11月は、10月から続いていた精神的な不調が深刻化し、生活のリズムが大きく崩れてしまった月となった。日中も気力がわかず、外出も最小限にとどまり、大学の授業にもほとんど参加することができなかった。その結果として、履修していた科目の多くで単位取得が困難な状況となってしまった。 このような状態になった要因は、前月の報告にも書いたように、長期にわたる異国での生活による蓄積した疲労と、最も信頼していたブラジル人の友人が日本へ行ってしまった喪失感によるものだった。特に、言語や文化の違いに適応しようと無理を重ねていたことが、気づかないうちに自分自身を追い詰めていたのだと、今では思う。 それでも、11月の終わり頃には、少しずつ心の中に変化が生まれはじめた。外の空気を吸おうと少し散歩をしたり、自炊をしてみたりと、ささやかではあるが「回復に向けた行動」を意識して取るようになった。友人の励ましや、大学のカウンセリングサービスの存在も大きな支えとなった。 11月は厳しい時間だったが、同時に「無理をしすぎないこと」「心と体の声に耳を傾けること」の大切さを改めて学んだ月でもあった。
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 950 | 23,297円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 100 | 2,452円 |
通信費 | 50 | 1,226円 |
食費・その他 | 2,000 | 49,046円 |
合計 | 3,100 | 76,021円 |