参加できる。瞑想も瞑想の仕方など教わったことがなかったので興味深く、おもしろい。

住居形態
その他 República
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
26.2626円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 950 24,949円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 100 2,626円
交通費 115 3,020円
通信費 40 1,051円
食費・その他 1,500 39,394円
合計 2,705 71,040円
授業編
Aspects of Brazilian Culture II
ブラジル文化の側面Ⅱ
講義(地域言語)
240分
Torcidas de futebol: um olhar sobre o Brasilといって、ブラジルのジェンダー格差や現状などをサッカーをスタジアムで観戦する女性サポータたちに焦点を当てて説明する内容の授業であった。ブラジルでは国技といってもいいほど人気なサッカーというスポーツにおける、女性の立場が、日本の相撲や野球のような男性が優遇、女性が制限を受ける構図が似ていると感じた。
Brazil and the international relationships
ブラジルと国際関係
講義(地域言語)
480分
授業が開講されている学部棟が国際学部でいつも授業を受けている文学ではないので、授業を受けている生徒の雰囲気なども違っていた。 今回は、事前にPDFで渡される資料を読み込み、その内容を授業の初めにグループで話し合うというもので、資料の多さやそれをポルトガル語でアウトプットするのがとても大変であった。内容は、ポルトガルの王族がブラジルに移住してきた時のものだった。