月次報告書 2024-11
プロフィール
学科
イベロアメリカ言語学科
学年
4年
専攻
ブラジル・ポルトガル語専攻
留学期間
2024-02-01 ~ 2024-12-31
留学種別
交換
生活編
11月ー精神不調と回復の兆しー

11月は、10月から続いていた精神的な不調が深刻化し、生活のリズムが大きく崩れてしまった月となった。日中も気力がわかず、外出も最小限にとどまり、大学の授業にもほとんど参加することができなかった。その結果として、履修していた科目の多くで単位取得が困難な状況となってしまった。 このような状態になった要因は、前月の報告にも書いたように、長期にわたる異国での生活による蓄積した疲労と、最も信頼していたブラジル人の友人が日本へ行ってしまった喪失感によるものだった。特に、言語や文化の違いに適応しようと無理を重ねていたことが、気づかないうちに自分自身を追い詰めていたのだと、今では思う。 それでも、11月の終わり頃には、少しずつ心の中に変化が生まれはじめた。外の空気を吸おうと少し散歩をしたり、自炊をしてみたりと、ささやかではあるが「回復に向けた行動」を意識して取るようになった。友人の励ましや、大学のカウンセリングサービスの存在も大きな支えとなった。 11月は厳しい時間だったが、同時に「無理をしすぎないこと」「心と体の声に耳を傾けること」の大切さを改めて学んだ月でもあった。

住居形態
その他 república
無線LAN(Wi-Fi)
月額費用
ブラジル レアール
24.523円
内訳 費用(現地通貨) 日本円換算
家賃 950 23,297円
水道光熱費 0 0円
学費・教材費 0 0円
交通費 100 2,452円
通信費 50 1,226円
食費・その他 2,000 49,046円
合計 3,100 76,021円
授業編
Aspects of Brazilian Culture II
ブラジル文化の側面Ⅱ
講義(地域言語)
240分
今回の授業では、ブラジル(特にサンパウロ)に移住してきたアルメニア人コミュニティが、自分たちの文化をどのように表現しながら社会の中で存在感を示してきたかを学びました。アルメニア人は20世紀初頭、特にオスマン帝国によるアルメニア人虐殺(1915年)などを背景に、多くが国外へ逃れ、その一部がブラジルにも移住してきました。移住してきた年代が日本人がブラジルに移住してきた年代と近かったこともあり、親しみを感じた。
Brazil and the international relationships
ブラジルと国際関係
講義(地域言語)
240分
今回の授業では、ブラジルが民主主義を回復した時代(1985年以降)の外交政策の特徴について学びました。1985年から軍事政権から民主政権へ移行し、ブラジルは長い軍政(1964〜1985)を終え、民選大統領のもとで新たな外交方針をとるようになるなど、民主化後のブラジルが、より多様な国々と協力し、より自主的で開かれた外交を進めてきたということを知ることができた。