最初は長いと思っていた留学生活も、早くも折り返し。 今月は1日から早速、学校主催の2泊3日の花蓮旅行に参加してきました。外国人学生向けのツアーだったので、四方八方から様々な言語が聞こえてきました。 初日は大学から宜蘭県を経由して、まずは北部の山地に広がる「太魯閣國家公園」、それから丸い小石で覆われた海岸が特徴的な「七星潭」に向かいました。山の雄大な自然に囲まれるのもいいですが、海で聞く波の音もこれまた癒されます。夜は日本人と韓国人の学生と一緒に、ホテル近くにある「東大門國際觀光夜市」を巡りました。 2日目は県南部の「秀姑巒溪」という川でカヌーアクティビティを行いました。途中、流れの早い箇所や落差が少し大きい箇所があり、通過するときはスリルを感じました。 そして3日目、ここで悲劇は起きた…… 私たちがホテルを出発する準備をしていた最中の、4月3日午前7時58分…花蓮県近海を震源とするマグニチュード7.2、最大震度6強の大規模な地震が発生。滞在ホテルのある花蓮市内でも震度6弱の揺れを観測しました。3.11も経験した私ですが、体感的にも実際の震度でもあの時を上回る勢いでした…。 当然その後の予定は全中止。大学へ戻ることになったのですが、近いルートが地震の影響で通行止めになったため、なんと西海岸を経由しての「ほぼ台湾一周ルート」を使うことになってしまいました。しかしそのおかげで、普通のルートで帰っていたら見れなかったであろう景色を見ることができたので、地理好きの私にとっては不幸中の幸いな体験でした。 翌日からは親が来台。気を取り直してまた2泊3日の旅行に行きました。ここでは親と一緒に台北市内を観光したり、平溪・九份を巡ったりもしました。28日には基隆にも行き、いろいろと素敵な景色を堪能しました。 そして私の誕生日も4月。当日は日本人学生と一緒にケーキを食べたり、同室の方たちからたくさんプレゼントをいただきました。今もまだ余震が続き、何かとネガティブな出来事が多かった4月の台湾ですが、この中にも小さな幸せがあったことも忘れてはいけませんね。 それともう一つ。いつか花蓮が再び観光できるまで復興したら、必ずもう一度行くとここに誓おう。 東大門夜市また行くぞ!!!
内訳 | 費用(現地通貨) | 日本円換算 |
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家賃 | 0 | 0円 |
水道光熱費 | 0 | 0円 |
学費・教材費 | 0 | 0円 |
交通費 | 975 | 4,727円 |
通信費 | 0 | 0円 |
食費・その他 | 10,426 | 50,544円 |
合計 | 11,401 | 55,271円 |